川添愛のレビュー一覧
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AIが「言葉を理解する」ということの意味を、平易な言葉で説明している。最終的には人が言葉を理解するとはどういうことなのか、言葉の意味とは何か、という問題に行きつく。人が言葉を判断する時は、辞書にある意味だけでなく、常識や文脈、状況やその言葉を発している相手が属している文化などを全体として理解しているから、言葉の単独の意味が分かることだけでは人間と同様の理解にはならない。
AIの中身がブラックボックスである以上、その性能は「振る舞い」で評価するしかない、と著者。チューリングテストと同じだ。受け手が「人間だ」と感じる程の振る舞いをすること。中身を「理解しているか」とは別問題だ。でもそれは人間同士に -
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「言葉がわかる」とはどういうことかを、物語形式で段階を踏みながら丁寧に追っていくことができる1冊。
また、言語化や機械化、システム化とは何か、についても考えさせられる良著だと思います。
章ごとに「物語+解説」という構成も、この本には適していると思います。
個人的に最も「なるほど」と思ったのは、文(文章)の「意味」と「意図」の違いの話。
「意図」を読み取れない人との会話は、苦労することも多い一方で、あえて「意味」と「意図」を変えることで相手の反応や本心を試す、なんてこともやっていたりします。
理論言語学や自然言語処理に興味があるけど、どこから手をつければいいのかわからない、という人には、この -
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言語学にまつわるあれこれを書いた、カロリーの高いエッセイ集。東京大学出版会のPR誌「UP」に連載したものがベースとなっている。
「この『UP』は比較的安心して好きなことが書けるガンダーラのような場所だ。『UP』の読者の皆様はインテリがジェンスしている人たちばかりだから(←過剰一般化)、少しぐらい変なことを書いても許してくださるだろうと完全に油断しているのだ。」
という調子。
連載の第1回が「『こんばんは』事件の謎に迫る」で、いきなりラッシャー木村の有名な「こんばんは」分析だ。
そのほかにもプロレス界隈の有名フレーズが多数出てくる。
同世代人としてフレーズが流布していることは知っていても由来 -
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第一章:無意識の知識を眺める:意味編、第二章:無意識の知識を眺める:文法編、第三章:言葉を分析する、第四章:普段の言葉を振りかえる。理論言語学は、私たちの頭の中にある言語に関する知識を研究対象としてるという。言語の知識とは文法のことかと考えたけど、本書を読み進むうち、それだけではないことが分かってくる。学校で長いこと国語の勉強をしてきたけど、文法に強くもならないし、漢字も今ではもう忘れているものが多いありさまである。でも、日本語の知識は様々な形態で頭の中に蓄積されていたのだと思う。本文の文例で、それはちょっと不自然だぞ、とか、そうは言わないな、などと感じるのはその蓄積の賜物なのだろう。ところが
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# コンピュータが生まれるまでと、必要だったものがわかった
## 面白かったところ
- 如何にもお硬そうなトピックだからこそ、ゆるいテイストで書かれていたから完走できた
- 「人間」と「数」の歴史から論理学まで、かなりざっくりな感じでコンピュータの成り立ちを知ることができる点
## 微妙だったところ
- 特になし
## 感想
現場のおじさんから薦められた一冊。
毎日コンピュータを使っていても、コンピュータの組成に関しては何も知らなかった。
知らなくても困ることがないが、いつか困る時が来るかもしれない。そんな思いで読み始めたが、かなり読みやすかった。
歴史的背景や難解な理論は -
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コンピュータの仕組みを少なからずイメージだけでも勉強したいなーと思い、なんとPrime会員で手に取れましたので早速拝読。
天使と僕の会話形式でキャッチーではあるけど、内容は数の歴史から二進法と論理学、プログラミングの基礎的概念と誠実な構成になっており、見た目より歯ごたえのある内容です。電気信号の通電方法が真空管からリレー方式、半導体という経緯をたどっているとは初めての知識。
あとは、COUって演算だけかと思ったら制御も担当しているし、メインメモリは電気信号の形で情報を保存しているから、通信速度が速い代わりに電源落ちると消えるという地獄を味わうこともしばしば。メインメモリにデータとプログラミ -
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プログラミングを学習しているうちに、大学で勉強しなかった情報科学について学びたいと思い、本書を初めの1冊をしようと思った。本書は少年と妖精による対話形式で書かれていて中学生でも興味があれば理解できる内容だと思う。
コンピュータを知る上で、基本は0と1のみで情報を処理しているという所から始まり、電気(電子)の力で0と1を操ることで計算をし、プログラムの仕組みを使って複雑な計算(命令)を行えるようにしているのがコンピュータであるという流れで説明されている。大雑把な仕組みの基礎を理解する上ではとてもわかりやすいと思う。
今後はこの前提を元にもっとCPUや周辺機器、プログラム実行の中身などにも注目