東野さやかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレワシントン・ポーシリーズの第5作
シリーズを経るごとにページ数が増えていって、遂に上下巻になった。威圧感はあったものの、実際読んでみればむしろこれまでよりも読みやすくて上巻はあっという間に読めた
これまでの策謀を巡らせに巡らせた犯人による重大事件とは一風変わって、ドイルに容疑がかけられた事件の方は密室殺人になっていて、その辺はポピュラーなミステリになっている。でも捜査すればするほど謎が増殖するのはやはりワシントン・ポーのシリーズだなって思った
随所随所に日本(西表島、フグ)が出てくるけど、果てしてどういう関わり方をするのか気になる
意外とドイルこういう状況だと弱気になるんだなって面白かった -
Posted by ブクログ
ネタバレワシントン・ポーシリーズの第4作
3作目のキュレーターを読んでから時間が経っているため世界観についていけるか心配だったが、そこはクレイヴン、流石の筆力で全く楽しさを削がれることがなかった
猟奇的な要素は減っているものの、広大な紙幅で繰り広げられるストーリー展開は変わらないどころか、MI5やFBIも登場することで更に作品の密度が濃くなったと言える
サミット予定地で参加者のヘリコプター輸送を任されていた会社の経営者が人気の少ない売春宿で殺害される事件が起こる。単なる金銭目的の殺人かと思われたが、3年前の銀行強盗事件、更にはアフガニスタン紛争中の自爆テロ事件との関連が見出されることで、捜査の手はイギリスという国の深部へと及ぶことになる…
流石にめっちゃ面白かった
単に小説が面白いだけではなく、著者のあとがきまでも面白いというのは例を見ない
解説にもあるように、襯染(しんぜん)という形で読者の興味を引きつけるやり方など文章はテクニカルでありながら、ストーリー自体も最高品質のミステリーであるということも面白さの底上げをしている原因であると感じる