川添愛のレビュー一覧

  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    前作と同様に気軽に読めて面白かった。
    川添さんは、「日本語を話す人の無意識レベルの知識」の研究者。

    言語学の話題から直ぐに脱線するが、脱線する方向がプロレスなのでプロレスファンには嬉しい。
    プロレスラーの発する言葉を分析したりするのだが、その時の状況を知っているので理解しやすい。

    例えば、「お前を倒すのに3分も要らねえ。5分で十分だ!」
    これは「日本語は非論理的な言語なのか」の章で引用された、プロレスのあるシーンでのセリフ。
    言われた猪木が何も言い返せない支離滅裂さが実に味わい深い。

    第3章に「死語」の話題が出てくるが、私的に「これは死語か?」と思う言葉が最近増えている。
    アベック、ドン

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    2024年10月02日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    第一弾を凌駕する面白さ。

    03言語に引導を渡す者
    04あるあるネタはなぜ人を笑顔にしがち♪なのか
    05最高にイカすぜ、倒置は!
    のあたりは、電車の中で思わず噴き出してしまう行も多々あった。

    10話題のAIをちょっと真面目に解説してみる
    は、勉強になり感心しきり。

    ただ、人に勧める時にうまく内容を説明しづらい本。
    とにかく堅苦しくなく読めて、面白いから!としか言えない。

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    2024年09月27日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    相変わらずの面白さ!
    さらさらと読めるけど、思わず笑っちゃったり考えさせられるところも多く、印象に残ったトピックも多かった。

    レイザーラモンRGのあるあるネタ、実は素人が考えられるレベルじゃないというのも初めて感じたし、
    古い言葉を聞いて「イタい」思うための必要条件は、「それが使われていた時代をリアルタイムで知っている」ということというのも言われてみれば確かに!と感じた。
    "それに乗っかったことを自分の「黒歴史」あるいは「若さゆえの過ち」と認識させてしまう効果があるのだろう。" …うっ…わかるし、そんな死語と感じてしまう言葉なんていくつも思いつく…

    "咎められ

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    2024年09月25日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    「言うことが何でも分かる」ロボットを開発したいイタチの物語を軸に、自然言語処理とは何か? AIにはどんな技術が組み込まれているのかがよく分かる一冊。
    楽しくてオモシロイ。
    現状の技術では、AIに学習させる素材をどう用意できるか、その素材の質をどう担保するかが難しい。ここをブレークスルーできる技術は可能なんだろうか?

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    2024年09月23日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    かの有名が「頭が赤い魚を食べる猫」をはじめとして、日本語のあいまいさをこれでもかと取り上げ、わかりやすく解説してくれる一冊。新書でこのサイズにおさまるのが素晴らしい。なるべく誤解を避けようとして頻繁に推敲する自分のような人間以外にもなるべく読んでほしいのだが、そもそも言語に興味がない人が手に取るはずもなく、果たしてどれくらい届くのやら。

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    2024年08月20日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    最初は 漫才の話 掛け合い言葉の話かと思った 本書の中にも出てくるが 今でも 漫才のネタとしてあるのではないか?
    言葉を区切る位置を変える 誰かという表示も 省略する それだけで全く 異なる意味で伝わることになる
    読み進めて 行くと 次に 思い出すのが ニュースピークの話 (ジョージオーウェル
    言論統制することは 思考の自由を奪うことである いいか悪いかの判断は難しいのだが 言葉は時代とともに変化する
    終盤にいたり 著者はコンピューターの言語学者 AI に関与しているのだということがわかる
    ここでは曖昧さがあってはいけない世界である 言い間違いの偶然はありえない それは意図したものである

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    2024年07月30日
  • 聖者のかけら(新潮文庫)

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    川添さんの本だ、と思って読み始めた。
    だから、内容面について特段知識もなく、中世イタリアへの関心が特にあったわけでもない。
    さらに言えば、ミステリもそれほど好きではない。

    が、一ページ目から、中世イタリアの世界に拉しさられる。
    とても面白いのだ。
    今年の一番の収穫本だったかもしれない。

    物語はアッジシのフランチェスコの遺体が消えたという騒ぎから始まり、謎解きが始まっていく。
    イタリアの修道院の雰囲気、各会の相互や法王庁との関係、何より聖遺物に対する一般の人々をも巻き込んだ熱狂的な信仰。
    そういったものが描かれていくのだが、知識ゼロでも全く問題なく理解できるように書かれている。
    アッジシのフ

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    2024年07月28日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    思わず「あるある!」と言いたくなる曖昧な言葉に納得する。言葉の面白さにハマってしまう。高校生におすすめしたい。

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    2024年06月12日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    言語学という私が学生時代にも敬遠していたテーマをユーモアあふれる文章で記した一冊
    筆者の周りで起こった些細な出来事から言語学の世界への導入が見事で、面白い講義を受けているような感じで読み込めます
    AIは絶対に押すなよを理解できるか、と前提の話、たったひとつの冴えたanswerは必読

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    2024年05月21日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    「明明白白」に対する「曖昧模糊」こそがことばの宿命だという言語学者川添愛。私たちが何気なく使っていることばの曖昧さを分類し例示する本書はさすがバーリ・トゥード。頭の中が整理されたというよりはかき回された感じ。

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    2024年05月08日
  • 聖者のかけら(新潮文庫)

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    最高にスリリングなミステリー!
    キリスト教内の複雑さや歴史について凄く勉強になりました。
    登場人物も魅力的で、主人公のベネディクトが精神的に成長していく様子にも心動かされました。

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    2024年04月13日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    人が話す言葉の意味や意図を機械が正確に処理するためにはどんなハードルがあるかを、一つずつ順を追ってわかりやすく、しかも物語(おはなし)仕立てで楽しく、説明してくれている。これを読めば、一世を風靡している大規模言語モデルのAIと言えども、それがどんなに進化したとしても、できること(内容・分野・場面)は限られるだろうことがよくわかる。

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    2024年02月07日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    意外と簡単なこともAIにはわからない、どころか知性があるかは推測しかできないんだなぁという感じ。多分それが合ってるのかもしれない。

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    2024年01月10日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    分かりやすく興味深い内容だった。助詞の「は」と「が」の使い方については、前後の名詞の関係が随分と変わってくるという説明があり、とても納得した。会話のほとんどが雰囲気で成り立っているのだなと考えさせられた。

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    2023年12月11日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    東大出版会がだしてる広報誌に連載されてる言語学コラムを書籍化したもの。
    言語学専攻としてはめちゃくちゃ面白かった
    「言語学者は日本語の誤用に厳しそう」とか「恋人はサンタクロース」「恋人がサンタクロース」どっち?とか、わかるーーってなったりなるほどーってなったりするし、砕けた感じの文体だから読みやすいし
    言語学系のコラムちっくな本やっぱり好きですわ。もっとよみたい

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    2023年11月21日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    うちの娘は語学が好きである。英語とか古文とか、文法の勉強自体が好きらしく、活用とかイディオムとか覚えたりが苦でないらしい。
    これは語学は仕方なく学ぶものでそれ自体はめんどくて仕方ない、という私とはえらい違いである。
    したがって、というか娘はなんとなく自分を文系と思っているようなのだが、いよいよコードさえ書かなくてもAIを使える時代がやってくる。そうなると語学そのものが好きなことはAIの本質理解の上で立派な武器なのでこの本を推薦してみた。そして案の定自分が先に読んでいる。

    川添愛さんの本は何冊目かわからないがこちらも予想どおりおもしろい。「自動人形の城」とほぼ同じタイミングの出版であり、いずれ

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    2023年11月12日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    (言語学)の勉強する振りして実はただクスクス笑いたい、つまり私は真面目で意識高い系で勉学に励むんですってスタンスを保ちつつ漫画読みたいようなヒトに向けられた本です。

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    2023年09月23日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    「言葉」とその周りにあるあらゆる情報を(推測を含め)分析するとこんなに面白いんですね。私も、恋人「は」サンタクロースだと思い込んでました。著者のキャラも相当面白いです。何回か思わず吹き出してしまいました。round2待ってます。

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    2023年08月21日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    ソシュールに関する小ネタを探して、必要があって読みました。川添さんの本は初です。
    ところがどっこい。ソシュールさんはちぃ〜とは出てくるが、良い意味で想像を裏切られました。
    当初の目的は果たせそうになかったけど、普通に面白くて読んでしまった。
    軽妙な語り口調、何かどこかで読んだことがある感じだな〜と思ったら、さくらももこだ。川添さんは、言語学界のさくらももこさんと言ってもよいのではないでしょうか。
    (さくらももこさんが少女漫画家の中でもアウトサイダー的にご自身を認知されていたあたりも、川添さんに重なる。)
    夫が「は」と「が」で卒論を書いた言語学徒であったこともあり(まさに底なし沼!)、親しみを感

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    2023年06月19日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    普段意識をしない言葉使いや、言語化して説明が難しい話し言葉、書き言葉を丁寧に解説された良書。専門的な内容を一般の人にわかり易く伝えて頂くことに徹してあり、文章1つ1つが極めて丁寧に記述されている。後段に「言語の難しさはその知識が個人的なものであると同時に公共的なものである点」との視点には大いに感服した。著者の1ファンとしては短い「あとがき」からも本書に対する好意が増した。

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    2023年06月18日