東野さやかのレビュー一覧

  • ストーンサークルの殺人
    めちゃくちゃに面白かった。出てくるキャラクターが保守的で、イギリスの雰囲気を存分に感じられ、ミステリの急展開を味わえる。何より、ティリーとポーの「付き合わないバディ」は本当に良い。
  • キュレーターの殺人
    面白かった!!
    1作目と2作目を難なく超えてきた。
    3つの殺人の話だけでも十分楽しめるのに、そこからの怒涛の展開がすごかった。
    本は分厚いが飽きさせない一冊だった。
  • グレイラットの殺人
    ワシントン・ポーシリーズの第四作目。

    今までもトンデモ事件ばかりだが、さらに巻き込む規模で読み応え有り。
    過去三作のおかげでポーもティリーも知名度が上がっている様で、「あのポー部長刑事?」と言われることが増え、ティリーもモグラ人間達を従えてさらに成長している様子が見て取れる。

    シリーズ最長の70...続きを読む
  • ストーンサークルの殺人
    ワシントン・ポーシリーズの第一作目。久しぶりに海外のミステリーを読んだ。ボリュームはあるけどテンポよく読みやすい。展開もわかりやすく納得できる。何よりポーとティリーの一つ一つのエピソードが素敵で面白い。
  • キュレーターの殺人
    普段あまり小説を読んでいないのだが、敬愛する小島監督が「ヒデミス」として推していたため読んでみた。

    スルスル読める!
    活字が苦手な私でも先が気になるからどんどん読んでしまう!

    犯人こいつだろ!と途中から当たりをつけて楽しんでいたが、結局それは見事に裏切られた笑
    うまくミスリードされ、真犯人の意外...続きを読む
  • グレイラットの殺人
    長いけど読ませる。
    007要素として、特殊なペン型の武器の話題が出てきたのかと思う。出てきただけだったような…

    その後の展開的に無駄足で終わったのなら、検屍官の人と食事行けば良かったのでは?
    重要ではないから省略される箇所のチョイスに少し慣れが必要だった(読んでて引っかかってた)
  • キュレーターの殺人
     ワシントン・ポーシリーズ第3弾。今回はマグカップの中、教会、精肉店で切断された人間の指が見つかり、事件の背景にある巨悪をポーとティリーが暴いていく。どんでん返しに次ぐどんでん返しで作者の「先が読めたと思うなら、あなたは注意が足りていない…」という帯のコメントどおり踊らされる形になった。ラストで事件...続きを読む
  • ブラックサマーの殺人
    完全にどハマりした。
    久々に大当たり、安心安全のミステリーシリーズ。

    今作は頭から不穏なスタート。
    以前ポーが手がけた事件が、思わぬところから再燃するところからはじまる。大ピンチすぎてヒヤヒヤしながら読んだ。

    ネタバレになるのでこれ以上は触れない…けど、証拠や証言から捜査を進めていくスタイルで、...続きを読む
  • ストーンサークルの殺人
    話題のミステリー、やっと読めた!
    面白かった〜。
    ポーもティリーもフリンも、リードもみんなキャラがよくて、楽しく読めた。事件自体はかなり残酷だけど。
    ミステリーとしても面白くて、きちんと統計と証拠から真相に近づいていくのがよかった。

    いろんな決意に胸が痛む。
    途中、まさか?と思ってからは、そうでな...続きを読む
  • キュレーターの殺人
    ワシントン・ポーシリーズの第三作目。

    シリーズが進むごとに分厚くなっていってる(今回は600p超え)はずなのにそれを感じさせない展開はさすが。

    ミスリードとどんでん返しの連続で、一作目でポーが言っていた「全体を把握した気になっている時は実際には把握できていない」を何度も味わされる。
    中盤からの盛...続きを読む
  • ブラックサマーの殺人
    う〜ん、やっぱり面白い。

    今回は主人公のポーが終始ピンチの状態が続く。
    ポーのピンチを救うため、チーム・ポーのメンバー、ティリー、フリンたちが一丸となって捜査していく。

    読み始めの1/3ぐらいまでは、ポー1人でどうしようもなく困ってたけど、そこにティリー登場。ティリー登場で一気に雰囲気が明るくな...続きを読む
  • グレイラットの殺人
    ポーとティリーの4作目。
    買ったものの分厚くて積読になっていた。
    そろそろと思い読み出すと、もう止まらない。
    次回はもっとティリーの出演を増やして活躍させていただきたい。
  • グレイラットの殺人
    さすが安定の面白さ!
    ちょっとした引っかかりから自分なりの謎解きもしつつ、じっくり楽しめた感じ。
    既刊よりさらに分厚くてどうしようかと思ったけれど、満足度の高い読書時間なりました♪
    シリーズは継続しているようなので、次の邦訳が待ち遠しいです。
  • グレイラットの殺人
    ポーとディリーの活躍第4弾。今までで一番の長編で分厚い文庫本でしたが、序盤から絶妙の謎の提示や、登場人物達の優れた個性、事件の展開のスピーディさに、長さを感じさせません。そういえば、ポーが住んでいる場所、どうなるかと思っていましたが、それも事件との絡みで動きがあって・・・。
  • ストーンサークルの殺人
    本屋で見つけて読んだ。
    捜査や展開がうまくいきすぎではと感じていたら、それも納得させる理由があった。
    また、終わったと思ったらそこから展開がまだまだあり読み応えがあり良かった!
  • グレイラットの殺人
    司書さんから個人的にお借りした本ですが、またしてもシリーズ物の途中から、でした。
    「ワシントン・ポー」シリーズ、聞いたことはありましたが、これ以上新たに追いかけるシリーズを増やすのもためらわれ、第一作までさかのぼって読むのはやめようと思いました。
    が、面白いじゃん、これ!

    700ページ以上もあった...続きを読む
  • ストーンサークルの殺人
    ストーンサークルでの連続殺人事件を追うミステリ。個々の事件を追ううちにその背景にある巨大な闇に迫るという王道のストーリーだが、主人公ポーと相棒のテォリーのキャラクター性や、ドラマチックな展開でミステリに慣れていなくても十分に楽しめる内容。次回作につながるような謎も散りばめており、シリーズに期待できる...続きを読む
  • キュレーターの殺人
    ワシントン・ポー、シリーズ第3弾。
    指切断放置の殺人事件のお話。

    最初の3つの事件が、真の目的の前ふりでしかない辺りが、すごい。二冊分くらいの内容が詰まってて、なんというお得感。

    インターネット上で人を操る犯罪者、その真の狙いはなんなのか?
    ターゲットが判明してからの、ポーとティリーの行動が素早...続きを読む
  • キュレーターの殺人
    面白かった!前二作よりもパワーアップしている気がする。
    動機や犯人像がまったく見えてこなくて、捜査官と同じ目線でだんだん霧が晴れていく感じを味わえる。その感じもミスリードだったりするので、二転三転も味わえる。
    胸糞悪さもパワーアップしている感じか。

    600ページ超の長編だけど、細かくセクション分け...続きを読む
  • ストーンサークルの殺人
    長いけどすごく面白かった!
    少し世間知らずで思ったことをそのまま口に出してしまうけど、純粋なティリー・ブラッドショーが好き。
    ポーとティリーはいいコンビだと思うから、2作目以降も活躍が楽しみ。

    原題の「The Puppet Show」はこういうことかー!ってなりました。操り人形。