【感想・ネタバレ】ブラックサマーの殺人のレビュー

あらすじ

過去に手掛けた事件に冤罪疑惑が持ち上がり、刑事ポーは窮地に立たされるが……『ストーンサークルの殺人』に続くシリーズ第二作

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Posted by ブクログ

ネタバレ

〈ワシントン・ポー〉シリーズ二作目。
過去に殺人罪で刑務所送りにされたカリスマシェフ。しかし被害者が生きていた。ポーは冤罪や真犯人の疑いで追われる中、背水の陣で仲間達と真実を突き止める。

前作で株が上がりみんなステップアップしていってると思ったら今回の事件。
最初の鳥を食べるシーンがやっぱり印象に残るね。

前回と同じく真相にたどり着くまでは長いけどさくさく読める。
キートンは擁護する所が何一つないから終わりもスカッとする。

真空パックで小分けにするの想像したらキツすぎた。ちょっとした事も後々関わってくるのは面白いけど。

ティリーが更に成長してて好き。
エステルも良いキャラすぎ、今後も出てくる感じかな?

最後の親父登場でめちゃくちゃ気になる引き。家の事もだし良いところで終わった〜。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ワシントン・ポー シリーズ2作目。
今回は犯人がどうやって殺人を犯し隠蔽したか、がテーマ。
ティリーが前作よりさらに成長し、出世もしている。このコンビがいれば無敵ではないのか?と思えるが、この2人でも今回の謎は厄介なようで、なかなか進まず途中までイライラする。でも最後はスカッとする展開で良かった。
最後のキートンとの取引は、イギリスには死刑制度がないから可能なんだなと。勉強になった。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イギリス湖水地方の描写と犯行シーンの描写のギャップが途轍もないシリーズ第二弾。
またまた魅力的なキャラクターが登場です。
ドイル女史。
ポーとのやりとりが好きです。
もちろん、腐れ縁的なフリンやまっしぐらなブラッドショーも相変わらず良いのですが。

このシリーズ、映像化してくれないかな。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人の動機がちょっと弱いのと、刑務所に入ってから協力者を見つけ、死んだはずの娘を出現させるのはちょっとこじつけっぽい感じがした。
ポーやティリーなどは魅力的でよかった。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初ワシントンシリーズ。ワシントンが殺人の犯人として疑われて展開していくという構想は面白いし、ハイテク、ローテクを、織り交ぜる展開も面白かった。別作も読みたい。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつもながら事件はグロテスクで中々心に残ってしまうけど、ストーリーは面白い。映画になりそう。トリュフがキーになってるところもよかった。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に続き、2作目のこちらも期待を裏切らない良質でわくわくする読書時間を提供してくれた一冊。プロローグでいきなり前作同様に否が応でも興味を掻き立てる。

冒頭からいきなりワシントン・ポーが殺人容疑で逮捕されるというのっぴきならないシチュエーション。
それもあのハンニバル・レクターを彷彿とさせる、グルメでサイコな気取り野郎との因縁を感じさせる禍々しい雰囲気たっぷりの場面で、ポーが殺人犯人でないのは読者的にはわかりきったことだけど、いったいどうして? なにがあった、ポー?! とページをめくる手はもう止まらない。

今回は犯人捜しの本格推理ではなく、タイムリミットもののサスペンス色が色濃いので、それも一気読みに大きく貢献している。

本シリーズの読みどころのひとつは、ポーと“電脳”分析官ティリー・ブラッドショーとのバディ関係にあるけれど、今回のティリーの登場シーンは鳥肌ものだった。

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P211
彼女がメールを受信したのが午後の二時前。およそ十三時間後にハードウィック・クロフトに現れた。その十三時間の間に、いま取り組んでいる事件を他に割り振り、なんだかよくわからない電子機器とサバイバル用品を購入し、地図の読み方を覚え、三百五十マイル北まで車を飛ばした。おまけに、リュックサックに荷物を詰め、起伏の激しい危険な湿原を二マイルも歩いてきた。
それも夜に。
しかも、いますぐ仕事にとりかかろうとしている。
信じられない。
覚悟しろよ、キートン父娘。
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いいぞ~、いいぞ~!! グルメサイコ野郎なんか、とっちめろ~~~!
ここ、東野さやかさんの訳もうまいんだなあ。

今回の事件の重要ポイントとなる血液の入れ替え。本書に出てくる<ジョン・シュネーベルガー事件>って本当にあったんですね。人体やら生物関係に疎い私は、本書を読んでいるときにはここの仕組みが正直わからなかったんだけど、検索してみたら実際にあった事件ってことで、なるほど、たしかに「徹頭徹尾、ローテクな答え」だと理解できました。

まあ、でも正直今回の仕掛けはいろいろと調子が良すぎちゃいないかとは思いましたが、ここまでわくわくタイムを提供していただいたので、まったく不満はございませんとも!

次作はどうやら上下巻になるようですね。
時間を見つけて、これまた一気に読んでいきたいと思います。

====データベース===
かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。 彼は娘のエリザベスを殺した罪に問われたのだ。
だが六年後のいま、その娘が生きて姿を現した!
キートンは無実なのか?
あらゆる証拠が冤罪を示し、窮地に立たされたポーを助けるべく、分析官のブラッドショーが立ち上がる。
強烈な展開が読者を驚倒させる、英国ミステリ・シリーズの第二作。

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2025年05月10日

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