斎藤真理子のレビュー一覧

  • 82年生まれ、キム・ジヨン

    Posted by ブクログ

    女性が知らず知らずのうちに、多くの人にとっては無意識的に受けていた差別に対する本
    本編自体は200ページにも満たなく、すぐ読めます
    まあまあでした!

    0
    2026年03月06日
  • 優しい暴力の時代

    Posted by ブクログ

    分かりやすく表に出ない悪意の方が苦しい。
    過去の罪悪感や悲しみ、苦悩を、何かをきっかけに思い出しながら現在を生きようとするところに励まされた。

    0
    2026年02月28日
  • すべての、白いものたちの

    Posted by ブクログ

    純文学にハマるきっかけになりそう

    今まで純文学の楽しみ方の一つの「文章の手触り」みたいな部分全く魅力を感じていなかったけど、この本読んで雰囲気を掴めた気がする。

    プロローグの時点で、
    「滴り落ちる時間のしずくの一滴一滴は、カミソリの刃で作った玉のよう」とか想像を掻き立てる文章だ思ったし、
    寒くなって霜が降りてきたら「木々は葉を落として次第に軽くなる。石や建物などの固いものたちは、微妙に重くなったように見える」みたいな何となくわかるけどそんなこと思ったことなかったなみたいな感覚が楽しみ方なんだろうなと思えた。

    まだ当然よくわかんねーみたいなとこが大半だったけど↑の感覚が得られただけで読んで

    0
    2026年02月28日
  • すべての、白いものたちの

    Posted by ブクログ

    邦訳ゆえ仕方ないが、基本的に平易な文体で記述されているので表現に関してはやや深みに欠ける印象。他方、訳者解説等が素晴らしく、そこを合わせての作品ではないか。

    0
    2026年02月27日
  • すべての、白いものたちの

    Posted by ブクログ

    詩のような回顧録のような。
    不思議な構成。

    著者はとつとつと白いものについて綴る。
    真っ白ではない。
    もやのような。
    グレーがかった…そんな白。
    純粋や清らかさを表現した白ではなく、哀しみに包まれたような白。

    冬のワルシャワ。
    低く雲が垂れこめた世界は冷たい空気と静寂に包まれていて…。
    著者は生後すぐに故郷で亡くなった姉に想いを馳せる。
    若くして赤ん坊を亡くした彼女の母親にも。
    それからこの地に残された大戦の爪痕からその哀しみに触れては言葉を紡ぐ。

    それはまるで、白いものたちにさげる鎮魂歌のよう

    タイトルのあとには、読者たちはどのような言葉を続けようとするのだろう
    吟味されつくした訳文

    0
    2026年02月21日
  • すべての、白いものたちの

    Posted by ブクログ

    ずーっとエッセイだと思って読んでて、
    終盤エッセイじゃないことに気がついた。
    あとがきでようやく理解できた。。読み直します。

    0
    2026年02月19日
  • タワー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文体のせいなのか、私にとっては読みにくいと感じて途中で諦めてしまった。
    設定自体は面白いので、今度また機会があれば読みたい。

    0
    2026年02月17日
  • ギリシャ語の時間

    Posted by ブクログ

    自分もテレビで上白石萌音さんが勧めていたので
    読んでみました
    初めての韓国文学
    ハンガンさんは詩人でもあるということで詩的な表現にも納得
    ただ内容はあまり入ってこなかったというのが正直なところ

    0
    2026年02月15日
  • 光と糸

    Posted by ブクログ

    彼女の著作は何冊か読んできたけれど、今回がもっとも理解しやすかった。このぐらい余白があって文字組みがゆったりしているとちょうどよい。
    とはいえやっぱり抽象的な表現が多いので、気を緩めるとすぐに置いていかれてしまうのだけど。
    「いちばん暗い夜にも」と題されたノーベル文学賞受賞所感がやけに胸に残った。

    〈降りしきる雨脚を眺め、腕やふくらはぎを包む湿気を感じながら待っていたその一瞬、突然気づいたのです。私と肩をくっつけ合って立っている仲間たちも、向かいのビルの前にいるあの人たちも、その全員が全く同じように、「私」として生きているのだという事実を。私が雨を見ているのと同じように、あの人たち一人一人も

    0
    2026年02月12日
  • 光と糸

    Posted by ブクログ

    これはあまり内容が無い。

    特に後半の日記は流し読み状態。

    作者を知る上では良いが作品の業過としては?

    0
    2026年02月11日
  • 82年生まれ、キム・ジヨン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    え、ここで終わり?!
    というところでブツっと終わった。
    (全部で253ページあるけど、物語は195ページで終わる。あとは著者後書きとか解説。)

    なるべく直訳になっているせいなのか、
    ???となる文章がちょこちょこあった。
    内容自体は、少し前の日本を見ているようだし、
    私も昭和かよ。みたいな文化が残ってる会社で働いているから、想像より「酷い世界だ、、!!」とはならなかったかも。(感覚が麻痺してそう、こわっ。)

    といいつつ最後はすっごい胸糞。
    キムジヨンの精神科医の先生(男性)。
    「私は精神科医だし、妻も病んでいた時期あるから子どもを持つ女性の大変さなどはよく分かってるだよね。」的なこと言って

    0
    2026年02月07日
  • 光と糸

    Posted by ブクログ

    何と感想を書けばいいのだろう。
    ただひたすら丁寧に真摯に言葉を紡いでいることが伝わる。
    装丁、栞なども素敵。
    とても丁寧な作品だった。

    0
    2026年02月05日
  • すべての、白いものたちの

    Posted by ブクログ

    今の自分に刺さるところがあったわけではないが、静かな余韻のある世界が広がっていた。
    寒い日に寒さを感じる本であった。

    0
    2026年02月01日
  • すべての、白いものたちの

    Posted by ブクログ

    冒頭『白いものについて書こうと決めた。』から始まる。

    おくるみ
    うぶき
    しお
    ゆき
    こおり



    作者の日記のような内容。
    それを自分から生まれてすぐに亡くなった姉が生きていたらと見立てて進んでいく。
    私自身これまで馴染みのない作品だった。
    確かに他の方のレビューにもある様に文章は美しかったが残念ながらグッとくるものがなかった。

    初読みの作家さんというより韓国の方の作品は初めて。
    そういう事もあり、これにめげず他の韓国文学も挑戦はしたい。

    0
    2026年01月31日
  • ギリシャ語の時間

    Posted by ブクログ

    視力とともに世界の温もりを失いつつある男と、温もりある世界とともに言葉を失った女。似て非なる孤独を抱え向き合うとき、死した古代ギリシャ語に似た儚い温もりがほのかに漂う。立ち尽くす身を包む美しく孤独な薄明は、宵の口か夜明け前か。静かに響く作品。

    0
    2026年01月24日
  • 光と糸

    Posted by ブクログ

    池袋西武内三省堂でジャケ買い。
    ハンガンの小説が読みたくなった。
    「別れを告げない」「少年が来る」
    そしてテマリカンボクとライラックの苗を植えたくなった。

    0
    2026年01月16日
  • 影犬は時間の約束を破らない

    Posted by ブクログ

    医療行為として冬眠がとれるようになり、冬眠者を見守る「ガイド」という職が生まれた社会が舞台。といってもSF小説ではなくて、ちょっとした会話とか動物のしぐさとか風景のことがふわりふわりとか書かれている、装丁のほんの少し黄味がかった淡いシアンのような地色の短編小説。カルグクス(包丁麺)とかタコ炒めといわしの包みご飯(ミョルチサンバプ)とか豆腐トゥルチギとか、おいしそうな韓食がしばしば登場するのがたまらない。

    P58 こういう冗談は冗談でしかないのに、なぜ、口の外へ出してみるといい気分になるのだろう?完全に冗談だとわかっていても、ほんのちょっと、三秒くらい、誰かが私にこのマンションをあげると言って

    0
    2026年01月12日
  • 別れを告げない

    Posted by ブクログ

    光州事件に済州島四・三事件。天寿を全うできない歴代大統領。振れ幅極端。ただ、世界を眺めて見れば今もジェノサイドが。「究極の愛についての小説」というが、理解できなかった。夢の世界…でも、スッキリした結末期待したが。国際的な賞のレベルについていけない、残念な自分。

    0
    2025年12月30日
  • 別れを告げない

    Posted by ブクログ

    ○ ろうそくの光とそれが作りだす影とが舞台を色付け立体化し、随所に緊張感を与え続けている。
    ○ どこまでも清らかな表現(センテンス)
    『牛に毛が何万本あるわからないけれど、それと同じくらい・・・たくさんたくさん昔話をすることもできるだろう』
    『刺繍枠にぴんと張られた布のように緊張した沈黙』

    0
    2025年12月22日
  • ギリシャ語の時間

    Posted by ブクログ

    視力を失いつつある男性と言葉を失っている女性が、ギリシャ語の講師と受講生という立場で出会う。
    人との関わり方で大きな喪失体験を持っている二人の表現するものが、映像として見れるようなそんな細かな描写に気持ちが追いつかない。
    言葉に気持ちがあり、それは美しくもあり哀しい。
    それ以上に難しく感じた。





    0
    2025年12月18日