東野さやかのレビュー一覧
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相変わらず、テンポよくドラマが進んでいきます。
事件の解決も重要ですけど、もう登場人物が魅力的。ワルイ奴ですらも!
それから、本筋とは別にして、ドラマの舞台となるカンブリアの景色が目に浮かんできます。
事件が殺伐してるからいっそう、美しい風景が浮き上がってきます。
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アメリカが誇る実力派SF作家の中編集。
仮想空間内のキャラクターが人格を持ち始める編者クラウチの「夏の霜」から始まり、今や泣く子も黙る、飛ぶ鳥を落とす勢いのアンディ・ウィアーの量子コンピュータでカジノをハックする「乱数ジェネレータ」で締める。どれもモダンでキャッチー。イマドキのSF。退屈な小片などひ...続きを読むPosted by ブクログ -
(上巻の感想と同一)森や川を描く冗長な場面も多く、なかなか読み進めることができなかったが、複雑なプロットで最後の謎解きには感心した。米国ミステリー全般にいえるが、銃が身近にある米国でないと成立しないストーリー。ジョニーの万能さとキャサリンの外見的魅力にリアリティが欠ける気がするが、米国文化を知らいな...続きを読むPosted by ブクログ
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森や川を描く冗長な場面も多く、なかなか読み進めることができなかったが、複雑なプロットで最後の謎解きには感心した。米国ミステリー全般にいえるが、銃が身近にある米国でないと成立しないストーリー。ジョニーの万能さとキャサリンの外見的魅力にリアリティが欠ける気がするが、米国文化を知らいないためかもしれない。Posted by ブクログ
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アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞
英国推理作家協会賞最優秀賞スリラー賞受賞
壮絶だけど話の内容はおもしろかった。
外国語小説だからか、聞きなれない物の言い表し方がところどころあり、言葉が美しく素敵だなと思った。
ドラッグが身近だったり、危険な集落があったり、宗教色が強かったりして、日本とは違う...続きを読むPosted by ブクログ -
途中でやめなくてよかった。
上巻は暗くしつこく謎ばかりで、楽しい読書とは言えなかったが、手は止まらなかった。
下巻に入って、溢れ出るように事件が動く。
そして最後、全貌が明らかになると上巻から続いていた「暗くしつこい」描写とつながっていく……。
繕おうとすればするほど壊れていく家族と友情は、苦痛...続きを読むPosted by ブクログ