東野さやかのレビュー一覧

  • ブラックサマーの殺人

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    シリーズ2作目も凄く面白かった!
    えっ!ポーがどうして?という序盤でまず驚いた。ミステリーによくある暗さや怖さはもちろんあるけど、普段ミステリーを読まない自分でもテンポ良く読めるので楽しい。
    ポーの重大事にティリーは必ず駆けつけてくれるという2人の信頼関係と友情がいいな。

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    2025年12月06日
  • デスチェアの殺人 下

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     読むのが楽しみで、温めていた本。

     いつもの、のめり込むほどは、読めなかった気はしますが、安定の面白さでした。先が読めず、最後まであっと驚かされる展開。

     ずっとスヌーピーの正体が気になっていましたが、なるほど。

     ポーとティリーはどうなってしまうのか?
    今後の展開も楽しみです。

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    2025年12月05日
  • キュレーターの殺人

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    タイトルがどこにつながるかドキドキしながら読んだ。
    意外な真犯人と、サスペンス性があるアクションが面白かった。

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    2025年12月04日
  • ブラックサマーの殺人

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    前作でも感じたんですが、各チャプターが短く小刻みなので好きなタイミングで「今日はここまで」とできそうなのに、毎回気になるセリフやら文でチャプターが終わるから「…次のチャプターまで読んでから…」というのが結局続くという、まさにpage-turnerというか…章の終わらせ方が上手な作家さんだなぁと思います。

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    2025年11月30日
  • ボタニストの殺人 下

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    ネタバレ

    《ワシントン・ポー》シリーズ五作目。
    脅迫状が届き殺される連続殺人とエステルの父親殺害、二つの事件が同時進行で進んでいく。

    遂に上下巻に別れちゃった笑
    割と終盤まで二つの事件の繋がりが出てこなくてどう収束していくんだろう?と思ってたけど綺麗に繋がった。

    あと毎回オチが苦しい感じだけど今回のは良い感じに終わるホラー映画みたいで好き。

    犯人の執念深くて忍耐強さみたいなのは凄い。
    被害者が総じてクズな感じで変に感情移入しなくてある意味読みやすかった笑

    ようやくエステルとの関係が進んで良かった!ニヤニヤしちゃった。

    次作のあらすじが解説に少しあったけどめちゃくちゃ気になる。恐怖を失った男も読

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    2025年11月30日
  • ボタニストの殺人 上

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    ワシントン・ポー シリーズ第5段。生放送中に差別主義者の男が謎の死を遂げる。同じメッセージを受け取った下院議員も殺され、、、。現代の世相や犯人の強いエゴを背景に、事件は重苦しく始まる。が、今回も、相棒のティリーやフリンと共に物語は軽快にテンポ良く進んで行く。下巻では、事件に巻き込まれたドイルと、ポーの関係も発展。最後まで飽きさせない。

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    2025年11月29日
  • ストーンサークルの殺人

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    ずっと読みたかったワシントン・ポーシリーズの第1弾!

    ゴールドダガー賞を受賞した事もあり納得の面白さ!

    日本のミステリーに近い感じで読みやすく、どんでん返し、伏線もありGOOD!!

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    2025年11月27日
  • デスチェアの殺人 下

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    下巻は更に凄惨なシーンが多くなる。
    それでもページを捲る手が止まらない。スゴい。

    シリーズの魅力を少しでも書こうと思っていたけど、本作の大矢博子さんの解説に余す所なく書かれていたので割愛。
    次作も読まねば。

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    2025年11月27日
  • デスチェアの殺人 上

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    ネタバレ

    ワシントン・ポー刑事の第六弾。

    冒頭からポーが残虐な事件を解決した結果、
    悪夢を見るため不眠となりトラウマ療法士の下を訪れ、
    カウンセリングを受けている。
    その治療の中で事件の話をするポーがおとなしすぎる、とあっては、
    これは文学的手法ではなく、
    その「先生」が事件の犯人なのかと勘繰るぐらいは
    ミステリー読者としては普通だろう。

    だが、カルト教団の指導者が木に縛られ石で撃ち殺された事件が
    カルト内での秘密の研修、同性愛志向からの転向治療と称した児童虐待と殺人が、
    信者の家庭内で起こった少女による殺人事件につながっていくうちに、
    犯人ではありえないと思うようになった。
    解離性同一性障害はミス

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    2025年11月23日
  • デスチェアの殺人 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    ポーたちが話を聞きに行った転向治療の被害者がその場で自殺したり、
    転向治療が行われた現場を発見してしまったり、
    目の前で二人が撲殺されてポー自身も殺されそうになったりと、
    さすがのポーも悪夢を見るだろう、という事件だった。

    前作で婚約したポーとエステルが幸せそうなのは良かったし、
    相変わらずティリーの面白さ全開で、
    ポーとの友情には心を打たれた。
    ポーが事件現場を発見するために、
    建物が崩壊する危険もある壁を壊そうとした時に、
    中にあるものをひとりで見させないためにティリーは現場に残る。
    自分を殺そうしている犯人に声をかけ、
    その後も見守るポーも素晴らしかった。

    さて、その

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    2025年11月23日
  • グレイラットの殺人

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    冒頭、歴代007俳優のお面を被った銀行強盗たちのシーンから始まる今回のワシントン・ポーのシリーズは、スパイ合戦の様相を呈する。

    懸案事項だった裁判が優位に進行していたポーのもとにMI5の職員が現れ、ポーとティリーに協力を要請。さらに前作で声だけの登場だったFBIのメロディ・リーが姿を現して、ポーはよくわからないまま事件に巻き込まれていく。MI5の仲介役であるハンナ・フィンチの妨害もポーの苛立ちは増すばかりだ。

    というより、読んでいるこちらも事件の全貌がまるでわからないまま、続けて起きる様々な出来事を消化しきれない。節目が変わるのは400ページを過ぎたころ、守勢だったポーが攻めに回るのだ。

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    2025年11月22日
  • ジェイコブを守るため

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    ネタバレ

    かつて『ボストン、沈黙の街』を読んで良かった印象があり、ずっと気になっていた一作。

    息子ジェイコブの通う学校への通学路途中で、息子の同級生の刺殺体が発見された。
    地区検事補のアンディは、利益相反(事件の関係者に近い身として解決への方向性を歪める可能性がある)の可能性を頭から追いやり、犯人逮捕に心血を注ぐ。
    頭にちらつくのはジェイコブが手を下した可能性、そして妻にも隠してきた犯罪者の血筋。。。

    思いもよらない、わりとがっつり目のリーガルサスペンス。
    スコット・トゥローやジョン・グリジャムなんかとも比較され、彼らの最高傑作にも劣らないと評されたとの模様。
    いくらなんでもそれは言い過ぎとは思うけ

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    2025年11月22日
  • ボタニストの殺人 下

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    ネタバレ

    今までとは違う犯人の形というか
    若干2作目に近い?イメージだった

    ポーとドイルに焦点が当てられた内容で
    人によっては面白くないかもしれないけど
    シリーズものの良さがあった作品だったと思う

    最後で、全員面白かったと思える内容になったと思う

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    2025年11月19日
  • デスチェアの殺人 上

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    うわー気になる。
    始まり方からして不穏なのはいつもの事だけど、これどっちに転ぶやつだ?
    石打ちによる殺人事件の調査をする中で、どんどん謎が増えていく。
    死亡した指導者による秘密の《講座》、十五年前の未解決事件との関係、関係者の自殺、そしてポーの現在。
    すぐさま下巻も読みます。

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    2025年11月17日
  • ストーンサークルの殺人

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    イギリスの歴史的名所ストーンサークルで次々と焼死体が発見され、3番目の犠牲者の身体には停職中の警察官ワシントン・ポーの名前が刻まれていた。身に覚えのないポーは停職を解かれ捜査に合流、犯人を追うことになる。

    猟奇的な殺人現場の雰囲気の描写が濃くて目を背けたくなる場面もあったけど、謎の連続焼死体、被害者の共通点、犯人の動機と目白押しの謎解きの面白さが上回っていた。

    何より魅力的なのが登場人物達。ちょっとアウトローな警察官ポーと、天才的頭脳を持ちながらも世間知らずな新人分析官ブラッドショーの異色の凸凹バディ。重いストーリーの中、小気味良い2人の掛け合いにほっこり和む。
    そして大ボリュームの本作、

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    2025年11月16日
  • ボタニストの殺人 下

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    後半に入って前半で展開された2つの事件が繋がった瞬間、ああ、そういうこと〜思った。
    やっぱり会話劇が面白いし、話の進み方が次に次にと読み進めたくなるようにできている。今回はまた今までとは違う人物像の犯人で、その緻密さから種明かしパートのまとまりが良かったりとシリーズ最高傑作というのも頷ける。

    今回はエステルが主役と言っても過言ではない物語で、しかも珍しく病理学者というよりそれこそ刑事に近しい動きをしていたような気がする。ティリーとはまた違った科学的なアプローチは新鮮でワクワクした。
    そして何よりポーとの関係ね。良すぎるね。エステルもポーも可愛い。世間知らずと言われがちなティリーもここに限って

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    2025年11月16日
  • デスチェアの殺人 下

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    多数のタトゥーのあるカルト教のリーダーが殺された。どうやら「転向教育」が関係あるかも知れない。

    殺害の仕方、動機がおぞましいを通り越す。それ以上に構成にまさかの仕掛け。さすが。

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    2025年11月13日
  • ボタニストの殺人 下

    購入済み

    ボタニストの事件がドイルの事件とどのように繋がるのかと疑問に思っていましたが、なんとも大胆な繋がりと犯行でした。
    全く尻尾を出さないボタニストを誘き寄せる手段は、彼の虚栄心を利用するものでエンターテイニングでした。出所したドイルの知識が大いに役立ちました。
    ポーとドイルの恋愛に進展があります。田舎に住む孤独なおじさんと犬の構図が好きだったので少し寂しい気持ちがあります。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年11月13日
  • デスチェアの殺人 上

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    謎が多い タトューや宗教での講座など、謎が多く楽しい。後半がより楽しみに。

    ライナスの存在も怪しい

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    2025年12月04日
  • デスチェアの殺人 下

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    どんでん返しが楽しい 後編はずっとドキドキさせられた。
    事件の真相もそうだし、
    チームがどうなるかも、
    デスチェアの正体も、
    えーっと驚く怒涛の展開。

    次が楽しみ

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    2025年12月04日