松浦弥太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
先日読んだ『最低で最高の本屋』がとてもよかったので
同じ著者さんの文庫をもう一冊手に取ってみた。
1997年から2000年にかけて、著者の松浦さんが
書いた雑記やコラムをまとめたもので、松浦さんが
あとがきで書いているところによれば、文章を書き
始めた初期の頃のコラムということらしい。
確かに、オチのつけ方につい突っ込みを入れたく
なるような箇所がちらほらあったし、ちょっと”ナルシー”
な書きぶりのところもあった。
でも、そういう部分に逆にワタシは親近感を覚えて、
魅力を感じた。目線の高さがちょうど同じくらいで、
だからこそ突っ込みがいれられる感覚がある。
その後、『暮しの手帖』編集長として成功したのは、
この彼の目線の高さがよかったからじゃないかなぁ
と思う。
それから、アメリカ体験という切り口で松浦さんと
かなり共有できる部分があるのが個人的には楽しい。
彼の書くアメリカ紀行は、ついつい引き込まれてしまう。 -
Posted by ブクログ
■どのような本か
職場や暮らしの中で意識すると物事がスムーズに運ぶ心の持ち方や振る舞い方について書かれている。
■どんな時に読みたいか
なんとなく人間関係に疲れてしまう。生活に追われてゆとりが感じられない。乱れた気持ちを整えたい時にパラパラとめくれば気づきやヒントになります。
■感想
仕事に取り組む姿勢の整え方、人との関わり方のヒントや暮らしを豊かにする考え方について参考になった。更に自分の振る舞いが他人にどのような影響を与えるのか?を考えるきっかけとなった。
仕事や人間関係がうまくいかない要因を自分以外の対象の中に探していたが、この本に出会って私の中に至らなさがあり、その振る舞いが物事を難しくしていたように思いました。
「自分も他人も気持ちよく暮らすには?」のヒントがこの中に詰まっていました。
■抜粋
くらしのきほん編
No.066 モラルとは何か。
モラルとは、強制されるルールではなく、
時代を超えた不変のものでもなく、
言ってみれば「その時どきの、あるべき態度」です。
家族、友人、会社、コミュニティ、
その場や関係性によってもモラルは違ってくるでしょう。
「今この状況でのモラルとは何か?」を、
小さな関心事としてもっておく。
そうすればみんなが好き勝手に振る舞わなくなり、
世界が少し、きりりとします。 -
Posted by ブクログ
「すてき」「おとこまえ」をテーマに書かれたエッセイ。当たり前なんだけど、まっすぐに表現されると、確かにそうなんだけどもと異物が混入したような感覚になる。
本気なおとこ。全ては勝負の時に本気になれるかどうか。強いのは本気な人だから。同じく一生懸命なおとこも素敵だ。
孤独でいられるおとこ。量と質のどちらを追うのか。人によって違うのだけど、これが人間関係にも言える。孤独であるということを、認めるプロセスを大切にしたい。
セクシーなおとこ。所作が違う。歩き方、座り方、食事の仕方、水の飲み方。自身が昔教えてもらったのは、シャツの袖のまくり方だったりする。「一番いいもの」を見にいくおとこもそうだ。美術品や道具や家具はそうだと思われる。
1日のリズムを持つおとこ。人の生涯は、99%のいつもの毎日と1%の特別な日でできている。人生の99%を占めるいつもの毎日を大切にする。
姿勢がいいおとこ。姿勢が美しいだけで、人にインパクトを与える。ガニ股で、靴を引きずりながら歩く人もいる。前に、自分の歩き方を言われたことがある。オーラがあると言われたけれど、フーンとしか思わなかった。ただ、座り姿も含めて、姿勢を維持するにはテーブルの上に手を乗せないとか、そういった人に与える印象を積み重ねていくしかない。
健康管理ができるおとこ。健康管理は一番の仕事。
さて、素敵なおとこになれるだろうか。まずは、身近なところから頑張って行こう。