東野さやかのレビュー一覧
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ネタバレ(上巻より)
冒頭にティリーが死んだと報道される場面は当然フェイクだと思っていたので、
何のための無差別殺人なのかという謎を解くところや、
ポーが前作の犯人ベサニー/クララに助言を求めに行く場面、
犯人を捕まれるための罠を仕掛け、ポーが直接捕まえるところも楽しく読めたが、
今回の作品はいつもに増してポーとティリーの友情がメインだったと思う。
ポーが自分が火に飛び込んでも助けようとするのが、婚約者ではなくティリーだと気づいたり、
ティリーがゲームのコンペティションに誘っていたのは女性蔑視の連中から身を守るためだったとポーが知ったり、
そして、自分の側にいることの危険を避けるために結婚式から逃 -
Posted by ブクログ
ネタバレワシントン・ポー刑事の第七弾。
前回のお話で、密輸を防ぐために漁船への立ち入り検査をする業務に飛ばされていたポーは、無事事件捜査に戻され、
フリンとティリーとのチームが戻ってきた。
長距離射撃銃による連続狙撃殺人がイギリスのあらゆるところで繰り返され、
国中の警察機関あげての捜査にも関わらず犯人が逮捕されていなかったので。
魚を使った銃の密輸を捕まえたり、
犯人からとされる電話が捜査本部内部の者からの偽電話だと見破ったりと、
序盤からポーは飛ばしていたが、
犯行現場を無作為に決めるために二十面体にサイコロを使い、
それゆえ犯人は「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」を趣味としている、
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おもしろかったー!
序盤は名前がファーストネームとファミリーネームとニックネームと役職とでこんがらがったけど、それぞれのキャラが立ってきてからは読みやすかった。
日本での翻訳発行が2020年、イギリスで賞を取ったのが2019年の作品なのか
本格ミステリーとしても人間ドラマとしてもおもしろく読みごたえがあり、昨今のエプス…ンやらこうなんやらのもやっとざらっとイヤーな感じとか、世界の全体の未来がどうにもこうにも…みたいなところにまで感じいってしまって何とも言えない読後感。
まぁ現実世界のことはここで語るべきではないし、本はとてもおもしろかった。続きのシリーズも読んでいきたい -
Posted by ブクログ
今作はシリーズものの力を存分に使った一作。特に著者が最初に記述している通り、前作で登場した人物が重要な役割を担っている。当然だけど、この作品から初見でシリーズに入る人はいないと思うので遠慮なく大立ち回りをしている。
ただ、途中作を1作ぐらい飛ばしてもよかろうという人は結構いると思うのでそういう方は要注意。
今作の犯人はスナイパー。早い段階で17人の犠牲者が既に出ていることが明らかにされ、そして街中でも平気で射撃を行うことから常に緊張感がある。特に犯人は1発で犯行を終え、そのすべてでミスをしていない。姿も分からない。見えない敵に対する登場人物の心理描写からまるでサスペンスのようにも思える。 -
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一番に、ポーとティリーの関係性が最高だった!ティリーはIQ200近くある1世代に1人の天才。だが、社会常識に乏しく、人の言葉のウラを読んだり、冗談を理解したりするのが難しく、殺人現場に泊まりで行くと言えばテントや缶詰を用意しなければと、本気で行動してしまう女性。職場ではそのせいで馬鹿にされ、イジメられ、母親には毎日の電話、送り迎え、外出許可が必要と一人では生活も困難な様子。ポーが復職第1日目で彼女をイジメた同僚を叩き追い出し、母親から外出許可を取り付け、ティリーにテントは必要ないよ、と馬鹿にせずに取り合うのは胸が震えた。外出をあんなに嫌がっていたティリーも、実は外出するのに興奮してる様子には、
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今作もアッという間の一気読み…
相変わらず面白く感情が忙しい
そしてこのシリーズ7作品目だけど、初めて泣いた…(笑)
絶対に的を外さない狙撃手が一般市民を狙う…
犠牲者は既に17人
その共通点が見つからず、人々は恐怖の日々を送る
捜査は行き詰まり、政府はかつての重大犯罪分析課だったメンバーを招集
そして再び、ポー、ティリー、フリンたちが事件に挑むことになったが…
お口が悪く型破りなポー
天才分析官だけど、空気を読まず思ったことを口にするティリー
それを絶妙にまとめるフリン
この3人の掛け合いが最高なのはもちろん、今作はドイルも加わって言う事なし
そしてラストに万歳!(笑)
私は間違いなくこ -
Posted by ブクログ
※オーディブルにて聴了
下巻は「早く聴きたい!先を早く!結末は!?」とせく思いで聴いた。「結局、犯人はあの人だったのね。納得。」からの「そういうこと?やってくれるな。M•
W•クレイブン。」という感想しか書けないくらい本当にこの作品も最高だった。
本作は作者が謝辞で書いてあったように暗く重い内容だった。もしかしたら、実際に起こっている出来事で事件性になっていないのかもしれないなとも感じた。宗教で救われ真っ当に生きていける人もいるかもしれないが、宗教は決して強制するものではないと改めて感じた。強制することで無駄な争いや死を生み出すのは意味がないと感じる。
今作は色々と考えさせられる内容だった。