感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2018年12月23日
『50歳を過ぎて、怒られる。けっこうシャレにならない温度で。それも仕事というものの醍醐味だ』
『締め切りは、世界の終わりに似ていて、必ず来る。そういうものだ』
『それほどあの時間と空間は安定していた。その記憶が、今、目の前で鋭利な刃物で切り裂かれたような、いや、バケツ一杯の墨汁をぶっかけられた...続きを読むような、いや、どうだろう、大量のザリガニの死骸を…例えている場合じゃない。まったくない。』
「怖い目しないで ー 私パニック障害って診断されてから、どんどんパニック障害なんだから」
『男というのは潜在意識の中で常に有名な女優を抱きたいものだ。』
『声を上げずに海馬は泣いた。声を出さないのは、軍手をしてオナニーをしているみたいで、苦しい。』
「どうせなら108人にしよう」
「ひゃくはち。なるほど、煩悩の数ですね。海馬さんらしい」
「いや、あいつのフェイスブックに『いいね』を押したやつの数だ」
『やるべきことは、すべてやった。後は、本人の生きる力次第ですね。とでも言いたげな、難しいオペの後の医者のような顔つきだ。』
「舞台に立ちたいのか、体裁を保ちたいのか? しょせん、目立ちたがり屋の烏合の衆だろうが! かっこつけてる奴は、全員やめちまえ! 俺は、かっこつけてる奴らのために、この作品を書いたんじゃない。自由であれ! かっこつけたい欲望から自由になれ! 表現の本質はそこにはない!」
『いろんなおっぱいがあり、いろんなちんぽがある。それが最初の印象だ。
皆、どんな気持ちなのだろう。
どんな人生を歩んできてここにいるんだろう。
聖矢の合図で乱交が始まった。』
「ごめんなさい。私は私で、戦っていたの。再放送で見るミステリードラマに出て来る永遠に若いままの自分と、現実の中で老いさらばえていく自分。テレビをつけるたびそれを突き付けられるのよ。」
Posted by ブクログ 2019年07月10日
いや、単純に面白かった~海馬五郎は物書きで、ミュージカルに応募してきた女優から、奥さんのFaceBookを見ろと言われて、コンテンポラリーダンサーとの不倫を知り、出て行けと怒鳴って、その通り綾子は出て行ったが、これまで貯めていた2000万円の内の半分を取られるのが悔しい。離婚までに全財産使い果たして...続きを読むやれと、女買いを始める。20万円の高級娼婦から、ホストの星也と知り合い、廃校の体育館をローションだらけにして男女百名が乱交を始め、それをスマホで綾子に見せつけた。最後は30人の娼婦がいるという女島を借り切るために、千葉から小さな舟で出る~松尾スズキって芝居も下手だと思っていたが、おとな計画自体は上手く廻っていて大したもんだと思い直し、韋駄天の落語家ぶりも振りも上手かった、そしたら、別の演劇団体を立ち上げるんだってね。書き物でも賞の候補になったよね
Posted by ブクログ 2019年01月08日
2019年初読書になってしまった、、苦笑。
老人賭博、もうはいとしか言えない、に続く海馬五郎シリーズ第三弾、個人的にはもうほんと面白かったです。惨めすぎるしクソすぎて。
映画化どうなっちゃうのかなー。愛の渦よりもずっとぐちゃぐちゃしてそう!!
Posted by ブクログ 2020年06月21日
中年男の妻が妻の浮気をSNSで知る。財産分与をしたくないから、2000万をひたすら女を買って使おういう、バカバカしさと悲壮感のある話。くだらないっちゃくだらない内容で、オチがうーん、どうするの?ってとこで終わってしまうが、まったくつまらないわけでもなくて、、。まあ一度はやってみたいような感じか
Posted by ブクログ 2019年11月28日
大人計画の松尾さんどから面白いかと手にしたが、エロ小説で驚いた。奥さんがコンテンポラリーダンサーに入れ上げ、嫉妬の妄想に取り憑かれた主人公。離婚すると資産半分取られるくらいなら使ってしまえと、次から次へと、性風俗に注ぎ込んで馬鹿みたい