川添愛のレビュー一覧
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私は田中みな実さんが大好きなのですが、みな実さんのTBSラジオ『ガスワン presents 田中みな実 あったかタイム』のゲストにふかわりょうさんが登場された際、この『日本語界隈』をご紹介されていました。「どうして秋は深まるのに、夏は深まらないのか?」たしかに、なぜだろう?ラジオを聴くうちに、日本語のなぜ?に興味が湧き、手にとってみることにしました。
集中力がなく、本を読むのが得意ではない私ですが、するする読めました。ふかわさんと川添愛さんの対談形式で書かれているのが、ラジオを聴いているみたいで面白い!
特に心に残ったのは第四章、「なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか」。ふかわさんは、言葉 -
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8月頃?読んだのに、日々の怒涛のような諸々に流されてしまっていた…
友人から紹介され、初めてふかわりょうさんの本を読み、こんなに言葉に敏感なお人だったのか、と初めて知る。
私自身、言葉にはちょっと煩いところがあって、小さなことにも拘ってしまうところがあり。
そんな私とはちょっと感覚が違うな、という箇所はありながらも、ふだんモヤモヤしていた気持ちには共感するところ多数。忖度さんが本来の意味からかけ離れた解釈をされてしまって気の毒だとか。
常日頃、言葉は生き物といえども、失われていく古き良き言の葉、日本語を寂しく思う身に、嬉しい本でありました。
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ネタバレ面白かった〜各人に「運命数」という数が割り当てられている世界でのファンタジー。(たまたま一つ手前で読んでいた『上限の月を喰べる獅子』と共通部分もあって、同じ人から同じタイミングでもらった本なので気になる、、)
数学が厳しく統制されている設定は、国の発展度合いなどを考えて、そんなこと可能?wって思ったり、邪視や喰数霊といった魔法世界的な設定など、気になるところもあるけど、そこはまあファンタジー!なので!!
主人公である13歳のナジャが自分の頭で考え、間違えながら、数字と出会っていく話、と考えると、テーマ設定やら話の筋やら面白く、読めました。
そして出版元が教科書でお馴染みの東京書籍なので、それも -
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「言葉は共感され使われ続けるものが残る」のだそうだ。
曖昧さがあって、聴いた人がどういう意味かを判断する必要がある言葉。
音感やリズム感が気に入って、口にしたくなる言葉。
が気に入られて残るようだ。
意味が変わってしまう言葉もある。
「忖度」は良い意味での「気遣い」という感じだったのが、一瞬で悪い意味になってしまった。
「忖度」という言葉自体があまり使われていなかったことも、一気に広まった理由のようだ。
一度ネガティブの意味が浸透すると、元には戻りにくいらしいので「忖度」の意味は変わったと思った方がいい。
大丈夫、ちょっと、結構です、~的には、ヤバイ、普通に、エモい、キモい、ディスる、ほ -
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川添さんの本は気になってて、何冊か積読もあるのだけど書店でたまたま見かけて購入。
コミュニケーション術系の本って世に溢れているけど、言語を研究している視点からどう「わかってもらう」を書くのか気になって読んでみました。学術的な知見に基づくより、川添さんの経験に基づく内容が多い印象でしたが、なんだか良い発見を得られた気がします。学会での失敗エピソードは、身に覚えがある人が多い内容なのではと思いながら読みました(かくいう私も同様の失敗体験があり、そしてその後の気づきにも同じような思考を辿った記憶があり説得感がすごくあった)。
結局良いコミュニケーションの基本は相手にどこまで敬意や思いを払えるかという