東野さやかのレビュー一覧

  • キュレーターの殺人

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    ネタバレ

    冒頭の殺害シーンの猟奇性から、どうもヘビーな内容のようだと覚悟したけれど、捜査が進むにつれてどんどん悍ましさは増し、とどめを刺すかのようなラストが待っていて打ちのめされた。
    ポーの独断はこれで正しかったのか、結論の出ない問題だと思う。でも出来ることを最大限やったポーの良心を支持したい。
    自殺のチャレンジが現実にあったことだというのを知らず、私たちが生きる世界はなんと悲しいんだろうと思った。この小説だって恐ろしい殺人事件が引き起こされるけれど、こういった罠は至るところに存在するのかもしれない。
    最初から最後まで飽きさせない展開で、三作目にして更にパワーアップしたかのような内容だった。優秀な人たち

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    2026年03月16日
  • グレイラットの殺人

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     必要以上に長いだけのミステリーは、しばしば登場するが、これはとても構造的でかつ素晴らしく読み応えがある。
     キャラクターが、さらに生き生きしてきた。

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    2026年03月16日
  • デスチェアの殺人 上

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     今作は、あの精神的にも肉体的にもタフなワシントン・ポーがカウンセリングを受けている場面から幕開し、「一体、何があったのか?」と一気に引き込まれた。
     物語は、現在のカウンセリングと凄惨な事件の回想が行き来しながら進み、少しずつ全容が明かされていく。こうした構成はシリーズ初で、新興宗教や心理的アプローチが盛り込まれている点も、これまでの作品とは一線を画す。
     特に注目したいのは、被害者の体に刻まれた難解なタトゥーで、『プリズン・ブレイク』を彷彿とさせる。
     相変わらず癒やしをくれるティリーと、鼻持ちならないライナス、そして彼をポーがどう「料理」するのかも見どころの一つだ。上巻のラストで示唆され

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    2026年03月16日
  • デスチェアの殺人 下

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    ネタバレ

    下巻は一気読み!
    読み進めれば読み進めるほど途中でやめられなくなる展開で、いやー面白かった!
    このシリーズは殺人の手段の残忍さがきつい面もあるのだけど、そのグロい想像の先に目が釘付けになってしまう中毒性のようなものがある気がする。怖いもの見たさの欲望をまんまと満たされてしまった。
    下巻の重要な内容がまさにタイトルになっている。
    そして本作独特のカウンセリング対話形式の描き方が、あんな風に事件の根幹に関わっていたとは…
    さすがにそこまでは考えつかなかった!あっぱれ!
    複雑なのに矛盾なく結実していく秀逸なミステリ作品。ポーシリーズの中でも忘れがたい作品になった。

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    2026年03月15日
  • ボニーとクライドにはなれないけれど

    購入済み

    掘り出した

    おもしろそうで買ったら、良い買い物でした。電車の中で時間を忘れて読み終わった。派手さはないけど、ゆっくり進んでいきます

    #ほのぼの

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    2026年03月14日
  • デスチェアの殺人 下

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    ネタバレ

    面白かった。
    シリーズの中でも暗く辛い話ではあったが、犯人からなにからなにまで予想外で後半は気になりすぎて一気に読んでしまいました。

    ティリーとポーのコンビが大好きなのでいつか戻ってくると信じて...

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    2026年03月09日
  • ボタニストの殺人 上

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    ワシントン·ポーシリーズ5作目
    ようやく読めた!

    安定の読みやすさ、
    ただ、登場人物は相変わらず多めだけど
    登場人物表が付いていて 助かります。
    栞にも使えるし、あっちこっちページをめくる事もなく読めて これは本当にありがたい✨

    上巻冒頭、西表島から始まり 恐ろしいものが見つかったようで…何やら事件のにおい
    パッと場面が変わりイギリスのグラスゴー
    農薬を買う男
    そして、またまたパッと場面変わり番組収録スタジオ。で、収録中に毒殺事件発生。

    リズム良く展開して惹き込まれていきます。

    父親殺しの容疑者となった
    エステル·ドイルのために奔走する
    ワシントン·ポー の姿がとてもかっこいい

    2本

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    2026年03月08日
  • キュレーターの殺人

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    かなりボリュームがあるのに中だるみしない展開のおかげで飽きることなく、むしろ加速度的に目が離せなくなる面白さ。現代的で生々しい事件にもひきこまれちゃったな。

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    2026年03月06日
  • デスチェアの殺人 下

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    またまたしてやられた!!

    こんなにシリーズを重ねてなぜまだこうも読者の期待を超えることができるのかと驚きを隠せない。シリーズものは得てして一作目が1番面白いとなりがちだがワシントン・ポーは全くそんなことはない。キュレーターの殺人が個人的にどはまりで、ボタニストの殺人が消化不良だったことを踏まえてデスチェアの殺人への期待は半端じゃなかったがそれを余裕で超えてきた。個人的に現代の海外ミステリーは間違いなくM.W.クレイヴンが席巻していると言える。

    事件の渦中の時間軸とカウンセリングを受けている時間軸が交互に展開されるといういつもと構成が違うことも最後の展開に重要だったのかと言葉を失った。それこ

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    2026年03月05日
  • グレイラットの殺人

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    4作目のワシントン・ポーシリーズ。ジェームズ・ボンド強盗団、売春宿での変死、残されたラットの置物、サイバーハッキング、MI5による監視と妨害と先の読めない展開、そしてシリーズお馴染みの二転三転する展開も加わって…。
    ポーの閃きとティリーの渾身的なサポートが絡み合い、謎解きが進み始めるのに合わせてこちらのページを捲る手もノッてくる。事件の全貌が見えてきた中盤以降のスピード感は、ポーやティリーにぐいぐいと腕を引っ張られているような感覚。

    今作はぐっと厚みが増して更に重量も中々だけど無駄なページは1ページもなく、むしろ最初から最後まできちんと読ませる内容。会話のテンポ感も良いので最後までページ数の

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    2026年03月03日
  • ブラックサマーの殺人

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    六年前に解決した殺人事件の被害者が生きていた──? 衝撃の事実から幕が上がる〈ワシントン・ポーシリーズ〉第二作。

    巧妙な罠を仕掛ける犯人と、真相解明に動くポーたちの攻防から目が離せない今作。とあるタイムリミットがあることで地道な捜査時間に緊迫感が生まれ、先の読めない展開にどんどん夢中になった。逸る気持ちを抑えながら、証拠を探すようにしっかりと文章を読み込む時間はとても贅沢で楽しかった。

    前作の『ストーンサークルの殺人』の後日談や捜査メンバーの関係性の変化など、シリーズものゆえの楽しみを作ってくれているところも良い。少ししっくりこない部分はあったものの、前作よりもミステリーの色が濃く感じられ

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    2026年02月28日
  • キュレーターの殺人

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    ポーとティリーが仲良くてニコニコする。
    面白かったけど、確かに他の方も書いているように
    動機から目的の犯行までが複雑すぎたかも。
    最後にはもう指が見つかったことなんかどうでも
    よくなっていた笑
    シリーズまだまだ続いて欲しい。
    オーディブルがあるのもありがたい。

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    2026年02月23日
  • デスチェアの殺人 下

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    最後、これまでのカウンセリングがそうくるかぁとのけぞった。
    そりゃ、私だってティリーがお茶したか気になるわ。ポー、教えてくれ。

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    2026年02月20日
  • デスチェアの殺人 上

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    ストーンサークルを読み始めた時には、既にボタニストまで刊行されていた。
    まさかシリーズ読み終えて間もないうちに、次作が刊行されるとは全く知らず!たまたま発売直後に本屋に寄ったら積んであって。もちろん一気読みデス!

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    2026年02月17日
  • ストーンサークルの殺人

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    海外ミステリーってこんなに面白いんだ!と、
    手に汗握りながら夢中になった。

    型破りな切れ者刑事×世間知らずの天才分析官のはみ出し者バディが難事件に挑んでいく〈ワシントン・ポーシリーズ〉第一作。
    王道だからこそ生まれる高揚感と、最後の最後まで楽しませてくれる鮮やかな伏線に心を掴まれた。ポーたちが事件解決のために東奔西走するなかで、イギリスの風土や文化に触れられるところも良い。数々のストーンサークルやカンブリア州内の地理、フルのイングリッシュブレックファストをインターネットで検索しながら、彼らと同じ空気を吸い込む。

    ミステリーならではの目を覆いたくなるような惨たらしい描写は正直苦手なのだが、そ

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    2026年02月17日
  • キュレーターの殺人

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    犯人が誰か分かるまで、M・W・クレイヴンといえども⭐︎4かしらな〜と思っていたけれど、犯人が分かったところで一気に⭐︎5に!本当にこのシリーズはハズレが無い!毎回裏の裏の裏をかいてくる!
    フリン警視のパートナーの印象が薄くて、全然覚えられなかったのが悔しい!登場人物をもっとしっかり覚えられていたら、もっっと面白かっただろうなぁ
    何を言ってもネタバレになっちゃいそうだから浅いことしか書けない…!
    今回は輪をかけてティリーの分析能力が万能でなんでもありじゃんと思っちゃったけど、それを凌駕するストーリー構成能力で、圧倒されました。褒めることしかできない〜次の作品が楽しみ!

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    2026年02月13日
  • キングの死

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    ネタバレ

    ハートの話題になったデビュー作。やはりじっくり読ませて厚みがある。
    ジョン・ハートは1965年生まれ。
    この本は2006年発刊 当然パソコンも携帯電話も出てくる。海外のミステリは、過去の名作、というのを最近読んでいるので、一気に今の世界に戻った。
    分厚い文庫で600数ページ



    ワークは弁護士の父が持つビルの中に、自分も事務所を持つ弁護士だった。
    父親は極貧から身を起こして、今では町で知らないものはない最も裕福で、有能な成功者だと見られていた。
    だが、家庭では低俗な見栄っ張りで、傲慢な専制君主だった。

    ある夜、不幸な結婚から自殺未遂を繰り返す妹(ジーン)が、療養施設時代に知り合った女性と同

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    2026年02月11日
  • ブラックサマーの殺人

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    シリーズ2冊目、ブラックサマーはブラックサマートリュフの事らしいのですが、トリュフもズアオホオジロ料理も、私は食べた事はありません。舞台となる英国の田舎の風景を想像しつつ、テンポよく進む物語に引っ張られて、600ページをあっという間に読み終わりました。とても読みやすく、お勧めです。

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    2026年02月09日
  • デスチェアの殺人 上

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    ボタニストから続いてのワシントン・ポーシリーズ。
    続きが出るたびに前作より面白い。
    PTSDに苦しめられるポーがカウンセリングを受けている場面から始まる当作。
    ティリーは?ドイルは?何があったの?と止まらない。
    下巻に続く!

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    2026年02月01日
  • ボタニストの殺人 下

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    シリーズが進むほどキャラクターたちへの愛着が湧いてくる。ドイル〜、そう展開するの!
    いろんな大変なことにぶつかってきたポー、ティリー、フリン、ドイルだけど、シリーズ重ねるごとにチームワーク抜群で嬉しくなる。予想外の展開、結末も素晴らしい。シリーズの中で最高、また続編も読みたい!

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    2026年01月24日