東野さやかのレビュー一覧

  • パーキングエリア

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    猛吹雪のなか急遽立ち寄ったパーキングエリア。そこで見た車に監禁されている少女。女子大生のダービーが一人で調べ始めるところから不穏な空気が流れ出し誰が犯人かわからない状況が続く。色んな出来事が次から次へと起こる展開で手数が多く飽きさせない。心理戦や少女との交流、血が流れる暴力的な展開とどんどん広がりを見せる。最後までどうなるのかわからない感じがとにかくいい。犯人の不気味さが伝わってくるところやダービーの真っ直ぐに進む強さがとてもよかった。

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    2020年07月24日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    通常のミステリーのつもりで、読んでいくとあれ?何これ?SFやんと思いながら、先が気になりほぼ一気読み。
    面白かった。
    三部作のようだがSFやからなー。次どうしようかなー。

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    2019年12月20日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    時間を取って一気読みすべき本。途中で読むのを一時停止すると、あまりに気になって&気持ち悪くて、他のコトが手につかなくなりそうなのでご注意を(笑
    (ハヤカワのSFにしては、スイスイ読める方だと思うので数時間で読み終わるかと)
    既にFOXでドラマ化もされているんですね。あまりアメリカのドラマは見ないのですが、数少ない見た作品の中だとXファイルに近いかなぁ。

    本著のストーリーは、アメリカの田舎街へ捜査に向かったところ、事故に巻き込まれて記憶喪失状態で目覚めた捜査官が、この美しいながらもどこかがおかしい街の謎に挑んでいくという話。
    読み進めていくと、「えっ!?」と引っかかる矛盾とも思える要素が次々と

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    2019年09月29日
  • アイアン・ハウス (下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    弟を養子にしたのは上院議員夫妻だが、
    上院議員のもつ権力がものすごい強大に描かれている。
    違和感を感じるのは、アメリカの現実を知らないからなのか。

    いくら昔酷いいじめをしたとしても、
    息子を守るためだったとしても、
    何人も人を殺したことがなかったことのようにされているのは、
    いかがなものかと思うが、
    それでも読後感が悪くないのも不思議だ。

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    2019年09月30日
  • アイアン・ハウス (上)

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    「キングの死」と同じ作者だったので。

    思わせぶりに描かれた愛し合う二人。
    さすがにこの作者は4作目なので、
    最後の最後にはハッピーエンドになると予想する。
    例え男が殺し屋で、女がそれを知らずに妊娠していたとしても。

    組織に追われながらも、
    愛する女と孤児院で別れた弟の両方を守ろうとする男。
    当然何人も人を殺したであろう犯罪者に
    感情移入させる手腕はさすが。

    (下巻へ続く)

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    2019年08月02日
  • 川は静かに流れ

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    「キングの死」と同じ作者だったので。

    読み始めてすぐ、
    また情ない男の話がうだうだ続くのか、と心配になった。
    殺人の容疑者、父親との葛藤、守るべき妹、よく似ている。

    でも、「キングの死」とは違って、
    早めに事態が動き出して新しい死体が見つかり、
    犯人探しへと進む主人公。

    主人公が故郷を追われ、いや逃げだした原因である過去の殺人も
    解決して良かった。

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    2019年07月03日
  • キングの死

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    ネットで見かけて。

    情ない男の話がうだうだと続くので、
    直接話し合ってきちんと確認しろよ、といらいらすること請け合い。
    最終的に、
    強烈な父親(=キング)の亡霊から、自立できて良かったが。

    スコット・トゥローの再来と言われているそうだが、
    同じく面白くなかった意味で、再来なのかも。

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    2019年06月25日
  • 川は静かに流れ

    購入済み

    面白い

    この著者の作品は、読みやすくて面白いと思います

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    2019年03月26日
  • ダーク・マター

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    タイトルが気になったので、なんとなく購入した。
    ミステリーではなく、サスペンス。
    読むにつれて、タイムマシン系の話かな?と思ったが、
    見事に予想ははずれた。
    さらに読み進めていくと、「誰が、どうして、こんなことをしているのか?」の謎は解けるのだが、
    次は話が収集つかなくなるんじゃないかと思い始める。

    無限ってすごい。 何気なく行なっている「選ぶ」っていう行為はすごいと思わされてしまった。

    量子物理学とかって屁理屈なんじゃないかと思うが、
    屁理屈と思わずにしっかりと研究している人たちはすごいなとも思った。

    自分の過去とか現在を思って、多少重ね合わせて読んでしまった。
    しかし、それが自分の側

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    2019年03月20日
  • パインズ ―美しい地獄―

    購入済み

    寝不足をどうしてくれる!?

    初めての作品なのでこれだけを買い、残った予算で他の本を買ってしまった。そうすれば後悔は最小限に止められると思ったからだ。結果としては、選択の間違いが起きたわけだが、それどころか、今日は寝不足であくびばかり出て困っている。今回のカードの締切日が過ぎたら、すぐにでも二作目三作目を買うことにしよう。

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    2018年05月04日
  • ダーク・マター

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    ネタバレ

    「ダーク・マター」と言う物理学の謎に迫るようなタイトルだったので、取っつきにくい作品かと思ったんですが、いい方向に期待を外されました。富士急ハイランドのジェットコースター程では有りませんが、花やしきのジェットコースター程度のハラハラドキドキ具合。帯にアンディ・ウィアーの「ページをめくる手が止まらなかった!」と言うコメントが載っていましたが、その通りでしたね。一気読みしてしまいました。

    結末に近くなって、物語は複雑化の様相を帯びます。言ってしまえば、同時に複数の状態を取ると言うシュレディンガーの猫がジェイソン自身に起きてしまったわけです。シュレディンガーの猫の場合は、状態を観察してしまうと、そ

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    2018年04月15日
  • ダーク・マター

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    ネタバレ

    面白かった!
    何というパラレルワールドなのだろう。
    ジェイソンと同様、読み手もどうなってるのかわからず翻弄される。
    後半の展開も凄まじい。何人も自分がいるって恐ろしい。

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    2018年03月27日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    パインズという町で記憶消失の男が目覚める。彼は病院に送られじょじょに記憶を取り戻すのだが・・・住人の不可解な行動に疑問を持つ彼は、協力者を得て町の謎を暴こうとするのだった。パインズの正体を知ればあなたは驚愕すること間違いない、壮大な結末には圧倒される。

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    2018年03月06日
  • 川は静かに流れ

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    ネタバレ

    前作同様、家族が中心に進むお話。
    テンポも展開もよく一気に読んだけれども、事件そのものがすっきり解決するわけでなく、家族や人間の赦しというものがメインにきている気がする。
    アダムもロビンも心が広過ぎ…。

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    2017年05月27日
  • 終わりなき道

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    いちいち攻撃的な口調の主人公エリザベスを好きになれなかった。しかし物語の面白さと奥深さには脱帽。登場人物の一人ひとりが息づいている。

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    2017年02月20日
  • ジェイコブを守るため

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    マサチューセッツ州の地区検事補アンディ・バーバーの日常はある日少年が公園で何者かに殺された事件によって一変する。被害者の同級生だった、彼の十四歳の息子ジェイコブが、犯人と疑われて逮捕されたのだ。息子は無罪だ。アンディはジェイコブを救うために闘うものの、一家は徐々に孤立し、疲弊していく。さらに、アンディがそれまでずっと隠しとおしてきたある暗い過去が、裁判に影を落としはじめる―倫理と愛情のはざまを鋭く突く、巧みな語りと臨場感あふれる描写で全米の絶賛を浴びた傑作サスペンス登場。

    著者の作品を読むのは三作目。正統派リーガル・サスペンスなのだが、見事にやられました。お勧めです。

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    2016年05月30日
  • ラスト・タウン―神の怒り―

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    「パインズ」「ウェイワード」に続く三部作完結篇。映像を見ているかのようなディテールの細かな描写で凄惨なシーンのオンパレード。でも愛やら家族やら生きることへの意味やらも物語に織り込んであり、満足度100%でした。でも〜、どうしてもその後がまだ読みたい。ラストネタバレになるので書かないけど、続き読まずして完結とは言えない読者の我儘をいずれ叶えて欲しいです!

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    2016年02月16日
  • ジェイコブを守るため

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    信頼しすぎというか盲目すぎる。見ないようにしてるだけか。
    ラストがね、やっぱり父親より母親ってとこが切ない。秀作。

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    2016年01月26日
  • ウェイワード―背反者たち―

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    パインズに続いて、読み進めた。
    こちらもドラマと異なる展開。登場人物からして違う。
    ラストは続編を出すための布石でしか無い。

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    2015年10月06日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    たまたまドラマを見て原作を探しました。
    怖い。
    なんていうか、どこまで自分の記憶を信じるか、そもそも生きてるのかどうなのかもあやふやになりそうなこの感覚がほんとに怖い。

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    2015年09月25日