東野さやかのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレハートの話題になったデビュー作。やはりじっくり読ませて厚みがある。
ジョン・ハートは1965年生まれ。
この本は2006年発刊 当然パソコンも携帯電話も出てくる。海外のミステリは、過去の名作、というのを最近読んでいるので、一気に今の世界に戻った。
分厚い文庫で600数ページ
ワークは弁護士の父が持つビルの中に、自分も事務所を持つ弁護士だった。
父親は極貧から身を起こして、今では町で知らないものはない最も裕福で、有能な成功者だと見られていた。
だが、家庭では低俗な見栄っ張りで、傲慢な専制君主だった。
ある夜、不幸な結婚から自殺未遂を繰り返す妹(ジーン)が、療養施設時代に知り合った女性と同 -
Posted by ブクログ
カルト教団「ヨブの子供たち」で行われていたある教育には「慈悲の椅子」が使われていたらしい。そのおぞましい実態を目にしたポーに襲い掛かる危機。そしてさらなる衝撃の展開が……ますます目の離せない下巻です。
いよいよ緊迫感が尋常でないものになってきます。事件の流れのところどころでカウンセリングルームに視点が移り、そのたび一体ポーがどれほどの災難に遭ったのか、もう不安で不安で仕方がありませんでした。そして明らかになる真相。「慈悲の椅子」にまつわる部分もとんでもないけれど、それがこのような事件をさらに呼び起こすことになったとは。コーネリアス、被害者とはいえ同情はできません。犯人に対して「よくやった」と言