松尾スズキのレビュー一覧

  • 東京の夫婦

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    雑誌「GINZA」に連載していたエッセイをまとめたもの。
    それほど厚くはないが、年数は3年ほどにもなり、
    夫婦の歩みも相応で、興味深かった。
    子供や家族のエッセイは、男性が書いた方が読みやすい気がする。
    普通の一般女性、でありながら、
    事務能力が高かったり、介護まわりの知識や経験が多かったりと
    一緒に生活するうえで、頼りになる方なのが、
    読むほどに分かってくるのも面白かった。
    書けないことも多々あるだろうけど、普通に夫婦で起こる日常のことが
    松尾さんのような人にもあるし、松尾さんのような人が書くことで面白くなる。
    「当たり前」の押しつけという野蛮さへのいら立ち、
    被災した時、確保すべきは水と冗

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    2020年06月20日
  • 東京の夫婦

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    レモンサワーの味と、結婚相手の両親がちょうどいいって大事だな、と、和泉元彌の次にお肌がツルツルだとスタイリストさんに褒められる50歳のオジさんが今の奥さんとのことを綴ったエッセイ。「孤独でなくなることで自分を知る」ことが増えたオジさんの姿を想像するだけでなんだかほのぼの。

    松尾スズキ戯曲と小説はこれまで幾つか読んで、なかなかにクセが強く読み辛い印象があったものの、この本はストンと読めた。「丸くなる」ってこういうことを言うのかなと妙に納得。

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    2020年03月09日
  • 108

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    ネタバレ

    いや、単純に面白かった~海馬五郎は物書きで、ミュージカルに応募してきた女優から、奥さんのFaceBookを見ろと言われて、コンテンポラリーダンサーとの不倫を知り、出て行けと怒鳴って、その通り綾子は出て行ったが、これまで貯めていた2000万円の内の半分を取られるのが悔しい。離婚までに全財産使い果たしてやれと、女買いを始める。20万円の高級娼婦から、ホストの星也と知り合い、廃校の体育館をローションだらけにして男女百名が乱交を始め、それをスマホで綾子に見せつけた。最後は30人の娼婦がいるという女島を借り切るために、千葉から小さな舟で出る~松尾スズキって芝居も下手だと思っていたが、おとな計画自体は上手

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    2019年07月10日
  • 老人賭博

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    ネタバレ

    作品全体に物悲しい空気が流れているように感じるが、随所に笑いどころがあり、喜劇という解釈でいいのだろうか。
    老人賭博というタイトルから、賭博する老人の話かと思ったが、賭博の対象にされる老人の話であった。
    最後に海の気持ちが変わるが、あれは男性の希望であり、幻想であると思う。
    こういうところで、男女の性差を感じてしまう。
    物語としては、とてもよく出来ているし、演出家という別の顔を持つ著者ならではの描写がよかった。

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    2019年01月24日
  • もう「はい」としか言えない

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    何だよっ!松尾スズキ!おもしろ過ぎる(笑) あっちこっちと話題が飛ぶけど、それでこそ!松尾スズキ!浮気の話も笑えたけど、出てくる人が又、変な人達で( ̄▽ ̄;) 後半のP177はアタシも思う事だった。松尾スズキ同様、人生は笑い♪で生きてるので凄い一人・・・仲間感を感じた。面白かった~~

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    2019年01月20日
  • 108

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    2019年初読書になってしまった、、苦笑。
    老人賭博、もうはいとしか言えない、に続く海馬五郎シリーズ第三弾、個人的にはもうほんと面白かったです。惨めすぎるしクソすぎて。
    映画化どうなっちゃうのかなー。愛の渦よりもずっとぐちゃぐちゃしてそう!!

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    2019年01月08日
  • 東京の夫婦

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    松尾さんが奥さん大好きって事が伝わる。
    松尾さんの本を読むのは二冊目。
    以前読んだ本にも(当時の)奥さんの話があったが、前の奥さんについての言及も。
    今は幸せそうで良かった。

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    2018年08月15日
  • もう「はい」としか言えない

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    二作品が収録されている。どちらも海馬五郎が主人公。表題作の『もう「はい」としか言えない』は、浮気がバレたことから、一時間ごとに妻に写真を送るとか、毎日セックスをしなければならないとか、自由を奪われる苦痛を強いられる。そんな海馬にパリ行きの機会が訪れ、自由を味わえるようになるかと思いきや、そこには不自由しかなかった。

    『神様ノイローゼ』は少年時代の海馬の心の中をぶちまける。そこに精神的な自由はあったのだろうか。読んでいて苦しくなるが、どちらもどこかで共感できる作品だった。

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    2018年08月10日
  • 現代、野蛮人入門

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    素晴らしい。こんなにも高い哲学かあるとは思っていませんでした。お見それしました!読み始めは、同感同感と親和性を持って読んでいましたが、読み進むにつれ、だんだんと考えの奥深さに圧倒されます。

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    2018年07月11日
  • 東京の夫婦

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    だいぶ読みやすく、面白い。
    やはり、喜劇役者という人はどこかしら欠如されている所があるのか、ものすごく親近感を覚えてしまう。
    竹中直人さん然り、西田敏行さん然り、松尾スズキさん然り。
    特に松尾さんは劇団を立ち上げ、率いてきた"リーダー"なのにも関わらず、捻くれてて突飛であって、親戚の端の方にいそうな人感ながら、舞台上やスクリーンからはなんとも言い難い存在感を感じてニヤニヤしてしまう。

    この人はまたこの演技をする為にどんなことを考えて、どんなことを犠牲にその間にどんなことがあったんだろうな、と考えてしまう数少ない俳優であります。

    ニヤリとし、声を出して笑えるところも。共感

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    2018年06月23日
  • 東京の夫婦

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    ◯友達に借りました。もともと雑誌で連載してたので短編で読みやすいです。私は「東京の独身」なのでいろいろと欠落してる(こんな表現でごめんなさい)松尾さんを支えれる奥さんに出会えて良かったなと思う。ほっこりネタが多いんだけどご実家の話は切ないなぁ。お母様のお話は父を思い出してしまうところもあるなぁ

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    2018年05月19日
  • 東京の夫婦

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    前半は感動的だった。東京の、とタイトルがついているが、たまたま東京で夫婦になったのであって、描かれている事は東京に限定されないと思う。しかし見た目だけでなく、頼りなさなど、自分も松尾スズキに似ていると感じた。あれ程の才能はないけれど。

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    2018年04月22日
  • クワイエットルームにようこそ

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    はじめから衝撃的に狂っていてびっくり笑
    語り口調はコミカルだけど、描かれているのは精神病党のすこし変わった人たちっていうシリアスな内容。
    自分は間違えて入っただけ、すぐに出られるって信じながらも次第に受け入れて最後には前に進める。
    ちょっと奇妙だけど成長した入院生活の話。

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    2018年03月21日
  • 東京の夫婦

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    雑誌掲載のエッセイをまとめた本。
    著者の再婚から始まり、現在の妻との結婚生活や、自分の両親の話等、過去の松尾スズキのエッセイ集に比べるとかなり静かな感じがする。
    何となくだが、再婚により救われた男の話、と思った。

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    2018年02月24日
  • 東京の夫婦

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    読んでいて楽しかった。
    著者の境遇と重なるところもいくつかあって、今の私にはよりしっくりきた。
    エッセイっていいなと思った。

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    2017年12月03日
  • 現代、野蛮人入門

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    大人計画を主宰して自身も役者として活動している松尾スズキの自伝的なエッセイ。

    彼に興味がなくてもお笑いや世の中に対する鋭い批評があり、楽しめた。

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    2017年10月08日
  • 現代、野蛮人入門

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    親と子の扶養する・されるについては際どいですがかなり本音をついているのでは…と思いました。ギタリストがギターソロをひく件はツボに入りました。

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    2016年06月23日
  • 老人賭博(3)

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    3巻だけ読みました。話の途中からだったけど、分かりやすいタイトルと単純な内容のおかげで、すんなり読むことができました。

    にしても、松尾スズキは面白い話を書くね。

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    2015年10月13日
  • クワイエットルームにようこそ

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    ラストがハッピーエンドじゃなくて良かった。様々な人を描いていて、映像で見たいと思った。内容は濃いけどすんなり読めた。解説が著者への手紙みたいな内輪ノリでつまらなかった。もっと作品に対する解説者なりの視点などを知りたかった。

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    2015年03月30日
  • 現代、野蛮人入門

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    鬼才・異才と呼ぶにふさわしい松尾スズキ氏、その生い立ちといい思考回路といい感性といい、まさに言葉の魔術師のようだ。

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    2015年02月02日