あらすじ
押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。捜査に挑むポーだったが、彼の同僚の病理学者が殺人容疑で逮捕され……
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ワシントン・ポーシリーズのボタニストの殺人です。
上巻読了時点ではどのように殺人が行われたか、犯人の目星など全くつかず今までの作品よりも謎に満ちています。また同時に、頼りになる友人のエステル・ドイルが犯人としか思えない殺人事件も起こっており、気になる点の多い上巻でした。下巻ですべてが明らかにされる楽しみです。
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今作のポーはとても厄介な2つの事件を同時に追うこととなる。
1つ目の事件はポーが絶対の信頼を寄せる病理学者のエステル・ドイルが父親殺害の容疑で逮捕されてしまった事件。
そして2つ目の事件はボタニストと名乗る犯人が行っている連続毒殺事件。
どちらの事件もどうしても解決出来ない謎がありポーたちは頭を抱えている。
エステルのために奮闘するポーを応援したくなるし、この2つの事件が交わってくることはあるのか、どう解決に導くのかすごく気になる。
下巻も楽しみます(∩ˊ꒳ˋ∩)・*
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シリーズで一番面白い!
ここが好き
・とにかくポー、ティリーの会話が楽しいし嬉しい
・無駄のない描写、読みやすい
・エステルとくっついたの最高
ここは残念
・いつもの“残り数ページで明かされる真実”は前作の方が好き
文庫の酒井さんの解説で今作は「M.Wクレイヴンの一つの到達点」って書いてあったけど、まじでそう思う。シリーズも5作目なのに、ここにきてなんでこんな面白い作品出せるん。
エステルを2作目から登場させてたのも巧い。これで最初からエステルとポーの関係値も把握できてたし、エステルがポーに助けを求める理由も察することができる。だからより没入感を深めることができた。
本当に日本ではあまり知られていないシリーズなのが勿体無い。推理小説好きだけじゃなくて、小説好きにも薦めたい!!!
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※オーディブルにて聴了
(ナレーターの藤井剛さんが良いのでこの先もシリーズが出るたびに彼にナレーターをし続けていただきたい。)
先延ばし先延ばしにわざとしていた作品。やはり楽しくてついつい聴いてしまう。フリン警部の職場復帰はやはり心から嬉しいし、相変わらず少しズレているティリーは最高に素敵。ポーは我が道をいくぜ!スタイルでこれまた良い人物。今回は、メインではないが大事な登場人物が逮捕されてしまい、初めからどうなる!?とハラハラ。2つの事件を抱えながら奔走する、ポー、ティリー、フリンに今回も耳が離せない状況。いつ聴いても引き込まれる内容なので本当に楽しい作品。
今作品はどのようにして二つの事件の犯人を捕まえるのか本当に気になって仕方ない。
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さすがワシントン・ポー シリーズ。やっぱりとても面白い。事件が2つあるので色々ややこしい。しかし、2つの事件現場、結構な距離なのに行ったり来たりしてポーは大丈夫なのか?と心配になったりする。
フリンが復帰して、また3人の掛け合いが見れるのが本当に嬉しい。母乳事件は思わず吹き出してしまった。
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久々のポー&ティリーシリーズに加えて西表島が登場して、テンションが上がる。今回は、日本も事件に関係するらしい。
鼻持ちならない輩が次々と登場し、ボタニストの標的になるのだが、よくも、こんなにヘンテコなキャラばかり考えつくなと感心すると同時に、殺害の手口もタイミングも全く見せないボタニストが不気味すぎる。
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エンタメ小説として高水準のこのシリーズ、今回も最高に面白かった。
今回は主要キャラクターの関係性に大きな変化があるのも嬉しい。
表紙が相変わらずオシャレで電子派の自分でも紙本を集めたくなる。
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MWクレイヴン待望の新作。
期待通りの面白さである。
ワシントン・ポーシリーズは、ポーの周辺のキャラクターたちが大きな魅力だが、本作でもバッチリ描かれている。
何より、ポーの協力者でありミステリアスな監察医として登場していたエステル・ドイルが父親殺しの被疑者として収監されてしまうのだ。
仲間のピンチに相変わらずアクセル全開のポーを楽しめる。
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シリーズもだいぶ増えてきて、前半に少し人物紹介が挟まるんだけど、ものすごーーくありがたい。
そうそう!最初ティリーとポーの出会いってこんな感じやったよね!ドイルのセクシーアピールに対してのポーの感じ方もわかりやすい!ありがとう!登場人物増えてきたから、すごく助かる!
エステル・ドイルが勾留されて、弱弱なシーンがとにかくいいわー。ポーに対して見せる弱さがたまらない。こんなん惚れてまうやろー。
ティリーとフリンのコンビと事件解決するのもほんとに頼もしい。フリンの采配が冴え渡るし、ティリーら相変わらずティリーで最高。
ドイルの生家がすごいことがわかったのも、予想外の驚きでした。
早く下巻読まないと謎が解決されてなくて、モヤモヤするー。なんで簡単に殺人を起こせるの?!エステルはどうなるの!?
アルコール依存症の新聞記者は、この後どう動くようになるの!??!
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新刊が出た時に急いで買ったものの積読になってしまっていた。週末に一気読み。もっと早く読めばよかった。上巻の最初の50ページを読みきれば、エンジン全開で物語が動き出す。
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古典的な設定も設けられていて
盛りだくさんの内容で飽きさせない
ジョン ディクスン カーの名前が出てきたり
往年のファンも嬉しいのでは
一部、日本が舞台になっており
日本のファンとしては嬉しいところ
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展開がスピーディーで読んでいてワクワクする。ポー、フリン、ブラッドショーのコンビも安定感がある。まだ、上巻ではあるが、謎解きの結末も期待が持て、楽しい。
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世間から顰蹙を買っている人物が次々に殺される事件と同僚のエステル・ドイルの父親が銃殺され、彼女に容疑がかけられ逮捕される事件という別々の事件をポー&ティリーが捜査するミステリーで、不可能犯罪に雪密室といったこれまでで一番本格ミステリー色が強く、エンタメ要素も抜群で続きが気になる構成だった。早速下巻も読んでいきたい。
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ワシントン・ポー シリーズ第5段。生放送中に差別主義者の男が謎の死を遂げる。同じメッセージを受け取った下院議員も殺され、、、。現代の世相や犯人の強いエゴを背景に、事件は重苦しく始まる。が、今回も、相棒のティリーやフリンと共に物語は軽快にテンポ良く進んで行く。下巻では、事件に巻き込まれたドイルと、ポーの関係も発展。最後まで飽きさせない。
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いつも通り続きが気になって仕方がない面白い作品なんだけど、上下巻に分かれたことによって、上巻ではあまり話が進まなかったように思える。
その分下巻への期待は募るのだけれど、ページ数的に1冊で出版してくれても良かったのでは感。
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刑事ワシントン・ポーシリーズ第5弾。
手口の見えない連続殺人事件と、殺人容疑で逮捕された友人―二つの難事件に翻弄されるポー。追い詰められていく姿から張りつめた緊張感が伝わってくる。下巻も楽しみ。
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手に取れた順で、ストーンサークルの殺人の次にこちらを読んでる。一作目よりさらに会話の新鮮さや空気感が読んでいてそのまま届く感じで(説明感、読みにくい重さがないというか)とても面白い。
二つの事件が並行して捜査されるので、行き来するポーも大変。読んでいても複雑だけど、混乱はない。
ティリーの台詞訳がキャラにぴったり。
このシリーズ表紙のセンスも好き。
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感想は下巻の方に。
ここ最近、集中力が続かなくて読書がなかなか進まなかったのだけど、このシリーズのリーダビリティの良さのおかげで一気読み。久しぶりに本に没頭できた。
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ポーのシリーズ久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。
海外作品ながらの言い回しやジョークも面白い。
ボタニストは植物学者ね。
どうやったか全くわからない殺人事件と、友達のエステルドイルの容疑と二つの事件がどうなるのか
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ワシントン・ポーシリーズ5作目。
今回はドイルの父親の殺人とボタニストの殺人の2か所の殺人事件を捜査。下巻でどう絡んでくるか楽しみ。
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下巻未読。
2つの事件が交錯するのか?犯人がどんな手段を使ったのか?まだ話が広がっている所でどこに向かっていくのかは全然分からなくて、今の所面白い。
海外作品で日本が出てくると少し嬉しくなる。
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破天荒刑事ポーと超天才テリーのコンビのシリーズ5作目。
今回はボタニストと名乗る犯人が世間で嫌われている著名人を手段不明の方法で次々と毒殺していく。
ポーの悪態やテリーの天然感にすっかり馴染んでしまい、もはや映像で想像できます。
今作はこれまでのシリーズで一番読みやすく、かつオールキャストで挑む展開が面白い。
久しぶりに下巻が楽しみだ〜
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んもー!!
今回も冒頭から心鷲掴みにされましたー!!
読むごとに 前作を超えていくの本当にすごい!!
日本のファンに向けてなのか
日本の地名が出てきたり
日本人がよく食すものが出てきたり…
ポーとティリーが日本のことを語っているだけで
キャーっっと嬉しくなりました
連続毒殺事件が起こり 不可能な状況での毒死で
序盤は重大犯罪分析課チームも翻弄されるばかり…
閃きの刑事ポーや
データを駆使し
ポーの最高なコンビであるティリーによって
徐々に事件の輪郭がみえ始めます
んも〜鼻息荒くなるくらい!笑
ふたりのコンビが面白くて 最高で たまらない!!
毒殺事件以外にも
ポーやティリーの大切なチーム仲間が
逮捕される事件も勃発します
男らしさ限界突破なポーが
仲間のためにも奔走します
ポーカッコ良すぎるよ!!
ふたつの事件が どのように交錯してくるのか
めちゃくちゃ楽しみです
下巻早く読まなきゃ!!(*'ω'* Ξ *'ω'*)笑
Posted by ブクログ
あんなにカタカナの登場人物覚えられない病だったのに、このシリーズ読んでるうちに自然に覚えれられるようになってきている不思議。。。
せっかく登場人物表まで付いてるけどこのシリーズで使ったことないという、我ながらの驚き。
(それよりニューロマンサーにこの表つけてほしかった…というか全部の小説につけてほしい)
Posted by ブクログ
西表島が最初に出てきたから日本が舞台になるのかと期待したら、それきり出てこなかったので日本のファンへのサービスだったのかな。今回はポーvsボタニスト、同僚のエステル・ドイルが父親の殺人容疑で逮捕されたり毒殺犯も狡猾!いつも楽しみにしているティリーとの掛け合いがちょっと少なかったけど、フリン警部との紅茶事件ではちょっと笑わせてもらいました。下巻へ。
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大切な仕事仲間で友人のエステル・ドイルは父親殺しを疑われ、また別の場所では、思想や発言に問題があって嫌われている人間ばかりが狙われる連続殺人が発生。ポー部長刑事はどちらも追うことになるが、警察が目下動いているのは連続殺人の方で、ドイルは冤罪を着せられそうになる。どっちが大事とかじゃない、どっちも大事!両立できるのか?
匿名
安定
既刊の4作と比較して、アクションは控えめだったので、
少し物足りなく感じてしまいましたが、安定して面白かったです。
ティリーがますます可愛いし、冒頭のポー、ティリー、フリンのやりとりには笑いました。
それにしても女性の登場人物が多いですね。
ポーは常に女性に囲まれている印象w
Posted by ブクログ
ワシントン・ポーシリーズの第5作目。
今回はボタニスト、毒の使い手が相手となる。
そしてシリーズでは初となる上下巻二冊の大長編。
買った当日、一気に読み終えてしまったがやはりこのシリーズは面白い。
ミステリー好きにはたまらない一作であることは間違いない。
トーク番組の生放送中、女性蔑視の持論を展開するケイン・ハントが
突然倒れ、搬送先の病院で死亡。
ケイン・ハントは脅迫状を受け取っており、警察は殺人事件として捜査を開始。
そしてそれを皮切りにボタニストと呼ばれる殺人者による犯行が相次ぐ。
不可能と思われる状況からの毒殺を繰り返すボタニスト。
一方、同タイミングでポーのもっとも信頼する病理学者であるエステル・ドイルが
父親を銃で殺害したという容疑で逮捕されたという知らせがポーの元に届く。
どちらも不可能と思われる状況で犯行。
この二つの難事件を軸に物語は進行していく。
今回の敵も相当厄介な敵だが、
今回はあのエステル・ドイルに掛けられた殺人容疑という
二重苦の捜査を強いられるポー。
下巻でこの物語がどう転がるのか楽しみである。
Posted by ブクログ
生放送中に対談相手が死亡、毒殺。精密な植物画と詩の脅迫状が届いていたことから別のターゲットが見つかるが、保護下で毒殺される。対象は社会的な悪人、次のターゲットはネット投票。刑事ポーの操作仲間が父親殺害の容疑で逮捕される事件と同時進行。
操作能力の高いポーのチームとユニークなメンバーたち。不可思議連続殺人、密室の謎。その中から、キーとなる人物の過去や関係性などすこしずつ全貌が見えてきて、双方の事件もつながり、解決、そしてその余韻、たしかにうまいです。
Posted by ブクログ
しまった。
シリーズ物だったのか。
「ストーンサークルの殺人」から読むべきだったあ。
翻訳物なので、日本語にはない会話のはこびやジョークに違和感を感じたが、だんだん気にならなくなってきて、どんどん面白くなってきている。
下巻も楽しみです。