松浦弥太郎のレビュー一覧
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手みやげから、ちょっとした軽食、スイーツまで、くいしんぼうをテーマにひとつひとつ丁寧にエッセイ仕立てにしたもの。
手みやげで悩んだらこれをみよう。ヨックモックのラングドシャとか定番ももちろんある。週に一度か二度、職場の近くのオーバカナルに朝食をとりにいくという。弥太郎さんは、結構お洒落を地でいっている人なので、さすが。 自分は、土曜のお昼はオーバカナルというスタイルだったけど、やっぱり美味しい。白金のマルイチベーグルもちょうど食べたところ。もっちりとした食感が圧倒的。
いろいろ美味しいものには目はないのだけれど、改めて新しいお店を開拓せねば。 -
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言葉の選び方が おもしろいね。
でも、世界観的にいうと かなり モザイク的で
歪んでいるように 感じる。
『暮しの手帖』の編集長という肩書きが
ひとつのイメージを作り上げている。
そのイメージが 修身や道徳のお勉強的になってしまうのかも。
自分を保ち維持しながらの 自分の処世術 なんだよね。
『考える』という言葉と 『考える』という行為は、
どうも距離がある。
一体何を考えるのだろうか。
壁に打ち当たって はじめて 考えるという行為の本質が
発揮されるのかもしれない。
『社会を幸せで満たすために仕事をする』
というのは、ココロザシがあり、気宇な 姿勢で
何事も 吸収し 飲み込むことが で -
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伊藤さん、活動拠点を横浜に…。
あれ、また離婚?
というところだけが気になりました…。
もうたぶん、この人の本は買わない。
こう、比較対象がいる本(松浦さんと似た感じのものをテーマにしてるので、どうしても読み比べてしまうというか)って、まぁ着眼点の違いを楽しめばいいんだろうけど、片方の稚拙さが目立ってしまう気がしてしまう。
要は多分、私はこの人に飽きてしまったのだ。
この人を消費してしまったっていうか。
あぁ、伊藤まさこさんを、ということで。
この本を買ってよかったのは、
「人と闘わないことを闘う」という松浦さんの姿勢と言葉、です。
さようなら -
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松浦弥太郎とスタイリストの伊藤まさこが選んだ上質なものについてのエッセイ。
上質なものの定義は難しいが、使いながら日々選び抜かれたものである。だからこそ、使っていてしっくりくる自分らしいものになってゆく。スマイソンの便箋と封筒であったり、フライのシャツだったり、ルブタンのハイヒールだったりする。しっくりくる、大切に使って行くもの。反対は、使い捨てるもの。
自分にとってはどうか。少しは上質なものは増えただろうか。清潔であること。ちょっと背伸びして、成長するきっかけになること。松浦弥太郎は実用的、伊藤まさこは洒落た一点ものに拘りがある。拘りは、手入れして綺麗にすることに繋がるから、上質なも -
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【本の内容】
N.Y.、サンフランシスコ、神保町、足どりも軽やかに向かう先はいつもその街いちばんの古本屋-。
中目黒の小さな書店から、本を巡る新しいムーブメントを牽引し続けてきた著者の初エッセイ集。
古書店主であり文筆家、現在は『暮しの手帖』誌の新編集長として注目される彼の、本から始まる「旅」の原点。
出会いの喜びと、自由であれ!という今も変わらぬメッセージに満ちた、瑞々しい一冊。
[ 目次 ]
[ POP ]
「牛のマークの『カウブックス』という楽しい本屋さんがあるよ」と知人から教えられた。
東京の目黒川沿いにあるという。夜桜見物がてら先日行って来た。品ぞろえに心意気を感じる小 -
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「暮らしの手帖」の編集長をされている松浦さんの、暮らしと仕事に対するこだわりをまとめた本。好きなものに囲まれての暮らしは自由に見えて非常にストイック、時に排他的で、あまり共感は出来ませんでした。(こういったテーマを掲げて本を書くということで、そうならざるを得なかったのかも、とは思います)一番共感したのは「入浴後のタオルはバスタオルにこだわる必要はない。ハンドタオルで十分」というところ。そうそう!ハンドタオルなら、「使った後毎日洗濯するかどうか」なんてことに頭使わなくていいですよみなさん!(笑)
ところで、内容如何よりも、文章そのものがシンプルで読みやすく綺麗だったところが印象的でした。「飾り