松尾スズキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京で出会い夫婦となって暮らしていく松尾スズキさんの日常。
このエッセイは高橋久美子さんが書いた本「良い音がする文章」で紹介されていて、松尾さんの小気味良いリズムの章がサクサク繰り広げられていくのが読んでて楽しい。
たまに毒を含んだ言葉にハラハラした。
色々言われてるけど家族の問題なんてそんなもんだ。
ただGINZAに載せていいのかってドキドキするくらい。
わたしも東京の夫婦だ。
そして同じく子なし夫婦。
東京は狭いながらもいろんな人種や価値観も興味も溢れていて、どうかいくぐっていけば楽しく暮らせるかが重要だ。
愛されることに臆病になってはいかん。
孤独でなくなることで自分を知る。そ -
購入済み
映画から、、
初めて知ったのは学生の頃に夜更かししてたら偶然テレビでやってた映画版でした!
なんか明るいけど暗いみたいな不思議な感覚で笑
それから凹んだ時よく観るようになって最近久々に観た時にそういえば原作ってどんな感じなんだろうって気になって読み始めました♩
ちょいちょいある男視点的なエロの心の声は邪魔だったかなぁ、、
その一言いる?みたいな -
Posted by ブクログ
大人計画の旗揚げをした松尾スズキさんの中編?が2つ
松尾さん作の劇は観たことがあったけど本は初めて読んだ
大人計画のシュールで奇天烈なのに妙に現実的な劇の感じが好みなので、この小説も面白かった
特に2つめの「神様ノイローゼ」
私自身、なぜか小学3年かそこらのときに「夜決まった時間に台所の出窓に向かって土下座しないと次の日は嫌なことが起こる(しかも儀式中は誰にも見られてはいけない)」と信じて疑わなかったことがあったので
海馬少年の取り憑かれ具合には共感したし、他の思い出しては恥ずかしくなるような余計なことも色々と思い出した
海馬少年ほどの行動には出ていないまでも、何らかのキャラを確立するために -
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Posted by ブクログ
松尾スズキ氏の作品は読みたいと思いつつ読めずにいた。
なんとなく「だろうな」と思われたくないという変な意地が邪魔をして手を出せなかった。
初読みなので比較もできないが、ひさしぶりに現代日本人作家の本を呼んだためだろうか、とても読みやすい。
作品の中の空気がじっとりと伝わるような感覚になった。
私も海外はこわくて行ったことがないし、そもそも旅行や観光を心から楽しめない。
できることなら旅行や観光が楽しいと思っている人間に読んでもらいたいと思った。
ちなみに主人公の持つ罪悪感は浮気や不倫だけではなく、誰しも持っている生きているだけで後ろめたい、という感情に近いのかと感じた。
罪悪感に対抗できるの