【感想・ネタバレ】ブラックサマーの殺人のレビュー

あらすじ

過去に手掛けた事件に冤罪疑惑が持ち上がり、刑事ポーは窮地に立たされるが……『ストーンサークルの殺人』に続くシリーズ第二作

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Posted by ブクログ

ワシントン・ポーシリーズの2作目。数年前に殺されたはずの娘が見つかった。そのことにより犯人と目されて収監されていた娘の父親の容疑が晴れることとなる。そして当時父親を逮捕した刑事ポーは無実の男を逮捕したとして窮地に立たされる。しかしポーは父親が犯人だと疑っていなかった。
1作目は随分前に読んだので細かい人間関係は忘れてしまっていた。ポーの過去のことなど前作の知識がないと分からないので順番に読むべき。死んだはずの娘と見つかった娘は同一人物だとDNA鑑定で分かっている。その謎を追いかけながら、同じ警察に真犯人として追いかけられる。スリリングなミステリを楽しめた。

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2025年11月12日

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最高のミステリーです

606ページ 一気読みというより読むのが止まらないのです。

登場人物のイメージが頭の中でクッキリ描かれる、臨場感ある文章で翻訳の力もあるのだと思います。

何で?どうなっているの?解決出来ないじゃないと言う始まりから、恐ろしいほどの結末へ。

読み終えてホッとしています

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2025年10月25日

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シリーズ2作目。
前作よりも内容が複雑すぎなくて読みやすかった。
前作同様、仲間達の力を合わせて真実を見つけ出していくストーリーにどっぷりと浸かれて楽しく読めた。
ポーの二重思考はどちらが正しいのか。
次回作も楽しみな最後でした。

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2025年10月03日

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ネタバレ

〈ワシントン・ポー〉シリーズ二作目。
過去に殺人罪で刑務所送りにされたカリスマシェフ。しかし被害者が生きていた。ポーは冤罪や真犯人の疑いで追われる中、背水の陣で仲間達と真実を突き止める。

前作で株が上がりみんなステップアップしていってると思ったら今回の事件。
最初の鳥を食べるシーンがやっぱり印象に残るね。

前回と同じく真相にたどり着くまでは長いけどさくさく読める。
キートンは擁護する所が何一つないから終わりもスカッとする。

真空パックで小分けにするの想像したらキツすぎた。ちょっとした事も後々関わってくるのは面白いけど。

ティリーが更に成長してて好き。
エステルも良いキャラすぎ、今後も出てくる感じかな?

最後の親父登場でめちゃくちゃ気になる引き。家の事もだし良いところで終わった〜。

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2025年09月28日

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ワシントン・ポーシリーズ2作目。
今回は、娘を殺した罪でポーに刑務所送りにされたカリスマシェフのジャレド・キートン。事件から6年経ち、殺されたはずの娘が生きて姿を現したことにより、ポーが窮地に立たされるというストーリー。
この娘は本当にキートンの娘なのか、ジャレド・キートンは罪を犯していないのか、ポーは厳しい状況の中、泥臭く捜査を行っていきます。ティリーやフリン、ギャンブルなど周囲の人がポーのために協力する姿がとても良い。話しの冒頭から結末までずっと面白く、ラストはまたもや次作が気になる終わり方でした。完全にワシントン・ポーシリーズにハマってしまった!次作に進みます!

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2025年09月22日

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ワシントン・ポー・シリーズ第二弾。今作は、ポーがかつて担当した事件で死亡したはずの被害者・エリザベスが生きて保護されるところからスタートします。被害者の父親であり、容疑者として起訴され、刑務所送りにされたジャレド・キートン。カリスマシェフと名高いキートンは無実なのか?ポーは冤罪というとてつもない過ちを犯してしまったのか?

…いやぁとってもおもしろい。
ミステリー小説に詳しいわけではないのですが、何だか正統派の刑事小説を読んでいる感じがします。ひとつずつプロセスを洗い出し、矛盾がないか、気になるところがないか確認・検証を行う。泥臭く、成果が一向に出ない、そんな地道な捜査の過程を示してくれることが、事件解決に至った時の大きな達成感に繋がっているように思えます。
また、今作は特に憎たらしいキートンを相手にしていたからでしょうか、前作のように、物悲しい雰囲気で終わることもなく、とーってもスッキリして読み終えることができました。
そうそう、登場人物がチャーミングなのも魅力ですよね。刑事ポーと敏腕分析官ブラッドショーは相変わらずながら、今作では優秀で真面目な上長のフリンもいい味を出していました。

次の作品も読み進めよう。

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2025年08月27日

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ネタバレ

ワシントン・ポー シリーズ2作目。
今回は犯人がどうやって殺人を犯し隠蔽したか、がテーマ。
ティリーが前作よりさらに成長し、出世もしている。このコンビがいれば無敵ではないのか?と思えるが、この2人でも今回の謎は厄介なようで、なかなか進まず途中までイライラする。でも最後はスカッとする展開で良かった。
最後のキートンとの取引は、イギリスには死刑制度がないから可能なんだなと。勉強になった。

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2025年08月15日

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シリーズ2作目。

サイコパスでカリスマシェフのキートンは本当に娘を殺害したのか。
出てくる証拠はキートンは冤罪だと言っている。
キートンが釈放されるのが先か、ポーがキートンが犯人だと証明するのが先か。

今回もポーとティリーのコンビが最高でした。
サイコパス相手に、あの頭脳明晰なティリーが苦戦するとは。

そして事件とは別に、前作から少し人間関係にも変化があり、早くも次回作が読みたくなっています。
シリーズ物の醍醐味。
楽しみです。

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2025年06月18日

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※オーディオブックで聴了
今回もティリーが最高にカッコよく素敵だった。彼女なしでは、ポーシリーズは始まらない!と思うほどだった。もう少し登場を増やしてほしいと切望するくらい大好きな人物。
今回の話は、ポーが境地に陥るお話しで最初からヒヤヒヤして、聴き進めるのがとても怖かった。絶対に捕まらないだろうとは思っていても、どうやってこの事件を解決するのだろうと思いながら、聴き進めた。主犯もそれに加担した人達、ポーを嫌う警察官も今回も本当に「こいつら嫌な奴!!」って思いながら、聴いたけど、作者は本当にいやらしい人間を描写するのが上手いなと感じた。
次の作品を聴くのが楽しみ。

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2025年05月10日

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『ワシントン・ポー』シリーズ第2巻。6年前に解決したはずの殺人事件を巡って窮地に立たされるポーがお馴染みの仲間とともに事件を追う。相変わらずぐいぐい読ませるし展開が本当に飽きない。本の厚さが半分に感じるすごさよ。

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2025年05月03日

購入済み

ワシントン・ポーシリーズの二作品めで、今回はポーが逮捕されるところから物語が始まります。
過去捜査に携わった殺人事件の被害者が生きて現れたことから、ポーはまたしても事件に巻き込まれていきます。頼もしくなったバディのティリーが大活躍です。

#ドキドキハラハラ

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2024年09月21日

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プロローグがとても好き。

ポーが指名手配に?!
ってとこから一気に加速していって、最後はきちんと解決してくれるのよね。

ポーの仲間達がなんだかんだ力あわえて捜査してくれるところが愛おしい。

犯罪内容は残酷なんだけど、あのチームを見てたらこの先が気になるんだなー!

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2025年12月06日

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シリーズ2作目も凄く面白かった!
えっ!ポーがどうして?という序盤でまず驚いた。ミステリーによくある暗さや怖さはもちろんあるけど、普段ミステリーを読まない自分でもテンポ良く読めるので楽しい。
ポーの重大事にティリーは必ず駆けつけてくれるという2人の信頼関係と友情がいいな。

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2025年12月06日

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前作でも感じたんですが、各チャプターが短く小刻みなので好きなタイミングで「今日はここまで」とできそうなのに、毎回気になるセリフやら文でチャプターが終わるから「…次のチャプターまで読んでから…」というのが結局続くという、まさにpage-turnerというか…章の終わらせ方が上手な作家さんだなぁと思います。

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2025年11月30日

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シリーズの二作目。今回ははじめから犯人はわかっているが、頭のキレる犯人のため、逆に追い詰められる展開が続き、心情的に辛くなる場面も多かったが話に引き込まれ楽しめた。前作の方がインパクトも意外性もあった気はするが、十二分に質の高いものを提供してくれた。また新たな展開が出てきて終わったので次回作も楽しみ

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2025年11月04日

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ポーとティリーが揃ったときの “無敵感” みたいなものが読んでいてすごくわくわくする。最高のバディ。

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2025年11月03日

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ネタバレ

イギリス湖水地方の描写と犯行シーンの描写のギャップが途轍もないシリーズ第二弾。
またまた魅力的なキャラクターが登場です。
ドイル女史。
ポーとのやりとりが好きです。
もちろん、腐れ縁的なフリンやまっしぐらなブラッドショーも相変わらず良いのですが。

このシリーズ、映像化してくれないかな。

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2025年10月24日

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ネタバレ

犯人の動機がちょっと弱いのと、刑務所に入ってから協力者を見つけ、死んだはずの娘を出現させるのはちょっとこじつけっぽい感じがした。
ポーやティリーなどは魅力的でよかった。

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2025年10月18日

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シリーズ2作目。
前回より今作の方がかなりワクワクしながら読めた。
やはりポーとティリーとの間柄がめちゃくちゃ良いな。
謝辞にもポーとティリーコンビについて書いてあったので
作者本人もこの2人がお気に入りなんだろうなぁと思い何だかほっこり。

続けて読みたいのだけれど、少しもったいない気もしてきた。悩ましい!

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2025年10月16日

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すごく面白かった!!
最後まで真相が分からなくて早く答えを知りたいの連続だった!
ただ、余分な描写が少し多くて読み飛ばしてしまう部分もあった

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2025年10月11日

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「ワシントン・ポー」シリーズの第二弾。私自身はすでに『ボタニストの殺人』を読んでしまっているので、このシリーズを読むのは3作目となる。

今回、ポーは過去に手がけた事件の誤認逮捕を問われることになる。6年前、ポーは自らの娘を殺した容疑で天才シェフのジャレド・キートンを逮捕した。ところが、その娘エリザベス・キートンが生きており出頭してきたのだ。血液検査はじめ、科学捜査はその娘がエリザベス本人であることを示している。しかし、ポーはジャレドが無罪であるとはどうしても信じられなかった。

作中、何度となくかかってくる「ポー、大変なことになった」という電話。あらゆる証拠がポーのミスを示す中、どう逆転するのか。手に汗を握る展開が続く。

男臭く、こうと決めたら突き進むポーを支えるのは、お馴染みの女性陣。元部下で現上司のフリン警部、分析官となった愛すべきブラッドショー。そしてのちのシリーズで重要な役割を果たすようになる解剖医のドイルも初登場する。次作に持ち越しのトピックがいくつかばら撒かれ、否が応でも期待が高まる。

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2025年09月29日

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ワシントン・ポーシリーズの2作目。
いわゆる続編のジンクスという言葉に真っ向から対抗できる傑作ミステリ。

前作に引き続き、ポーとティリーの掛け合いをはじめとした各登場人物のやり取りが面白い。ストーンサークルがそうであったように、今作も活字でありながら海外ドラマを見ている気分になるようなテンポの良い会話劇が繰り広げられていて、やっぱり好みど真ん中。人間関係の描写が濃かったね。ポーサイドも犯人サイドもみんな個性的なキャラクターになっているのも楽しめるポイント。今回はギャンブルが味方なのがちょっと嬉しいし、リグが良い。また出てきて欲しい。

徐々に判明していく内容から、ある程度の予想をしていたものの見事に外れた。想像を超えるエグさがそこにあった。ただちゃんと説明が入ると、なるほどと納得できるところがまた良いんだよな。推理も人間ドラマも楽しめて1粒で2度美味しい。それにしても彼が怖すぎるけど...。
あとはちらっと触れるにとどまっていたけど、日本人からするとイギリスの司法制度ってアメリカのそれ以上に不思議なのかもしれない。

ラストはかなり気になる終わり方をしたけど、次回作で絡んでくるのか...?

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2025年09月25日

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うーん、面白かった!
ストーンサークルよりなお登場人物たちがイキイキと魅力的。
ポーもだけど、ティリーもフリンも、いいな。
そこにトリックが徐々に明らかになっていく過程にわくわく。
一連繋がりもあるし、このシリーズは一気に読むといいかも。次行くか!

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2025年09月11日

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ネタバレ

初ワシントンシリーズ。ワシントンが殺人の犯人として疑われて展開していくという構想は面白いし、ハイテク、ローテクを、織り交ぜる展開も面白かった。別作も読みたい。

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2025年07月21日

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まさかの主人公が被疑者で逮捕されそうになり、ドキドキ感が止まりません。犯人は最初からわかっているが、どんな手を使って無罪を勝ち取ったのか分かりません。犯人との知恵比べに勝てるのか?
最後まで捻りが効いて面白かったです。

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2025年06月24日

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シリーズ2作目もグイグイ読めて
面白かった〜✨

やっぱり、相棒の分析官
ティリー.ブラッドショー存在感
超天才でオタクな空気読めない女子
2作目はしっかり出世もしている。
でも、会議では上司の仕草を横目で見ながら
一挙手一投足真似る
可愛らしいキャラクター。

ポーとティリーの2人の会話のシーンは
読んでいで和んだ♪

3作目も楽しみ✨

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2025年06月12日

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ネタバレ

いつもながら事件はグロテスクで中々心に残ってしまうけど、ストーリーは面白い。映画になりそう。トリュフがキーになってるところもよかった。

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2025年05月11日

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ネタバレ

前作に続き、2作目のこちらも期待を裏切らない良質でわくわくする読書時間を提供してくれた一冊。プロローグでいきなり前作同様に否が応でも興味を掻き立てる。

冒頭からいきなりワシントン・ポーが殺人容疑で逮捕されるというのっぴきならないシチュエーション。
それもあのハンニバル・レクターを彷彿とさせる、グルメでサイコな気取り野郎との因縁を感じさせる禍々しい雰囲気たっぷりの場面で、ポーが殺人犯人でないのは読者的にはわかりきったことだけど、いったいどうして? なにがあった、ポー?! とページをめくる手はもう止まらない。

今回は犯人捜しの本格推理ではなく、タイムリミットもののサスペンス色が色濃いので、それも一気読みに大きく貢献している。

本シリーズの読みどころのひとつは、ポーと“電脳”分析官ティリー・ブラッドショーとのバディ関係にあるけれど、今回のティリーの登場シーンは鳥肌ものだった。

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P211
彼女がメールを受信したのが午後の二時前。およそ十三時間後にハードウィック・クロフトに現れた。その十三時間の間に、いま取り組んでいる事件を他に割り振り、なんだかよくわからない電子機器とサバイバル用品を購入し、地図の読み方を覚え、三百五十マイル北まで車を飛ばした。おまけに、リュックサックに荷物を詰め、起伏の激しい危険な湿原を二マイルも歩いてきた。
それも夜に。
しかも、いますぐ仕事にとりかかろうとしている。
信じられない。
覚悟しろよ、キートン父娘。
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いいぞ~、いいぞ~!! グルメサイコ野郎なんか、とっちめろ~~~!
ここ、東野さやかさんの訳もうまいんだなあ。

今回の事件の重要ポイントとなる血液の入れ替え。本書に出てくる<ジョン・シュネーベルガー事件>って本当にあったんですね。人体やら生物関係に疎い私は、本書を読んでいるときにはここの仕組みが正直わからなかったんだけど、検索してみたら実際にあった事件ってことで、なるほど、たしかに「徹頭徹尾、ローテクな答え」だと理解できました。

まあ、でも正直今回の仕掛けはいろいろと調子が良すぎちゃいないかとは思いましたが、ここまでわくわくタイムを提供していただいたので、まったく不満はございませんとも!

次作はどうやら上下巻になるようですね。
時間を見つけて、これまた一気に読んでいきたいと思います。

====データベース===
かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。 彼は娘のエリザベスを殺した罪に問われたのだ。
だが六年後のいま、その娘が生きて姿を現した!
キートンは無実なのか?
あらゆる証拠が冤罪を示し、窮地に立たされたポーを助けるべく、分析官のブラッドショーが立ち上がる。
強烈な展開が読者を驚倒させる、英国ミステリ・シリーズの第二作。

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。 彼は娘のエリザベスを殺した罪に問われたのだ。だが六年後のいま、その娘が生きて姿を現した! キートンは無実なのか? あらゆる証拠が冤罪を示し、窮地に立たされたポーだったが…。ポーとブラッドショーコンビのシリーズ2作目です。あっという間の一気読み。次作も楽しみです。

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

ワシントン・ポーシリーズ第2弾!

安定の面白さで、前作とは違った種類の事件である。

ポーが不利な状況に立たされる序盤からどうなるのかワクワクが止まらない!?

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

オーディブルで楽しんだ なかなかエグめの話だった。
トリック的には、そこまでだったが、
ポーとティリーの関係性がよかった。

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2025年12月04日

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