松尾スズキのレビュー一覧

  • もう「はい」としか言えない

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    ネタバレ

    芥川賞候補作を含む中編集。

    候補作の「もう「はい」としかいえない」は冒頭の不倫の事実を妻から突き付けられるリアリティさからいきなり非現実的でシュールな海外での体験する落差が面白いです。
    純文学的なテーマは死についてということなのでしょうが、母と穴についてのエピソードだけが浮いていたので、狙ったのかもしれないと思いました。
    もう一つの「神様ノイローゼ」の方は肩の力を抜いて読める青春小説でした。

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    2018年07月21日
  • クワイエットルームにようこそ

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    松尾スズキさんは初読み。女性かと思うほどに主人公はじめ登場する女性達の言動とか心理描写がリアルでした。語り口調がコミカルなので重く感じられないけど冷静に読むと十二分に重い。心と体を病んだ人々の集まりである精神病棟の人間模様。凄い修羅場を見てしまった。でも救いがあるところが良い。

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    2018年02月18日
  • 東京の夫婦

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    松尾さんの本は初めて読んだ。
    「大人計画」を旗揚げした人っていうくらいしか印象はなく、でもこれを読んでみて普通に思い悩む、本当に自分と同じような人なんだな~と思った。
    完璧じゃない人の話はホッとする。
    自分もこれでいいのかな~って思えるから。

    M子さんと知り合えて本当に良かったです。
    大事にしてあげてください。

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    2017年10月10日
  • 老人賭博

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    読みかけて、ああ、この漫画版読んだわと気づく。小説版もいいですよ!どっちもおんなじ雰囲気を出しているし、ストーリーもだいたい同じなんだけど、違う部分も確実にあって、その違う部分はどっちもメディアの特質を活かした形で違っているっていうか。ああすぎむらしんいちの漫画って最近連載なくてさみしいなー。

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    2017年04月26日
  • 老人賭博(2)

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    面白いことを考える人がいるもんだ。と、感心する。

    “ダメ人間(オッサン)を見て嘲笑う楽しさ”と、“コントロールの余地があるギャンブルの楽しさ”をミックスさせた、見事な作品。

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    2016年10月19日
  • 老人賭博

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    松尾スズキさんの小説は何と言っても笑いの種が満載だということあとはとにかくテンポがもの凄く早く読んでいてすかっとするところが大好きです。
    この作品もその通りで笑ってしまうところが満載です。
    映画化されるかもしれませんね、ちょっとした時に笑える作品読みたい方にはおすすめです。

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    2015年06月21日
  • 大人失格~子供に生まれてスミマセン~

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    大人になりきれない子供。どんな人であってもどこかしら子供心はあるし、すごいなって思う人でさえその人自身は未熟だって思っているし、大人ってなんだろうがよけい深まった笑

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    2015年04月08日
  • 老人賭博

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    始めの十数ページの勢いのままには進まなかったけれども。マッサージ師、金子堅三、脚本家、ギャンブル中毒、海馬五郎、老俳優78歳、小関泰司、グラビアアイドル、いしかわ海、付き人、ヤマザキ、ラストの勧進帳。温水洋一

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    2014年11月03日
  • クワイエットルームにようこそ

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    ネタバレ

    ところどころの描写が...生々しくてというか
    、気持ち悪くなりそうというか...ちょっと苦手です。

    舞台や主人公の設定が非現実的風だけどこの精神病院にいる人たちは現実にたくさんいるんだろうなぁ...

    最後の終わり方はよかったです。
    心の闇からそう簡単には逃げられない。精神病院に運び込まれたのは、退院した栗田さんなんだろうな...

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    2014年07月02日
  • クワイエットルームにようこそ

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    精神病院に入ってわかる、価値観のゆがんだ閉鎖的な世界。息がつまる奇妙な感覚が味わえる。
    一段上から見ているから反感を覚えるというか客観視できるというか。

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    2014年05月27日
  • クワイエットルームにようこそ

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    『まともなあたし』

    今読みたかった話。自分が今どこに居るのか、分からないときに読む本。私も誰かから愛されて、誰かを傷つけて、きれいな空をみたい。

    限界企画1/172

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    2014年04月20日
  • クワイエットルームにようこそ

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    老人ホームのようなあの独特な臭いの中、表情のない患者がふら〜りふら〜りと歩き回り、でも時間がとまっているような閉鎖病棟。
    私には見えないものが見えたり聞こえたりする人も、同じ所をぐるぐる回ってる人も、私とたいして変わらない。私が閉鎖病棟に入院したとしてもそんなに驚くことではない。
    ...と実習中に感じたことを思い出した。

    正常(と本人は思っている)な主人公が、閉鎖病棟というある種特殊な場所にいる人々に会って、私はここにいる人間じゃないって退院したがる話。

    松尾スズキはこの本で何が伝えたかったのかなあ。

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    2013年10月15日
  • クワイエットルームにようこそ

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    Twitterで垣間見る松尾スズキのイメージからして「経験談かな」と思ってしまった(笑)

    酔って記憶が曖昧になった日の翌日とかのじわじわくるゾワゾワした感じとか思い出しながら読んで、少し、共感した。

    あっさり終わったけど、飽きずに読める丁度いい長さでした。

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    2013年06月18日
  • クワイエットルームにようこそ

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    なんとなく手に取った。つまらなくはなかったけど、そんなに読む甲斐もなかったかなぁ…。テンポだけは良い。ちょっと下品すぎる…。読後、映画を見てみようかとは思わなかった。

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    2013年05月30日
  • クワイエットルームにようこそ

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    大好きな松尾さんの本。狂気と正気の境目にいる人間の素の描写がすごい。でも、どんなダメダメ人間でも、救いがあるのが松尾作品。最後には、前向いて行こう!ってのがいい。映画のDVDも借りたが、何の事前情報もなく、息子が先に見やがり、思いっきり気持ち悪がっていた。本も読んだらしく「映画と一緒だった」との感想。自分の思い描く世界を、活字でも、映像でも表現できるなんて、素敵。でも、ちょっと見るの勇気いるわ(^^;;

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    2013年02月06日
  • 大人失格~子供に生まれてスミマセン~

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    年上のお友達に借りた本。
    なんかこれを読んでからゆるい本も楽しいなと思った。
    それはわたしのなかでは結構な革命でした。

    95年の本なので時事ネタが若干ついていけなかったけど(とくにアイドル)、
    その他想像で補える部分は今も全然おもしろい。
    電車の中やお店で読む時は要注意!

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    2013年01月26日
  • 大人失格~子供に生まれてスミマセン~

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    ネタバレ

    大人ってなんだろう?

    劇団「大人計画」主宰者である松尾スズキさんのエッセイ。

    刺青師のカスミさんや喫茶「バカボン怒」のマスターであり東京偽善友の会
    会長である呼元さんなど松尾さんが出くわす強烈なキャラクターが面白い。

    「大人になりたい」という松尾さんだけど
    おかしなものはちゃんとおかしいと認識しているし
    自分のダメな過去をきちんと把握しているから
    わりとちゃんと大人なのでは…?

    95年に出されている本なので
    「ゆうゆ」「細川ふみえ」「宮沢りえのヌード写真集」などの懐かしいものがいっぱい出てくる。

    「いらんパワー」いっぱいの、まぬけな大人になりたいと思った1冊。

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    2013年04月06日
  • 老人賭博

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    映像が浮かびやすい松尾さんの本は相変わらず...宗教が往くほどのぶっ飛び感は少ないけど,面白い本です...ワナビーはむりでしょ(笑

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    2012年11月26日
  • 宗教が往く 下

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    ざっと読んで放置していたのをきちんと再読したのは、舞台の「ふくすけ」を見に行ったから。全く違うストーリで面食らったが舞台は舞台でおもしろかったですよ。自分はエムコよりミツコ派です。

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    2012年10月02日
  • 老人賭博

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    ネタバレ

    う~む、なんというか。

    読めば読むほど、なんだか小関さんがかわいそうになってくる。
    ブラックな話だなあ、と思う。

    最後の方の、脚本が書き換えられるところは、
    笑うべきところなんだろうけど笑えなかった。

    私にはこの方の話は、向いてないということか。

    余談ですがこの話の小関さんは、78歳。
    高倉健さんは、81歳。
    これを考えると、健さんってすごい若いな。

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    2012年08月23日