川添愛のレビュー一覧

  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    言語学で一般人が分かりそうなことを解説している本の第2弾。いたるところで、へぇーとなるところがあり、今回も楽しく読みました。プロレスネタが少なくなっていますが、その分、本筋の言語学について深く解説しているような気がします。気に入ったのは「ミスリーディング・セミナー」。これを読んで、紛らわしい見出しの記事が量産されないといいなと思う。何度もミスリードされたから。あと、漠然と日本語は曖昧で非論理的と思っていたが、明確に否定できることが分かった。第3弾も読みたい。著者の連載は続いているので、きっと出るだろう。

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    2025年06月09日
  • 日本語界隈

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    ネタバレ

    ちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと
    気鋭の言語学者・川添愛さんが、
    「言語学」という枠を超えて、
    日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。

    ●トマトトマトしている!?
    ●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?
    ●「普通においしい」の「普通」って?
    ●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない?
    ●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ
    ●「サボる」「ヤバい」の由来は?
    ●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い?

    身近なのに意外とややこしい!?
    繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!
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    2025年04月17日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    相変わらずおもろい。
    シュールな挿絵も相まって最高に笑える1冊。
    これほど笑い声が漏れ出す読書体験はなかなかない。

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    2025年04月12日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    人工知能について少しでも知見を深めたかったので読んだ。物語形式で大変わかりやすく、記憶にも残りやすい優れた作品だった。人工知能を作るにあたり、どのようなことが問題となってくるのか簡単に知れた。絵もかわいい。

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    2025年03月18日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    「言葉がわかる」とはどういうことなのか、我々は脳内で無意識にどのような処理をしているのか、1つずつ分解して解説しており、わかりやすい。 
    イタチを主役にストーリー仕立てにしていることに加え、イラストも可愛いらしいので絵本感覚で楽しく読み進めていける。
    著者が工学畑や技術畑の人間でないことが(言語学者だそうです)、専門知識のない一般人でも理解できる形を可能にしたと思う。AIのことを、なんだか凄そうだけど得体がしれないもの、と感じている方は、これを読むと解像度が上がる気がする。

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    2025年03月10日
  • 日本語界隈

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    とても面白くて、共感するところが多々ありました。
    日頃から、日本語の言い回しを考えたり、話し合ったりするのが好きなので、お二人の対談に混じりたい!と思うほどでした。笑

    子どもの頃にはこんな言葉なかったなぁ、とかこんな言い回ししないな、こんな意味ではなかったなぁ、など言葉の変化を感じていました。
    それを著者のお二人が見事に解説されてて、共感しまくりで、大変面白かったです。

    時代に沿った言葉の変遷や、日本語の奥深さを再発見できる内容でした。

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    2025年02月24日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    前作に続いて期待を裏切らない知的でユーモアたっぷりの作品。著者は大学教授でありながら上から目線の書き振りは決してなく、謙虚に物事を捉えて、丁寧に伝える姿勢に非常に好感がもてる。
    Round3にも大いに期待をしたい。

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    2025年02月04日
  • 日本語界隈

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    日本語の魅力やモヤモヤを、身近な事例を通して考察してゆく対談集。擬人化された言葉たちが、己の不本意な扱いに愚痴を溢すという、ふかわりょうの短編小説が面白い。母語が日本語で良かったと痛感させる一冊。

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    2025年01月07日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    タイトルと表紙に一目惚れして手に取った一冊。
    言語学者である著者が東京大学出版会の発行する冊子『UP』に寄稿した内容をまとめたもので、言語学の観点から様々なトピックについて語っています。
    プロレスやダチョウ倶楽部、コロナ禍の散歩の楽しみ方等、トピックは身近なものばかりで親しみやすく、それらに対して腰が低いながらも言語学の視点であれこれ語る文章にはクスリとさせられます。
    言語学者を名乗ることに対してやや自虐的なところもちらほらありますが、中でも自分が「ふふっ」と思わず声を出した一文を添えさせて頂きます。

    「言語学者に言葉のセンスを要求するのは、植物学者にフラワーアレンジメントを頼むようなものだ

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    2025年01月05日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    著者の本は何冊か読んでいたので本書も手に取りました。言語学という、素人にはとっつきにくいテーマを、なんとも面白おかしく、しかし真面目に論じている本でした。ちなみに著者はプロレスファンということで、格闘技用語がタイトルに使われているだけでなく、プロレス好きなら誰でも知っている、ラッシャー木村の「こんばんは」事件を真っ先にとりあげています。またプロレス技にどんなワードが使われているかの分析や、ユーミンの「恋人がサンタクロース」はなぜ恋人「は」ではなく恋人「が」なのか、またAIはダチョウ倶楽部の熱湯風呂のギャグでおなじみの「押すなよ」を押せと理解できるのか、など興味深いテーマが多いです。とにかく肩の

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    2024年12月30日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    エッセイとしてのキレがめちゃくちゃ良いのですきなのですが、大規模言語モデルの説明がさすがにたいへんにわかりやすかったです。

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    2024年11月24日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    日常生活のアレコレを、言語学的観点から解説してくれる本書。文章はもちろん、妙にリアルなイラストも素晴らしい。
    著者は「日本語は(他の言語と同様に)素晴らしい」と言い切ってくれており、自虐的にならずに素直に読める。
    最初の「気楽な文章が、気楽には書かれていない」という告白」から、「接頭辞たち(!)が語るあとがき」まで全編一読の価値あり。読み返しにも耐えうる内容。
    連載が続いているので、Round3 が今から楽しみだ。

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    2024年11月17日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    前作と同様に気軽に読めて面白かった。
    川添さんは、「日本語を話す人の無意識レベルの知識」の研究者。

    言語学の話題から直ぐに脱線するが、脱線する方向がプロレスなのでプロレスファンには嬉しい。
    プロレスラーの発する言葉を分析したりするのだが、その時の状況を知っているので理解しやすい。

    例えば、「お前を倒すのに3分も要らねえ。5分で十分だ!」
    これは「日本語は非論理的な言語なのか」の章で引用された、プロレスのあるシーンでのセリフ。
    言われた猪木が何も言い返せない支離滅裂さが実に味わい深い。

    第3章に「死語」の話題が出てくるが、私的に「これは死語か?」と思う言葉が最近増えている。
    アベック、ドン

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    2024年10月02日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    第一弾を凌駕する面白さ。

    03言語に引導を渡す者
    04あるあるネタはなぜ人を笑顔にしがち♪なのか
    05最高にイカすぜ、倒置は!
    のあたりは、電車の中で思わず噴き出してしまう行も多々あった。

    10話題のAIをちょっと真面目に解説してみる
    は、勉強になり感心しきり。

    ただ、人に勧める時にうまく内容を説明しづらい本。
    とにかく堅苦しくなく読めて、面白いから!としか言えない。

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    2024年09月27日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    相変わらずの面白さ!
    さらさらと読めるけど、思わず笑っちゃったり考えさせられるところも多く、印象に残ったトピックも多かった。

    レイザーラモンRGのあるあるネタ、実は素人が考えられるレベルじゃないというのも初めて感じたし、
    古い言葉を聞いて「イタい」思うための必要条件は、「それが使われていた時代をリアルタイムで知っている」ということというのも言われてみれば確かに!と感じた。
    "それに乗っかったことを自分の「黒歴史」あるいは「若さゆえの過ち」と認識させてしまう効果があるのだろう。" …うっ…わかるし、そんな死語と感じてしまう言葉なんていくつも思いつく…

    "咎められ

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    2024年09月25日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    「言うことが何でも分かる」ロボットを開発したいイタチの物語を軸に、自然言語処理とは何か? AIにはどんな技術が組み込まれているのかがよく分かる一冊。
    楽しくてオモシロイ。
    現状の技術では、AIに学習させる素材をどう用意できるか、その素材の質をどう担保するかが難しい。ここをブレークスルーできる技術は可能なんだろうか?

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    2024年09月23日
  • 聖者のかけら(新潮文庫)

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    川添さんの本だ、と思って読み始めた。
    だから、内容面について特段知識もなく、中世イタリアへの関心が特にあったわけでもない。
    さらに言えば、ミステリもそれほど好きではない。

    が、一ページ目から、中世イタリアの世界に拉しさられる。
    とても面白いのだ。
    今年の一番の収穫本だったかもしれない。

    物語はアッジシのフランチェスコの遺体が消えたという騒ぎから始まり、謎解きが始まっていく。
    イタリアの修道院の雰囲気、各会の相互や法王庁との関係、何より聖遺物に対する一般の人々をも巻き込んだ熱狂的な信仰。
    そういったものが描かれていくのだが、知識ゼロでも全く問題なく理解できるように書かれている。
    アッジシのフ

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    2024年07月28日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    言語学という私が学生時代にも敬遠していたテーマをユーモアあふれる文章で記した一冊
    筆者の周りで起こった些細な出来事から言語学の世界への導入が見事で、面白い講義を受けているような感じで読み込めます
    AIは絶対に押すなよを理解できるか、と前提の話、たったひとつの冴えたanswerは必読

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    2024年05月21日
  • 聖者のかけら(新潮文庫)

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    最高にスリリングなミステリー!
    キリスト教内の複雑さや歴史について凄く勉強になりました。
    登場人物も魅力的で、主人公のベネディクトが精神的に成長していく様子にも心動かされました。

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    2024年04月13日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    人が話す言葉の意味や意図を機械が正確に処理するためにはどんなハードルがあるかを、一つずつ順を追ってわかりやすく、しかも物語(おはなし)仕立てで楽しく、説明してくれている。これを読めば、一世を風靡している大規模言語モデルのAIと言えども、それがどんなに進化したとしても、できること(内容・分野・場面)は限られるだろうことがよくわかる。

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    2024年02月07日