川添愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初は 漫才の話 掛け合い言葉の話かと思った 本書の中にも出てくるが 今でも 漫才のネタとしてあるのではないか?
言葉を区切る位置を変える 誰かという表示も 省略する それだけで全く 異なる意味で伝わることになる
読み進めて 行くと 次に 思い出すのが ニュースピークの話 (ジョージオーウェル
言論統制することは 思考の自由を奪うことである いいか悪いかの判断は難しいのだが 言葉は時代とともに変化する
終盤にいたり 著者はコンピューターの言語学者 AI に関与しているのだということがわかる
ここでは曖昧さがあってはいけない世界である 言い間違いの偶然はありえない それは意図したものである
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Posted by ブクログ
川添さんの本だ、と思って読み始めた。
だから、内容面について特段知識もなく、中世イタリアへの関心が特にあったわけでもない。
さらに言えば、ミステリもそれほど好きではない。
が、一ページ目から、中世イタリアの世界に拉しさられる。
とても面白いのだ。
今年の一番の収穫本だったかもしれない。
物語はアッジシのフランチェスコの遺体が消えたという騒ぎから始まり、謎解きが始まっていく。
イタリアの修道院の雰囲気、各会の相互や法王庁との関係、何より聖遺物に対する一般の人々をも巻き込んだ熱狂的な信仰。
そういったものが描かれていくのだが、知識ゼロでも全く問題なく理解できるように書かれている。
アッジシのフ -
Posted by ブクログ
うちの娘は語学が好きである。英語とか古文とか、文法の勉強自体が好きらしく、活用とかイディオムとか覚えたりが苦でないらしい。
これは語学は仕方なく学ぶものでそれ自体はめんどくて仕方ない、という私とはえらい違いである。
したがって、というか娘はなんとなく自分を文系と思っているようなのだが、いよいよコードさえ書かなくてもAIを使える時代がやってくる。そうなると語学そのものが好きなことはAIの本質理解の上で立派な武器なのでこの本を推薦してみた。そして案の定自分が先に読んでいる。
川添愛さんの本は何冊目かわからないがこちらも予想どおりおもしろい。「自動人形の城」とほぼ同じタイミングの出版であり、いずれ -
Posted by ブクログ
ソシュールに関する小ネタを探して、必要があって読みました。川添さんの本は初です。
ところがどっこい。ソシュールさんはちぃ〜とは出てくるが、良い意味で想像を裏切られました。
当初の目的は果たせそうになかったけど、普通に面白くて読んでしまった。
軽妙な語り口調、何かどこかで読んだことがある感じだな〜と思ったら、さくらももこだ。川添さんは、言語学界のさくらももこさんと言ってもよいのではないでしょうか。
(さくらももこさんが少女漫画家の中でもアウトサイダー的にご自身を認知されていたあたりも、川添さんに重なる。)
夫が「は」と「が」で卒論を書いた言語学徒であったこともあり(まさに底なし沼!)、親しみを感 -
Posted by ブクログ
自分の経験では、言語学の本は以下のパターンがある。
①真面目な人が、真面目になって書いた
②真面目な人が、面白いと思って書いた
③面白い人が、真面目になって書いた
④面白い人が、面白いと思って書いた
川添氏の④を読んだ後に、この③を読んだので、諸所の表現から④を思い出してしまい、①にも読めそうな③なのに④にも読めるという現象が起こった。これでも門外漢にはだいぶ敷居が高いようにも感じるので、④にあたるバーリトゥードを読んでからこの本を読むのが適切かもしれない。
何にせよ、言語学的アプローチがわかりやすく書いてあったので、言葉を生業にする方にも大変有用に思う。