東野さやかのレビュー一覧
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英国推理作家協会賞(CWA賞)最優秀長編賞を受賞したM・W・クレイヴンによる警察小説の傑作。
ストーンサークルで次々に有力者が焼き殺されるという猟奇的な事件だが、一つずつ地道に証拠を積み重ねていき犯人に辿り着くという英国警察ミステリーの伝統をきちんと踏襲している。
この作品の最大の魅力は、ルール無視の猪突猛進で直観力に優れたベテラン刑事のワシントン・ポーと、天才的な数学センスと圧倒的な分析力を持つが社会性に欠けるティリー・ブラッドショーの凸凹コンビだ。コミュニケーションが苦手なティリーは初めはポーとギクシャクしているが、次第にお互いを認め合い、友達となり、かけがえのないバディへと変わっていく。 -
Posted by ブクログ
■作風
警察+冒険+ハードボイルドを混ぜたミステリ、というイメージ。
事件が起きて手がかりを1つずつ追っていく警察小説感が強く、事件が起きて容疑者はこの○人ですが誰が犯人でしょう、という推理小説感はない。
自分でどういうことかを考えるというより、主人公の動きに合わせてシンプルに物語を読み進めていく感じ。
■後半になるにつれ急激に面白くなる作品
前半はワクワク、中盤は表現的に若干わかりづらく「どういうこと?」とる箇所があり中だるみ、「これは、続編は買わないかな」と思いながら読んだ終盤で急激に面白くなり、読み終わったら「え、続きは!?」となっている。そんな作品。
終盤における辻褄合わせと伏線の回 -
Posted by ブクログ
感想は上下巻あわせてのものです。
ワシントン・ポーシリーズの最新作。
なかなかシリーズものの感想って難しい。これまでのシリーズでのキャラクターありきになってしまうので。そんな感じでこれまでを気に入った方ならそのまま楽しめると思う。
上巻から病んだポーがカウンセリングをうけているのに「一体なにが?!」とハラハラしてましたが・・・いやまあ途中でなんとなく察せられましたけども。でもその辺あんまり本気で推理するようなシリーズでもないか。全体的に先が読めるけどそれでも面白いシリーズだと思ってます。
そして最後にはちょっと、というかかなり寂しくなる展開が。でもこれが次回作につながってるんだろうな、と逆