辻堂ゆめのレビュー一覧

  • サクラサク、サクラチル

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    高学歴高収入の家庭に生まれ、世間的には恵まれた経済環境で育つ主人公の染野高志。
    彼は「絶対に東大に合格しなくてはならない」という大命題のもと日々勉強に勤しんでいる。

    ある日、クラスメイトの星愛璃嘉に「染野って、同じ匂いがするんだよね」と声をかけられる。
    実は、星はシングルマザーの母親からネグレクトを受けているのだった。

    星との接触を機に、自分を取り巻く生活環境の異常さに、次第に気付き始めていく染野。
    やがて2人は親への復讐計画を立て始めるのだが・・・


    染野が親から教育虐待を受けるシーンが何度も出てくるので読んでいてとても辛かった。親の庇護下でしか生きられない子どもが、親の都合だけで自由

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    2025年11月09日
  • ダブルマザー

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    飛び込み自殺をはかった娘は、顔がそっくりな別人だったのか?というミステリー。
    毒母は読み飽きた、もういいよ、と思うけど今作は一味違ってた。
    絡んだ糸がスルスルと解けて行くような最終章が秀逸。わりをくった彼女が可哀想。

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    2025年11月06日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    心があたたまるファンタジーだった

    父にお勧めされた本。今まで10冊以上父にお勧めされた本があったが初めて読み終えることができた笑

    運命は本当にあるんだなと思える内容の本で、読み終わったらポカポカした

    私の家族は離れて暮らしているため、誰かがもし辛くて潰れそうな気持ちを抱えていてもすぐに気づいてあげることができない。
    今の自分にできることはマメに連絡を取りたい家族を気にかけることを忘れないことだなと思った。

    やはり血が繋がった家族というのはどこか不思議なもので、考えていることがわかるというような薄っぺらいものではなく神秘的な何かを感じるときもある。
    世界の中の私たち4人だけのこの不思議な

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    2025年11月05日
  • ダブルマザー

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    ネタバレ

    最初のシーンから衝撃的で、一気に物語に引き込まれた。その後の展開も思い切った設定で、最後まで飽きずに読める。前半は親のあまりの酷さにうんざりしたが、後半のどんでん返しには本当に驚いた。娘たちの恐ろしさがじわじわと浮かび上がってくる。
    最終章での鈴の父・国保の行動には、思わず笑ってしまった(本来は笑う場面じゃないけれど)。
    登場人物の誰もがどこか壊れているように感じた。最初から最後のページまで、緊張感を持って楽しめた!

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    2025年11月05日
  • 昨夜は殺れたかも

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    ラブコメ的サスペンス小説!

    夫 藤堂光弘と妻 咲奈の隠し事からお互いを憎み、殺害計画を練って実行するのだが…。

    この小説は藤石波矢さんと辻堂ゆめさんの共作なのだ。藤石波矢さんが光弘、辻堂ゆめさんが咲奈という風に殺害計画を仕掛けては回避策を考えるといったやり取りを繰り返し完成した小説なのです。全く共作とは思えない、全く違和感のない仕上がりになっているので楽しめる作品です。
    この1作品だけでは惜しい、ベストな共作者だと思います。もし次があるなら必ず読みます。

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    2025年11月04日
  • 二重らせんのスイッチ

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    社会問題や身近な人とのつながりなど、色んなテーマに触れられてるミステリー。
    とても読み応えがあった。

    あらすじ自体も面白いけれど、登場人物たちの心理描写が繊細で、感情移入しやすかった。
    他の作品も読んでみたい。

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    2025年10月29日
  • ダブルマザー

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    のっけから見るも無残な鉄道自殺とかいきなり殺しちゃうところが容赦ないかんじでした。
    自殺した娘に二人の母親が名乗りでるとかとんでもない設定でした。どちらの母親も自殺したのは自分の娘の方だと主張するあたりが滑稽で、どちらかが娘に成りすまして2年間も二重生活をしていたのに実の娘を見抜けなかったところとか無関心すぎし、自分の娘のほうは生きていると考えないところにも愛情のなさを感じました。
    一方の母親は見栄と欲の塊で常にマウントとりたがるし、もう一方は性欲の塊のような、なし崩し的な暮らしをしてるとか。
    でも、終盤に差し掛かり母親2人が登山するところから変化が見られ良かったです。やっぱり登山は素晴らしい

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    2025年10月28日
  • サクラサク、サクラチル

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    一生懸命必死にやってきたことは結果がどうであれ無駄にならない。たとえ結果が伴わなくても、その過程が経験として自分に残って、楯となるはず。
    幸せってなんだろう?って考えることもあるけど、「明日が楽しみだと思えること」これに尽きて、案外シンプルなのかもね。

    親に支配され続けるのではなく、自分の足で歩き出したところがよかった。頑張れ、2人とも。

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    2025年10月26日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    話の展開や情報開示のタイミングはとてもよかったが、設定がイマイチかなと思った。

    特に、成年が未成年と認識している子どもを自宅に招き入れるという点に少し嫌悪感を覚えました。
    ニュースなどでもこのような行為は犯罪として扱われていて、実際逮捕者を目にすることも少なくないので敏感になっているのでしょうか。。
    (もちろん物語の流れ上、この設定は必要不可欠なのかなとも思うし、そんな事言ってたら物語なんて作れなくなっちゃうとは思うのですが…)

    あとは、自分ができなかったことを変わりの誰かを通してやった気になって満足している主人公だと感じたので、その点も話にあんまり共感ができなかったポイントかも。

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    2025年10月13日
  • トリカゴ

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    ネタバレ

    いい結果にはなったと思うが
    鳥かご事件の兄弟が可哀想すぎる……

    ユートピアの人たちも色々試した結果ここが正しい、ここしかないと言う思考になってしまっていて可哀想だった。
    あの人たちのせいではなく取り残される環境を作った社会のせいだと思う。

    でも最終的にはいい方向になってよかった。


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    2025年10月13日
  • トリカゴ

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    殺人未遂の容疑者を事情聴取したところ、無戸籍であることが判明
    無戸籍者が戸籍を取得し、外の世界と関わることの難しさ
    それでも結局は人と人との関係で社会はあること

    無戸籍者のコミュニティを壊すかもしれないが警察として捜査をするという、そのバランスがなんとも複雑

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    2025年10月13日
  • トリカゴ

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    殺人未遂事件 DV 育児放棄
    無国籍者
    更なる事件も
    ミステリーやサスペンスだけなく

    前半はテーマが絞られ進んでいくが後半は怒涛と展開に

    苛立ち、驚き、そしてグッとくる
    様々な要素盛り沢山

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    2025年10月04日
  • トリカゴ

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    ネタバレ

    無戸籍であることがこの世界で何者でもない人間であること、その虚しさと悲しさを感じた。ユートピアでは戸籍がなくとも穏やかにコミュニティ内で生活ができる、満たされている人たちに果たして戸籍を与えることはただの偽善なのか途中から答えがわからなくなった。
    ミライの病気のおかげで、なぜ戸籍があった方が心穏やかに過ごせるか、戸籍を作ることがなぜ親の義務なのか明確に理解できた。

    はじめはハナは無戸籍で育てられた可哀想な子だったが、読み進めるにつれ、人と人とは支え合って生きているのであってコミュニティがあってたくさんの愛情を受けて育ったからこそ、ハナという素敵な人間が育っていったのだなと思った。これからハナ

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    2025年09月28日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    2025/9/12
    アンソロジー。
    お目当ては川瀬七緒。
    めちゃくちゃ後味悪いの書いてきた。
    がんばれよ、それひっくり返せよ、とも思うけど主人公も愛すべき人ではないので「うん、まあ…」みたいな読後感。
    実際にとんでもない暴言書いてる人ってこういう人なのかもな。
    正義の味方ヅラして憂さ晴らししてるだけ。
    怖いなぁ、気をつけよ。
    我こそが正義だと思っても1回立ち止まろ。
    とは言え、物語には救いが欲しいのですよ。
    なのでこの中では『神通力』とかちょっとは救いがあってよかったよね。と思いました。

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    2025年09月18日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    雨、ときどき、女の子/似ているようで/父と娘と/ちぃ子、君は/ささやかな時の/だから、ここに/明日へ

    雨、ときどき、晴れ

    傷心のおじさんが少女を拾う??
    タイムスリップみたい……?
    この子はいったい誰??
    少しずつ傷が癒されていく感じがする

    あぁ そうだったのか
    と優しい気持ちになれる ふふ

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    2025年09月17日
  • トリカゴ

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    無戸籍の人が存在する、そんな事すら知らなかったので色々と衝撃でした。物語のテーマとしては重く簡単には答えの出ないものだけれど、それを登場人物たちそれぞれの立場からその時のベストな答えを模索していく様が良かったです。ミステリとしても読み応えがありました。

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    2025年09月16日
  • 東大に名探偵はいない

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    東大出身の小説家6人によるアンソロジー。
    どれも短編でサクサク読めちゃうライトミステリー。
    どうやら、東大ならではのエピソードを盛り込んでくれって依頼されて書いたんだろう内容です。
    面白い。
    新川帆立さんのふざけ具合も楽しいし、
    伊与原新さんの地震予知の話も興味深く読めた。
    その2人以外は初読み作家さんでしたが、
    どれも良かった。
    特にラストの浅野皓生さんの弁護士から医者になった人の話は二転三転していて考えさせられた。

    アンソロジーは新しい作家さんとの出会いがあって良いですね〜

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    2025年09月14日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ことごとく想像(予想)と違ったストーリーだった
    でもその方が温かい気持ちになれて良かったかも

    「ほのぼの」とした小説だった

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    2025年09月13日
  • サクラサク、サクラチル

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    虐待だと本人は認知していない。
    というより、認めたくない。
    人間の生物としての本能という面も含めて、虐待について考えさせられました。
    ミステリ要素もあり、楽しんで読めました。

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    2025年09月12日
  • 悪女の品格

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    胸糞だがさわやかさがある、不思議な読み心地。
    主人公が性悪で同情できないが、犯人もどっちもどっち。痛みを負いながらも結果おいしいところもあるのは悪運の強さか。

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    2025年09月08日