東野さやかのレビュー一覧

  • デスチェアの殺人 下

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    シリーズ6作目も変わらず、読者の期待を裏切らない考え抜かれた構成と、息切れするほどの「そうきたか!」の連続をたっぷりと楽しんだ。

    今作は「宗教」と「家族」がテーマにあり、例に漏れずなかなか救いようのない顛末だったけれど、それ以上に物語の根幹に関わるショッキングな出来事があり茫然自失に。ここまで一気読みしてきたシリーズ愛好者としては、どうしても悲しみから抜け出せない。「この状態をなんとかしてみせる」というポーの言葉を信じて、次回作を待つ……。

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    2026年06月14日
  • ボタニストの殺人 下

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    読んだ後にスッキリした気持ちになれる本でした。
    個人的には恋愛描写はサスペンスミステリにはいらないかなぁとも思いましたが、まぁこれについては人それぞれ好みが分かれる部分だと思います。

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    2026年06月13日
  • キュレーターの殺人

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    ネタバレ

    面白さで言えば間違いなく星5だけど、ポーがキュレーターの正体を確信するに至った要因が逮捕前に明かされなかったのはミステリーとしてどうかと思ってしまった。
    ギリハッピーエンドかと思ったらバッド寄りのビターエンドだったところはすごく印象的で嫌いじゃないです

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    2026年06月13日
  • ブラックサマーの殺人

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    “ブラックサマー”
    特別なトリュフの存在が、人々を狂わせる。
    特別であり価値が高いものに手が届くとなれば、誰もが“サイコパス”となる可能性がある。
    本当に狂った人に他人の感情は無効だ。

    その捜査をするのは物語の二人。
    対象的な二人を組み合わせてバディとするのは基本だが、気難しいポーにとってティリー・ブラッドショーの存在は本当に“救い”だ。

    サイコパスの物語ではあるが、随所にイギリス湖水地方の風景が描写されて、主人公ポーの心情と相まって見事に脳内で映像化される。

    ちょっと途中モタモタしても、最後はスッパリ

    面白かった。

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    2026年06月12日
  • グレイラットの殺人

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    段々と、事件の内容が複雑になってくるから、迷子になってしまうけど、やめられない面白さがある。
    シリーズが続くにつれ、ポーの生い立ちなとが、明らかになってくるし、続けて読みたいとは思う。
    フリンの復帰やその後も気になる。

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    2026年06月09日
  • デスチェアの殺人 上

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    ポーがトラウマ療法士に事件について語るスタイルで、シリーズ6作目にして新しいスタイルでストーリーが展開されていく。
    ちょっと分かりにくい?と思ったのは本当に最初だけで、今現在の事件を語ってる場面と、実際にポーが体験した過去の事件の部分の区別は分かりやすく、その語りの部分が事件の概要の説明に大きく貢献してる感じで状況がとてもわかりやすかった。
    一気に読めました、下巻にも期待です。

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    2026年06月07日
  • デスチェアの殺人 上

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    今作の事件によりPTSDを患ってしまったポー。トラウマ療法士とのカウンセリングを通して事件を回顧するという、また新しい切り口で物語が始まる。

    キリスト教の信仰、カルト教団の目的、被害者に刻まれたタトゥー、そして新メンバーのライナスの存在など、複数の謎や陰謀が絡み合い読者の頭をも悩ませる。事件の真相はどこにあるのか。

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    2026年05月31日
  • ボタニストの殺人 下

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    ワシントン・ポーシリーズの見どころは、クライマックスで終わらない。後日談をおまけにせず、きちんと物語のなかに収めてくるところがとても良い。今回も例に漏れず、鮮やかで完璧な着地に作者のセンスを感じた。

    ドイルの容疑を晴らそうと、ポー、ティリー、リー捜査官の三人で事件の再現をするシーンは、ミステリー色が濃くなり特に好きだった。するすると謎が解けていくさまは清々しく、本のなかとそとが曖昧になるほど夢中になった。

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    2026年05月29日
  • グレイラットの殺人

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    面白かったんですが、馴染みのない言葉もたくさん出てきたので、ちょっとわかりにくい部分もありました。事件のインパクトはちょっと薄めかなという印象でした。

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    2026年05月29日
  • キュレーターの殺人

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    シリーズ3作目
    3作目なんですけど本作が今のところベスト
    シリーズ屈指の重めの事件なんですが
    ページ数も600と多いですが
    続きが気になる各章の構造で続きが気になり
    読み進めてしまう
    ポーとブラッドショーのバディもだんだん阿吽の呼吸の息になっておりシリーズ読んでいく身としては
    成長を見守っているようで良い
    中でもストーリーはかなりキツめ
    中でもラストの後味の余韻は噛み締めるのに結構時間がかかりました。
    続きも気になる終わり方で
    次作「グレイラッドの殺人」も購入済みなので
    ゆっくり読み進めていきたいな思います!

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    2026年05月26日
  • デスチェアの殺人 下

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    怒涛の後編。
    事実が明らかになるにつれ、次から次に犯人候補が浮かび上がる。
    カルトめいた宗教の活動が事件の根幹にあることはわかり、このデスチェアの由来も明らかになってくる…
    今回はテリーの出番は少なめ、かつ、最後は意外な展開になり、次作でのポーとテリーのコンビがどうなるのか…
    と、終始楽しく読めました。
    このシリーズは回を重ねるごとに段々と面白くなってます。

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    2026年05月23日
  • デスチェアの殺人 下

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     読む前は難しいかなぁっと思っていたのですが、意外とスラスラ読めました。ストーリーの最後の方は、どんでん返しとはいかなくても意外な結末で締めました。ただ内容は思っていた以上にグロかった印象を受けました。そのうえで面白かった作品でした。
     慈悲の椅子=デステェアねぇ、なるほど、と印象に残りました。

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    2026年05月20日
  • デスチェアの殺人 上

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    ネタバレ

     海外文学のミステリーで難しいかなと心配していましたが、意外にスラスラと読めました。文字のぎっしり詰まっているわけではなかったので読みやすかったです。
     ザックリとした内容は、教団の主教がイエス・キリストが罰を受ける手法と同じ手法で殺される。それでポーたちが犯人を追っていくという話でしたが、続きが気になるストーリーでした。このまま下巻に進みたいと思います。

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    2026年05月19日
  • キュレーターの殺人

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    フーダニットだったので、前作よりも私の好みのストーリーでした。登場人物が多く、誰だっけ?となりやすいので、名前をメモしながら読みました。真犯人はちょっとわかりやすかったですが、途中のスリリングな展開が面白かったです。

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    2026年05月10日
  • デスチェアの殺人 下

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    感想は上下巻あわせてのものです。

    ワシントン・ポーシリーズの最新作。
    なかなかシリーズものの感想って難しい。これまでのシリーズでのキャラクターありきになってしまうので。そんな感じでこれまでを気に入った方ならそのまま楽しめると思う。

    上巻から病んだポーがカウンセリングをうけているのに「一体なにが?!」とハラハラしてましたが・・・いやまあ途中でなんとなく察せられましたけども。でもその辺あんまり本気で推理するようなシリーズでもないか。全体的に先が読めるけどそれでも面白いシリーズだと思ってます。
    そして最後にはちょっと、というかかなり寂しくなる展開が。でもこれが次回作につながってるんだろうな、と逆

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    2026年05月07日
  • ボタニストの殺人 下

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    日本も舞台になるということで期待大で読んだけれど、やはり面白かった。解決したと見せかけてまだ終わってないとは。

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    2026年05月05日
  • グレイラットの殺人

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    もはや私には何が起きているのかはわかりません!(笑)どこまでも謎に振り回されていく読者です。
    007も詳しくないから誰が誰だかわからないのも残念だった。
    やっぱりポーとティリーのコンビが好きだ!

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    2026年05月05日
  • デスチェアの殺人 下

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    ワシントン・ポーシリーズ6作目 下巻
    上巻に続き不穏な空気。事件の核心から終盤はシリーズお決まりの二転三転四転からの怒涛の展開で息付く暇なし。

    カルト教団の関係者の身体に刻まれた暗号に秘められた意味、講座をカモフラージュした儀式の全容。
    本当にこれまでのシリーズ内で一番凄惨で、残虐で、暗く、救いがなく。読んでいて苦しかった。正直あの真相はトラウマ級だと思う…。

    ポーはフリンはティリーは、チームはこの先どうなるのか?次作が気になって仕方ない結末。翻訳刊行が待ち遠しい。

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    2026年05月01日
  • グレイラットの殺人

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    まもなくカンブリアで行われる首脳会議の関係者が殺害された。テロを警戒したイギリスの保安局・MI5に協力を要請されたポーだったが、被害者の過去を洗ううちに、未だかつてない規模の事件に足を踏み入れていく──。

    真意の読めないMI5の介入により、中盤までは核心に近づけないもどかしい時間が続いたが、気づけば犯人への道筋が出来上がっているのだから圧巻の一言。読後にもう一度最初から読みたくなるような構成はとても好みだったものの、MI5、政府、軍隊などイギリスの国内事情に詳しくないとわからない専門用語が多く、読むのにかなり時間を要してしまった。このシリーズを母国語で読める方はいいなあ、といつも羨ましく思う

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    2026年04月30日
  • ブラックサマーの殺人

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    ネタバレ

    ハウダニットの作品。犯人は最初からわかっています。個人的にはフーダニットのミステリーのほうが好きですが、ハラハラドキドキする展開で、テンポも良く楽しく読めました。
    途中、犯人の狡猾さにイライラすることもありますが、読後はスッキリします。

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    2026年04月28日