パンチラインの言語学

パンチラインの言語学

1,699円 (税込)

8pt

文学、映画、アニメ、漫画……でひときわ印象に残る「名台詞(せりふ)=パンチライン」。この台詞が心に引っかかる背景には、言語学的な理由があるのかもしれない。ひとつの台詞を引用し、そこに隠れた言語学的魅力を、気鋭の言語学者・川添愛氏が解説する。

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パンチラインの言語学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「パンチライン」とは名セリフのことです。

    誰もが知っている主に漫画作品を主に、その作品の
    名セリフを日本語の言語学観点から考察するのが
    本書の内容です。

    しかし本書の面白さはそれだけではありません。

    その作品のキモとなる部分の解説には、
    思わずクスりとさせられるツッコミがあり、
    「そういえばそ

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    マニアックなとこから引用してきてる名台詞なのに、解説されるとなるほどと不思議と納得してしまう。
    言語学から見ると、そういう視点なのか、というのもあり本書を通じて新しい見方を教えてもらった気がする。
    「よ」の使い方が多彩すぎることもびっくりだったし、「怒りをぶちまける人間と倒置法は実に相性が良い」とい

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    『わかってもらうということ』を書いた同じ著者とはとても思えないし、本当はわからない人にわざわざわかってもらう気がなさそうなマニアックなことを、わかりやすく書いているからタチが悪い。言語学バーリトゥードよろしく、お願いしますね、2巻、3巻と。

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    仕事柄どうすれば心に残る言葉を生み出せるのかという悩みに答えてくれるかも…と買いました。気付きを得た箇所もありますがそれより扱っている作品を観たことないなら観たくなり、観たことがあれば言語学面から観直したくなる一冊でした。

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    面白かった〜!川添さんのツッコミが面白い。エンタメ的に楽しく読めるし、言語学的な初めて知る知見もありで知識としても楽しめる本でした。北斗の拳を読んだことないのに北斗の拳のくだりが最高だった〜あとパルプフィクションの格好良さをしみじみ感じました。みてないコンテンツがかなり多かったけど全然楽しめる本。楽

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    漫画、ドラマ、映画などの名ゼリフを言語学の観点から眺めてみると…。著者がほぼ同世代なため、取り上げた作品のほとんどに親しみがあり、聞き覚えのあるセリフばかりで、むちゃくちゃ面白かったよ。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    言語学的な方法論で、日本語を論じているわけですが、松岡正剛的な視点も感じるわけです。あと、國分効一郎の中庸態とか本多さんとか。そしてそれをpop cultureに適用するってのがもうなんか平安貴族域に達す。みたいな。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    改めて、言語は奥深いと思った。
    本書で紹介されたパンチライン、実はほとんど知らない。
    だけど面白いんだよねえ。
    解説を読みながら「確かに」「分かるなあ」を連発してしまう。
    特に《よ》と《こそあど》の話は学習意欲が刺激される。
    普段から使っている言葉の意外な性質を知るのは本当に楽しい。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    著者自身がエンタメ8割、言語学2割と言っている通り、言語学濃度は薄目
    私は半々くらいが好みなのかもしれない

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず面白い。
    もちろん言語学の話も分かりやすい。
    特に「よ」の話。

    今回はプロレス度合いは少ない。

    ところどころにあるパワーワードが素晴らしい。

    星屑ロンリネスな人材とか、パルプ・フィクションの合いの手の話とか、「刃牙モノマネ」とか。

    でも、最強は『北斗の拳』だわ。

    0
    2025年09月22日

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