川添愛のレビュー一覧

  • 数の女王

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    数字の持つ「神秘的な」特徴はそこに神や妖精の存在を、感じさせる。小説、しかもファンタジー小説のような体裁でこのようなストーリーが現れるのは必然なのかもしれない。フィボナッチ数、コラッツ予想、などが題材に使われる。

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    2019年11月04日
  • 数の女王

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    数字の数学のトリビア的な面白さと,登場人物の個々に割り当てられた数をそれにうまく合わせて能力を当てはめているのが凄い!「巡る数」のビアンカには驚いた.ストーリーも数学的な奥深いところと並行して進むのが楽しかった.

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    2019年10月30日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    働きたくないイタチって誰? 他ならぬオレやアンタだよ。でもそれあんまり関係ない。
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    もうAI本飽きたよね。

    ではこの本はつまらないかって? 否。

    AIでどう堕落するか、失敗するか、それを動物の森(じゃないか)の住民たちが代弁して、少しずつすすめていってくれる物語、なのだ。

    最近電子書籍ばかり買っていて、この本が手元に届いたときに、装丁の美しさに息を呑んだ。いや本当は呑まなかったが、綺麗だなーと思った。

    僕は本にそういう機能は求めていないが、本以外には求めている。愛でたくなる、ということは大切なことだ。愛でなくていい本が多いから電子書籍に流れてしまうのだ。

    そういうこと

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    2022年06月01日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    まずタイトルと装丁が秀逸。内容も「寓話」と「解説」が交互に並び、直観と論理の両面を相互チェックするかたちで理解が進む。文章も極めて平易で一気読み可。中学生くらいの子供なら十分読めるのでは。言語処理について現在の人工知能ができること/できないことがわかるのはもちろんだが、それを通じて我々が現に操っている言語の面白さ/不思議さにも触れることができる。

    本書では、現在主流である「ビッグデータ」を利用してのAIを用いた言語処理の限界と、それを乗り越えることの困難さ(システムの無矛盾性に関するゲーデル的命題を思い出した)が提示されている。どれもなるほどと思えるものだが、ここではたと思い至ったのは、不完

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    2021年10月31日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    「この先生きのこるには」
    「冷房を上げて」
    あなたはこの文をどう読みますか?


    日本語って勘違いしやすい言語なんだなーと思った。
    「てにをはがない文」や「ら抜き言葉」みたいなことが書いてあるのかなと予想していたけど、「○○詞」とかを使って結構本格的に解説していた。

    日常の会話って案外憶測で進めてるんだよね〜
    指示代名詞とかって急に言われても分からないと思うけど、それまでの会話とか物があればどれを指しているかは分かる

    自分はあまり混乱させるような文にはしてないと思ってる(ていうか思いたい!笑)けど、この本を読んで改めて気をつけなければ!と決心しました…

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    2026年08月04日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    川添さんの著書の中でも、とても気を使って丁寧に書かれている印象で逆に落ち着かなかった。不思議。内容は納得。

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    2026年07月25日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    【言語学そっちのけでプロレスだった件】

    言語学というとお堅いイメージがあったが、タイトルに「バーリ・トゥード」とある通り、何でもありの言葉にまつわるエッセイだった。

    読み進めると、「これ本当に言語学の本だよな?」と思うほど昭和のネタが満載!特にプロレスを語る文章の熱量は、この酷暑よりも熱っつ、、熱っつ、、で、「言語学はどこへいった?」とツッコミたくなるほど。

    でも、このプロレスネタが見事にツボにはまった。あのラッシャー木村とアニマル浜口が敵地に殴り込んできた際のマイクパフォーマンス、伝説の「こんばんは事件」。あの「こんばんは」が言語学的にどうおかしかったのかを大真面目に議論しているのがと

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    2026年07月25日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    この本2026年度の中学受験でも採用されたらしい。
    わかってもらうための本を読みながら、どうしたら分かってもらえるのかを考えながら読んだ。

    わたしは、まず相手を分かろうとする気持ちが、自分を分かってもらうことになるのかなと思った。

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    2026年07月01日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    わかってもらう、には、伝える側の不空が必要なこと。

    言ったら伝わると思いがちだけれど、そうではないことを著者も大人になって学んでいったこと、

    そんな体験談も交えつつ、他者と意思疎通するさまざまな場面や観点から、

    かみくだいて書かれていました。

    読みながら考えさせられる。

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    2026年06月27日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    普段、技術的な文章を書く際に曖昧さを排除することを心がけているので、うんそうだよね、という内容がほとんどでした。考え方のおさらいにはなりました。

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    2026年06月20日
  • パンチラインの言語学

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    ●パンチラインがなぜ印象に残るのか言語学の観点から分析した本。
    ●響く名台詞の言語学的な分析を知る。→終助詞「よ」「ね」や「そこ」「あそこ」などの微妙なニュアンスを習ったわけでもないのに日常的に使い分けているのって不思議だと思った。
    ●軽妙な文章が読みやすく、ただ読ませるだけでなくパンチライン(名台詞)を言語学的に分析するというテーマが興味深い。必ずしも名台詞かと言われると疑問があるものもあるが、その台詞に隠された言語学的特徴を元に、名台詞を名台詞たらしめている要素を窺い知れる本だ。特に印象的なのは、終助詞「よ」の話。「偉い人にはそれがわからんのです(よ)」は、テレビ版では「よ」があったのに、

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    2026年06月18日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    働きたくないイタチが何でも理解出来るロボットを作って仕事をロボットにしてもらおうと企む話。
    本質は理論言語学をやさしく解説している内容なのだが、我々が意識せずに理解している「ことば」というのを、理論できちんと理解することがいかに難しいかがよくわかった。
    なぜ「イタチ」なのか、ということの意味も最後にばっちり判明できた。
    17年初版なので、AIはこれからという時期だったと思うが、その後の世間でのAIの広がりを考えると、この理論言語学もかなりすすんでいるのかもしれない。

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    2026年05月19日
  • 裏の裏は表じゃない

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    帯文が「思考回路のクセが強い」とあったけど、わりとすんなり理解できる思考回路だと思った。エッセイは苦手分類だけど、完読。「勉強嫌いの処方箋」「判断を助けるもの」が印象的

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    2026年05月02日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    バーリ・トゥードって何と思って思わず手にとってしまった。
    答えは本作に一応ある。
    個人的には、副題にもなっている、「絶対押すなよ」の意味と意図の話がおもしろかったかな。
    プロレスの話も盛りだくさんなので、プロレス好きの人におすすめ。

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    2026年04月28日
  • 裏の裏は表じゃない

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    同世代の言語学者のエッセイということで読んでみた。あえて言語学者的な話題を避けていたということで、半分くらいはただのゲームとプロレス好きな人のエッセイ。あと、なぜか著者は現在、AIにも関わっているようで、昭和の頃からの歩み的なものについてまとめたテキストは面白かった。

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    2026年04月27日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    腰が重くなかなか読み始められなかったけれど、読み始めたら一瞬で読み終わってしまった。口調が軽くサラッと読めたけれど、言語学に興味を持つきっかけになった。
    「植物学者がフラワーアレンジメントができないのと同じだ」という言葉が上手いなと思った。

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    2026年04月22日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    ネタバレ

    ほのぼのとした絵柄と毒交じりのストーリーがステキなAIのお勉強本。AIが人間のことばを理解するにはどういった課題があるのか、とても丁寧に書かれています。豪雨になる=危ないのような常識、否定以外で使用される「じゃない」。AIに理解させることは難しい。内容に対し、文字量が多すぎる気もしますが、わかりやすくはあります。これ、英語よりも日本語のほうがAIに向いてないとかあるのでしょうか?ことば以外も知りたい方は山本一成さんのポナンザ本もオススメします。楽したいイタチたちがAIに振り回される、おもしろかったです。

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    2026年03月18日
  • 日本語界隈

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    ふかわりょうさんとの対談、ということで、一般人の目線からの疑問があるかな、と思ったら、ふかわさん、一般人ではなくかなり言葉にこだわりのある方でした。
    少しこわいぐらいに…(特に恋人とのやりとりのくだり)

    日本語が一字で意味が大きく変わるのは、俳句番組を見ているとよくわかります。

    私の世代ですと、
    「北北西に進路を取れ」が「南南西に進路を取れ」になると、という箇所がツボでした。

    こういうことを普段気にしていない人が考えるきっかけになればいいかな、と思います。

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    2026年03月11日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    思ったよりコミカルで軽い読み物でありつつ、普遍文法や助詞の選択などの言語学分野に興味を持つきっかけもたくさん含まれた本だった。

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    2026年02月23日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    「信頼」というのは、他人との約束をどれだけ守れたか
    「自信」は自分との約束をどれほど守れたか

    によって積み上がっていくもの。
    蓋し名言だと思いました。

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    2026年01月25日