東野さやかのレビュー一覧
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おんもしろかったぁぁぁ
冷静に感想書く気になれないくらい面白かった!
ストーリーはもちろんなのだけど、キャラクターがもう堪らんくらい魅力的で。
一番のお気に入りは温室育ちの天才分析官。
温室育ちというだけあって、一般的な常識から一歩はずれたユニークさがあるのだけど、中年と言われる世代の主人公との化学反応が素晴らしい。
やりとりだけでなく、物語を通じて少しずつ変化する様子を主人公が優しく見守っているのも良かった。
その2人以外のキャラクターも筋の通った人たちばかりで、人物の描き方が上手。
肝心のミステリの謎部分も入り組んではいるけれど、全てにきちんと意味があり、ヒントを与えて筋道は示しつ -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭の殺害シーンの猟奇性から、どうもヘビーな内容のようだと覚悟したけれど、捜査が進むにつれてどんどん悍ましさは増し、とどめを刺すかのようなラストが待っていて打ちのめされた。
ポーの独断はこれで正しかったのか、結論の出ない問題だと思う。でも出来ることを最大限やったポーの良心を支持したい。
自殺のチャレンジが現実にあったことだというのを知らず、私たちが生きる世界はなんと悲しいんだろうと思った。この小説だって恐ろしい殺人事件が引き起こされるけれど、こういった罠は至るところに存在するのかもしれない。
最初から最後まで飽きさせない展開で、三作目にして更にパワーアップしたかのような内容だった。優秀な人たち -
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今作は、あの精神的にも肉体的にもタフなワシントン・ポーがカウンセリングを受けている場面から幕開し、「一体、何があったのか?」と一気に引き込まれた。
物語は、現在のカウンセリングと凄惨な事件の回想が行き来しながら進み、少しずつ全容が明かされていく。こうした構成はシリーズ初で、新興宗教や心理的アプローチが盛り込まれている点も、これまでの作品とは一線を画す。
特に注目したいのは、被害者の体に刻まれた難解なタトゥーで、『プリズン・ブレイク』を彷彿とさせる。
相変わらず癒やしをくれるティリーと、鼻持ちならないライナス、そして彼をポーがどう「料理」するのかも見どころの一つだ。上巻のラストで示唆され -
Posted by ブクログ
ネタバレ下巻は一気読み!
読み進めれば読み進めるほど途中でやめられなくなる展開で、いやー面白かった!
このシリーズは殺人の手段の残忍さがきつい面もあるのだけど、そのグロい想像の先に目が釘付けになってしまう中毒性のようなものがある気がする。怖いもの見たさの欲望をまんまと満たされてしまった。
下巻の重要な内容がまさにタイトルになっている。
そして本作独特のカウンセリング対話形式の描き方が、あんな風に事件の根幹に関わっていたとは…
さすがにそこまでは考えつかなかった!あっぱれ!
複雑なのに矛盾なく結実していく秀逸なミステリ作品。ポーシリーズの中でも忘れがたい作品になった。 -
Posted by ブクログ
ワシントン·ポーシリーズ5作目
ようやく読めた!
安定の読みやすさ、
ただ、登場人物は相変わらず多めだけど
登場人物表が付いていて 助かります。
栞にも使えるし、あっちこっちページをめくる事もなく読めて これは本当にありがたい✨
上巻冒頭、西表島から始まり 恐ろしいものが見つかったようで…何やら事件のにおい
パッと場面が変わりイギリスのグラスゴー
農薬を買う男
そして、またまたパッと場面変わり番組収録スタジオ。で、収録中に毒殺事件発生。
リズム良く展開して惹き込まれていきます。
父親殺しの容疑者となった
エステル·ドイルのために奔走する
ワシントン·ポー の姿がとてもかっこいい
2本 -
Posted by ブクログ
またまたしてやられた!!
こんなにシリーズを重ねてなぜまだこうも読者の期待を超えることができるのかと驚きを隠せない。シリーズものは得てして一作目が1番面白いとなりがちだがワシントン・ポーは全くそんなことはない。キュレーターの殺人が個人的にどはまりで、ボタニストの殺人が消化不良だったことを踏まえてデスチェアの殺人への期待は半端じゃなかったがそれを余裕で超えてきた。個人的に現代の海外ミステリーは間違いなくM.W.クレイヴンが席巻していると言える。
事件の渦中の時間軸とカウンセリングを受けている時間軸が交互に展開されるといういつもと構成が違うことも最後の展開に重要だったのかと言葉を失った。それこ