東野さやかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ不可能犯罪をふたつも同時に抱えることになったポーとティリー。片方はエステルに容疑がかかっていて、読者としても切羽詰まった状況だなと思うけれど、事件の謎がとても面白い。ふたつの事件の捜査が同時進行であっても、不思議と混乱することなく読めている。下巻が楽しみ。
フリンの職場復帰で、これぞSCASのあるべき姿だと嬉しくなった。
なかでもティリーの成長が目覚ましく、それでいてティリーらしさは変わらないのでどんどん魅力が増していく。ポーのこともよく理解していて、仕事としての技術面でも、友人としての精神面でもポーをひとりにしないところに胸が熱くなる。すごく頼もしい。 -
Posted by ブクログ
好きな作家さんが重なって
読むスピードがいつもより早い。
今回、上下巻とはいえ一冊が薄めなので
なんだかあっという間に読み終えてしまいそう。
もっとゆっくりこの世界を味わわねば。
ポーとティリー、そしてフリンやエステルも加わった会話はもう癒しに近い。
残酷な殺人事件が起こっていると言うのに、
めっちゃリラックスしてにやにやして
うふふ、とか笑いながら読んでしまう。
今回はバーティおじさんまで加わり、
もはやボケとツッコミの漫才のよう。
下巻ではお笑いは影をひそめ、
スリリングな展開となるのか⁉︎
(もう展開知ってるけど、知っててもなほ楽しい) -
Posted by ブクログ
ネタバレ───蝶の羽ばたきです。
英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。凸凹バディとその仲間たちが事件に挑む!
悪因悪果。それに尽きるかなしい話だった。
悪人のせいで復讐犯がうまれた。
彼が悪く無いとは思わないし法治国家において赦されるべきではないが、ラストですこし心が軽くなった。
もしかしたら、がある良い余韻。願わくばどこかで幸せでいてほしい。
展開は王道だけどキャラが濃くて内容も綿密で濃くてハイカロリーで読み応えがすごかった。
地名と人名には少し苦戦しましたが……
はー!ポーとティリーの話がこの先沢山読めるのしあわせだな~~~♡ -
Posted by ブクログ
ネタバレまさかの予想が当たってしまって…
意外な結末や二転三転するストーリーがこのシリーズの良さなのだけど、今回は低め安定といった感じ。
トラウマがテーマの今作、
ポーの周りの人達の優しさや、ポーがベサニーに大して同情的なところが良かった。
ポーとティリーは稀に見る異性同士の友情を育んでいるコンビで、それがどんなに希少なことなのか知っているので、また二人が活躍する話が読みたい。
途中の残酷さは、ルメートルが好きな私には特に響かず。
話が暗い割に、終わりが希望の見えるもので良かったと思う。
ベサニーの親友アリスは本当にいい人だと思うけど、15年も組織に潜伏するほどの理由やモチベはなんだったのだろう。
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Posted by ブクログ
上巻は真相に至る途中で、大した展開もない様に思えた。
登場人物の個性が光っているので、掛け合いを読むだけでも楽しい。
ティリーは周りとうまくやるのが下手でポーに会うまでは能力を活かしきれていなかったけど、今回の本ではポーのひねくれ具合もいつもより目立っている様な気がして、ポーも自分をうまく使ってくれる今の環境があってこそ捜査もうまくいくんだろうなという印象だった。
ライナスがいるから余計に素直じゃない感じが目立っているのかもしれない。
あと帯に「最後の事件」とか「さらば」とか書くのやめて欲しい。最後なら読むのを後に取っておこうと思う自分の様な人間もいるので、今月新刊出てて、はぁ?ってなりました。
完結編とは書かれていないので、自分の読解力不足と言われたらそれまでですが。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第7作。
シリーズものだけどどこから読んでも分かるように工夫されてきた。けど今作は著者が前書きで書いているように第6作を先に読んでいないとダメだ。もちろん登場人物の人間関係などは第1作から読んでいた方が理解しやすいのは当然だけど。
今作は冒険小説に寄せた作品なのかな。次の展開が気になって一気読みさせられるけど、最初のショッキングな出来事は誰も信じないだろうなぁ。
前作で解体された「重大犯罪分析課」のチームが再結集するけど、これも何だかなぁ。国のやることとはいえ「勝手すぎる」ことこのうえない。だからなのか<刑事ワシントン・ポー>シリーズは今作で終わりなのかも。
何にせよ次作が楽しみでしかたないぞ。