東野さやかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
時間を取って一気読みすべき本。途中で読むのを一時停止すると、あまりに気になって&気持ち悪くて、他のコトが手につかなくなりそうなのでご注意を(笑
(ハヤカワのSFにしては、スイスイ読める方だと思うので数時間で読み終わるかと)
既にFOXでドラマ化もされているんですね。あまりアメリカのドラマは見ないのですが、数少ない見た作品の中だとXファイルに近いかなぁ。
本著のストーリーは、アメリカの田舎街へ捜査に向かったところ、事故に巻き込まれて記憶喪失状態で目覚めた捜査官が、この美しいながらもどこかがおかしい街の謎に挑んでいくという話。
読み進めていくと、「えっ!?」と引っかかる矛盾とも思える要素が次々と -
Posted by ブクログ
タイトルが気になったので、なんとなく購入した。
ミステリーではなく、サスペンス。
読むにつれて、タイムマシン系の話かな?と思ったが、
見事に予想ははずれた。
さらに読み進めていくと、「誰が、どうして、こんなことをしているのか?」の謎は解けるのだが、
次は話が収集つかなくなるんじゃないかと思い始める。
無限ってすごい。 何気なく行なっている「選ぶ」っていう行為はすごいと思わされてしまった。
量子物理学とかって屁理屈なんじゃないかと思うが、
屁理屈と思わずにしっかりと研究している人たちはすごいなとも思った。
自分の過去とか現在を思って、多少重ね合わせて読んでしまった。
しかし、それが自分の側 -
購入済み
寝不足をどうしてくれる!?
初めての作品なのでこれだけを買い、残った予算で他の本を買ってしまった。そうすれば後悔は最小限に止められると思ったからだ。結果としては、選択の間違いが起きたわけだが、それどころか、今日は寝不足であくびばかり出て困っている。今回のカードの締切日が過ぎたら、すぐにでも二作目三作目を買うことにしよう。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ダーク・マター」と言う物理学の謎に迫るようなタイトルだったので、取っつきにくい作品かと思ったんですが、いい方向に期待を外されました。富士急ハイランドのジェットコースター程では有りませんが、花やしきのジェットコースター程度のハラハラドキドキ具合。帯にアンディ・ウィアーの「ページをめくる手が止まらなかった!」と言うコメントが載っていましたが、その通りでしたね。一気読みしてしまいました。
結末に近くなって、物語は複雑化の様相を帯びます。言ってしまえば、同時に複数の状態を取ると言うシュレディンガーの猫がジェイソン自身に起きてしまったわけです。シュレディンガーの猫の場合は、状態を観察してしまうと、そ -
Posted by ブクログ
マサチューセッツ州の地区検事補アンディ・バーバーの日常はある日少年が公園で何者かに殺された事件によって一変する。被害者の同級生だった、彼の十四歳の息子ジェイコブが、犯人と疑われて逮捕されたのだ。息子は無罪だ。アンディはジェイコブを救うために闘うものの、一家は徐々に孤立し、疲弊していく。さらに、アンディがそれまでずっと隠しとおしてきたある暗い過去が、裁判に影を落としはじめる―倫理と愛情のはざまを鋭く突く、巧みな語りと臨場感あふれる描写で全米の絶賛を浴びた傑作サスペンス登場。
著者の作品を読むのは三作目。正統派リーガル・サスペンスなのだが、見事にやられました。お勧めです。 -