東野さやかのレビュー一覧
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ネタバレ巻を追うごとにポーとティリーの絆が強くなっている‥!!
ティリーはコミュニケーション能力もアップしてきて、悪口を言われても傷つくのではなくティリー節で言い返すなんて!
「ポーも分からないから」なんて絶妙な?フォローも軽妙♪警察内にも、もっとティリーファンが増えるんじゃないかな?
今回、犯人の動機がイマイチ理解出来なかった。というか、苦しい(こじつけが)
そんな事で?自分は山諦めたのに、妹は妊娠出来て妬んだって事でしょ?
うーん。むしろ、フリンから聞いて検査せずに登頂してしたら、死んでいた可能性もあるんだから、登頂する前に教えてくれてありがとうって、自分なら思うけど。
姉と確執があったのに教えにきてくれたんだよね?
次巻からの、フリンどうなるのか気になる。暫く育休か?
1>>>3>2かな。好きな順は。
圧倒的に動機の説得力が強い。イモレーション・マンは。あそこまでの事をされたら、火あぶりにして殺すかも。火あぶりにも意味があったし。
強い(分かりやすいぐらいの)動機と最後まで犯人が分からないパターンでまた読みたいな。 -
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ワシントン・ポーのシリーズ、第5作、後半。
ボタニストを名乗る連続殺人犯は、脅迫状を送って予告し、警察の厳戒体制をかいくぐって、犯行を重ねる。
なぜ、そんなことが出来るのか…?
狙われる相手が、相当な嫌われ者ばかりで、その辺の展開もすごいセンス!
皮肉とユーモア含み、読み応えあります。
そして、ボタニストの、ボタニストたる理由も。
送られてきた植物の意味とは。
国家犯罪対策庁の重大犯罪分析課の巡査部長、ワシントン・ポーは、頑固で喧嘩早い武骨な中年男。カンブリアの荒涼とした土地の古い家を手入れしながら、愛犬と暮らす。捜査にかけては粘り強く、勘がいい。
警部のステファニー・フリンは、かってポーの部下だったが、ポーがやらかして休職中に上司に。出産で休んでいたのが復帰したところ。ポーの扱いに長けている。
他のメンバーに比べたら常識的だけど、柔軟さはかなりありますね。
若き分析官のティリー・ブラッドショーは、天才だが大学の研究室で育ったため世間知らずで、空気が読めない。いじめに遭っていることにも気づかない程だった。
そういうことを放っておかないポーを信頼するようになり、その無邪気さにポーも抵抗できず、互いの能力に敬意を抱きつつ、強い絆が生まれてゆく。
妖艶な美女にして超優秀な病理学者のエステル・ドイルも、このチームの仕事を最優先してくれる大事な仲間。
ポーは、生い立ちから人間不信の面があるけれど、正義漢で、新しいことに疎い中年男にしては、偏見が少ない。
そのあたりが女性達に信頼されるポイントでしょうね~!
なのに、恋人は全然出来ないのか?何歳なんだ…とチラッと思ってたけど(笑)
ティリーとの家族のようなバディは、恋愛にはならなそうだから、見過ごしてました。そう言えば、ティリーはエステルのことに言及してたこと、あったのにねえ(笑)
ティリーと知り合ってからの年月、ポーがだんだん心を解されてきたのも、ここで恋愛になるタイミングだったのでしょう。
仲間達との掛け合いはユーモアに溢れ、こっちも吹いてしまうぐらい。
事件解決に向かう盛り上がりも申し分無し☆ -
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ワシントン・ポー・シリーズ、第5作。前半。
「ボタニスト」を名乗る連続殺人犯との戦いと、同僚ドイルの冤罪に挑む!
辛口の名物ジャーナリストの元に、詩と押し花の入った脅迫状が届き、毒殺される。
しかも、上院議員にも同じような脅迫状が…!
捜査陣が緊迫する中、病理学者のエステル・ドイルが逮捕されたという報が入る。
遠く離れた郷里で、父親を殺害したという容疑で。しかも、ポーを呼んでいる。
屋敷の周りには雪が降り積もり、足跡はエステルの物しかなく、手には発射の痕跡があるという、圧倒的に不利な状況…
一体、これは?
重大事件の現場から長く離れているわけにはいかず、苦心の掛け持ちをやってのけることになるポー。
妖艶な美女で恐ろしく有能なエステル、ポーを意識してからかっている様子はあったけど。
それだけではなかった? 予想してなかったわ~(笑)
もちろん、ティリーも駆けつけますよね!
この絶対大丈夫な信頼関係が最高~
洋服の趣味が独特なエステルの着替えを、常識に欠けるティリーが何とか選ぶあたりも、めちゃ面白い(笑)
いやもう、ワクワク感が止まりません。
フリン警部も復帰しているしね。
最強チームの活躍が下巻に続く☆ -
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ネタバレエンターテインメントのすべてが詰まったような、シリーズ第7作
序盤に衝撃の匂わせがあり、やや動揺しつつも、今回はこうきたか、受けてやろうじゃん、という気概を持って読み進む
著者の巧妙な手法を過去作の経験で理解しつつも、まんまと術中にハマっていく…その感覚がなんとも心地よい
英国全土を揺るがす謎の連続狙撃犯、打つ手も対策もなし
そして登場するワシントン・ポーとティリー・ブラッドショー、フリン、ドイル、メイザーズ、ロック…アベンジャーズみたいなメンツに子供のようにワクワクしてしまう
あぁ、それとエドガーとバーティおじさんも…
シリアスな事件と対比するようにポーチームの掛け合いパートが諸所に挟まれ、緊張感の中にもほっこりさせてくれる
が、話が進むにつれて、謎のスナイパーのクソヤバさが浮き彫りになり、ポーチームは衝撃の展開に突き落とされる
呆然と読み進める中、前作のこれまたクソヤバい人物が登場し、物語は急転直下に加速していく
チェスゲームのような攻防、頼れる相棒タウラー、ワシントン・ポーの苦悩、彼を信頼しサポートするチームの奮闘
圧巻のクライマックスネタバラシ
またしても著者の掌の上だった…
そして、またしてもそれを期待している自分がいた
ラスト、結婚式をドタキャンしようとするヘタレなワシントン・ポーにかますティリー、そしてエステル・ドイルの手紙がクッソ可愛かった
彼らの活躍をずっと見守っていきたい、そんな感想を抱かせる至福な読書時間
あと、エピローグ2の一行に完全にやられた -
Posted by ブクログ
ネタバレ(上巻より)
冒頭にティリーが死んだと報道される場面は当然フェイクだと思っていたので、
何のための無差別殺人なのかという謎を解くところや、
ポーが前作の犯人ベサニー/クララに助言を求めに行く場面、
犯人を捕まれるための罠を仕掛け、ポーが直接捕まえるところも楽しく読めたが、
今回の作品はいつもに増してポーとティリーの友情がメインだったと思う。
ポーが自分が火に飛び込んでも助けようとするのが、婚約者ではなくティリーだと気づいたり、
ティリーがゲームのコンペティションに誘っていたのは女性蔑視の連中から身を守るためだったとポーが知ったり、
そして、自分の側にいることの危険を避けるために結婚式から逃げようとしていた
ポーをティリーが先読みして止めたりといろいろ感動的だった。
という訳で次回以降、
「羊たちの沈黙」のハンニバルのようなベサニーとの関係性どうなるのか、
新しく始めるポーとティリーの探偵社どうなるのか、楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレワシントン・ポー刑事の第七弾。
前回のお話で、密輸を防ぐために漁船への立ち入り検査をする業務に飛ばされていたポーは、無事事件捜査に戻され、
フリンとティリーとのチームが戻ってきた。
長距離射撃銃による連続狙撃殺人がイギリスのあらゆるところで繰り返され、
国中の警察機関あげての捜査にも関わらず犯人が逮捕されていなかったので。
魚を使った銃の密輸を捕まえたり、
犯人からとされる電話が捜査本部内部の者からの偽電話だと見破ったりと、
序盤からポーは飛ばしていたが、
犯行現場を無作為に決めるために二十面体にサイコロを使い、
それゆえ犯人は「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」を趣味としている、
というティリーの証明にはついて行けなかった。
それはこのゲームが日本ではあまりメジャーではないこと、
ティリーは天才だから凡人の自分には理解できないということなのかもしれないが。
(下巻へ続く) -
Posted by ブクログ
おもしろかったー!
序盤は名前がファーストネームとファミリーネームとニックネームと役職とでこんがらがったけど、それぞれのキャラが立ってきてからは読みやすかった。
日本での翻訳発行が2020年、イギリスで賞を取ったのが2019年の作品なのか
本格ミステリーとしても人間ドラマとしてもおもしろく読みごたえがあり、昨今のエプス…ンやらこうなんやらのもやっとざらっとイヤーな感じとか、世界の全体の未来がどうにもこうにも…みたいなところにまで感じいってしまって何とも言えない読後感。
まぁ現実世界のことはここで語るべきではないし、本はとてもおもしろかった。続きのシリーズも読んでいきたい