川添愛のレビュー一覧

  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    働きたくないよ!私も!
    助けてイタチ!
    という気持ちだけで手に取った本。笑

    「言葉が分かるとはどういうことか?」が、
    イタチや他の動物たちとの物語の中で分かりやすく書かれている。
    人工知能開発する人の努力や凄さが分かったけど、
    何より 自分はこの複雑な理解や判断を自然とやっていたのか!頭いいじゃん!と思えた。笑
    文章を作成するときに、句読点の付ける位置とかにこだわる方はめっちゃ共感すると思う…。

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    2024年12月01日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    ロボットが言葉を理解するために必要な条件、現時点で使われてる技術や今後の課題を平易に説明してくれてる
    はじめて生成AIを触った時ベクターストアが理解できなくて苦しんだことを思いだした

    大学生のときに一度授業の中で取り扱われた気がするグライスの「会話的含み」の研究が改めて面白すぎると感じた
    一件説明しにくそうに見える事象を4つの行動様式にシンプルにまとめあげていいて、すごいとしか言いようがない

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    2024年11月26日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    言語学を勉強したかった。だけど、言語学ではなかなか収入を得られることは難しいと感じていた。
    だから、この著者が縦横無尽に言語学をわかりやすく、かつ、楽しませてくれる本を書いたことに感謝する。「ことばと文化」、「武器としてのことば」を大切に読んでいた頃が懐かしい。

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    2024年11月12日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    2作目になって、だいぶ連載にこなれてきたのか、学術的な内容よりも読んで楽しい内容になっている。それでも日本語が曖昧か、非論理的か? などといった考察は楽しい。
    3作目も出ますように。

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    2024年11月02日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    楽しみにしてたシリーズ。今回も面白かった。メトニミーって言葉知らなかった。(〇〇〇ミーというとロボトミーを連想してしまう…)換喩はテレビ番組の「辞書で呑む」で知ったばかりなので面白く読んだ。

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    2024年10月13日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    著者の書きっぷりに慣れてきたこともあって、こんなに分かりやすい新潮選書は初めてかも。
    「無意識の言語知識」がいかに豊富で、無意識であるだけにそれの使い方に自覚的でないことに気付かされる。
    格助詞と副助詞の使い分けなんて、どうしてできるのか分からないし、人に説明できない。
    まだまだ勉強しなくちゃだな。

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    2024年10月13日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    今回もノリノリですね、
    読む私も、前作を知った上で読んでるので、違和感なく楽しく読みました(笑)。

    (前作読み始めた時は、マジで、「数の女王」という小説を書いている川添愛さんと同姓同名のプロレス好きな男性がいるのかと思いました、、)

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    2024年10月09日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    言語学をバックグラウンドにしたこ難しさのないエッセイ。
    心に残ったネタは以下。
    ・こんばんは事件にみる挨拶のユースケース
    ・恋人がサンタクロース、恋人はサンタクロースじゃない(今までずっと勘違いしていた)、これらの意味は異なること
    ・前提の置き方(いついつに〜しましたか?ではなく〜したのはいついつでしたか?、また会う?ではなく今度いつ会う?等)
    ・文法的に逸脱した文が引っ掛かりを残す
    ・藤波さん、やることなすことなんでもドラゴンなんとか
    (ニックネームに必然と偶然)

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    2024年10月05日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    楽しい1冊だ。
    日常で見聞きする「言葉」について考えてみる。もちろん言語学者としてのリテラシーを持ってするわけだけど、真面目すぎないところがいい。ちょっと言い訳が多すぎるけど、これは掲載誌のせいだな。

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    2024年10月03日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    自分、不器用なんで
    この本の1章ごと、
    読み終えるや否や
    「しょ〜〜もない!ガハハ(笑)」
    ってツッコミを
    入れてました。とめられないです。

    作者の川添愛さん、すっごく調子に乗って
    ノリノリで書いてらっしゃいます。
    やばい本でした。
    おもしろい!

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    2024年09月29日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    随所に散りばめられたネタがおじさん向けであんまりピンと来なかったけど、ユーモアたっぷりで面白かった。「あとはリング上で決着をつけるしかない」

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    2024年09月23日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    前作がおもしろかったので続編が出るのを心待ちにしていたが、その間にアントニオ猪木さんが亡くなったり、ChatGPTが世に出たり‥。
    AIは劇的に進化しており、今やちょっとした問合せや契約はAI対応で完了することも多くなってきて気が楽な事もある反面、話が通じなくて余計に手間が掛かったり味気なく感じる事もある。結局、AIもヒトも「悩みながらもトレーニングし続けるしかない」のかも!

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    2024年09月22日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    日本語がいかに曖昧か、日頃、いかに曖昧な表現をしているかよくわかる。

    常に相手に誤解を与えない表現を意識的に使いたいと改めて思った。

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    2024年09月15日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    川添さんの本は、「言語学バーリトゥード1」
    に次いで2冊目。同じ言語学に関する内容でも、
    「バーリトゥード1」は、話題が身近でサクサク
    読めたが、こちらは、沢山の例題を用いて、
    言葉の違和感について読み進める
    学術書のようで、少し趣きが異なるが、
    実用的で有益な内容だった。

    私達が普段、無意識に使っている言葉の使い方
    や、曖昧さが、思いがけない誤解を与えたり、
    トラブルに発展する場合がある。
    主語が大きい場合は、特に注意が必要。
    形容するかたまりが、長くなると、曖昧になり、
    誤解を招きやすい。
    誘導尋問のかわし方など。
    日常で役に立つ言葉の使い方が、他にも
    沢山解説されている。
    個人的には、

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    2024年09月13日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    言語学。一見敷居の高そうでシャッター下ろすような分野だが、その敷居を限界まで下げてシャッターを廃棄処分してくれているのが本書。
    わかり易いを超して面白く言語学に触れさせてくれている。例えば猪木の名言を使って。
    それでいて入試テストの問題文に採用されるんだからすげーなってかんじ。

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    2024年08月29日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    言語学というと、敷居が高く取っ付きにくいが、ユーモア満載で楽しく読んだ。

    言葉の曖昧さや、案に意図している事など、
    普段のコミニケーションで違和感に感じている言葉を見事に分析していて、とても為になった。

    「過剰一般化」(思い込み)について、大人は、
    一旦意識すると、大抵、心の中で言語化され、
    その人の意識の中で強化され、口に出してしまい、後で後悔するパターンについて、深く納得。


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    2024年08月24日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    プロレス好きということで知った川添先生の言語学入門書。

    普段使っている日本語の曖昧性はどこから来ていて、どうやったらそれを避けることができるかが説明されている。人の文を読んで私自身感じることが多い違和感の正体が少し理解できた気がする。そういう文を書きがち、話しがちな人に読んで欲しいと思うが、概してそういう人は本を読まないのよね。

    具体例は忘れたが、高校の英文和訳の授業で、意味が伝えづらい文の語順を入れ替えることで見事に問題を解決した友人のことを今でも憶えているので、私自身こういう理論が好きなんだろうと思う。

    「最強のニーチェ」と同様、最後にご自身の背景が述べられており、グッときた。

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    2024年08月16日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    日本語のあいまいな表現を様々な事例で例証している.「頭が赤い魚を食べる猫」が5通りの解釈ができる由.面白い.あいまいな話し方については、おばさん言葉が良い例だと感じている.結論を言うまでに、長々と 〇〇だけど、〇〇なんで、〇〇もあり、・・・と続くのをよく耳にする.勘違いが多く、この本で解説されていることを学んでほしい.

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    2024年07月29日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    読みやすい割にもっと深く考えたいトピックが多かった。
    若干世代間ギャップでわからないネタはあったが、熱量高くて面白く読めた。
    プロレス沼は深そうなのが目に見えてなかなか踏み込めない…

    いろんな製品のキャッチコピーに切り込むのは特に面白く、そのフォーマット使えるかも!っていう例も多くあった。

    来月このシリーズ2冊目が発行されるようなので楽しみ。
    東京大学出版会のUPに載っていたもののまとめらしいが、定期購読しちゃおうかな…年間2000円…

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    2024年07月15日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    著者の既出の著作とやや内容が被る部分もあるが、新書としてコンパクトにまとまっている分、読みやすく、充分に楽しめた。例が具体的で丁寧な解説が付いていることに加えて、ユーモラスな表現が随所に散りばめられて思わず「くすっ」となる癒しの要素も満載。「おわりに」の章で曖昧さは日本語だけに生じる特性ではない、という補足にも思わず首肯した。

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    2024年05月04日