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[「結構です」→YES NOどっち? 「それですね」→どれやねん 「この先生きのこるには」→先生! こうして誤解は広がっていく] 「冷房上げてください」「大丈夫です」。言葉には、読み方次第で意味が変わるものが多々あり、そのせいですれ違ったり、争ったりすることがある。曖昧さの特徴を知り、言葉の不思議に迫ろう。 【目次】1 「シャーク関口ギターソロ教室」――表記の曖昧さ/2 「OKです」「結構です」――辞書に載っている曖昧さ/3 「冷房を上げてください」――普通名詞の曖昧さ/4 「私には双子の妹がいます」――修飾語と名詞の関係/5 「政府の女性を応援する政策」――構造的な曖昧さ/6 「2日、5日、8日の午後が空いています」――やっかいな並列/7 「20歳未満ではありませんか」――否定文・疑問文の曖昧さ/8 「自分はそれですね」――代名詞の曖昧さ/9 「なるはやでお願いします」――言外の意味と不明確性/10 曖昧さとうまく付き合うために
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Posted by ブクログ
お互いにしっかりとした大人同士であっても、
言葉の解釈の違いから誤解を招くことは多いです。
例えば「私には双子の妹がいます」と聞いて、
私と妹が双子なのか、私の妹同士が双子なのか、
二つの意味にとることができます。
わかりやすい最近の例では「ヤバイ」には良い
意味も悪い意味もあるし、「辛い料理は食べられ
ますか?」という問いに対し「大丈夫です」という
答えでは、食べることができるのか、いらないの
か分からないと思います。
このようなお笑いコントのネタにも使えそうな
言葉の解釈を言語学の視点から読み解きます。
ちなみに「頭が赤い魚を食べる猫」という一文は
「頭が赤い魚」を食べる「猫」や、「頭が赤くて
魚を食べる猫」など、なんと五つの異なる解釈を
持つそうです。分かりますでしょうか。
Posted by ブクログ
最初は 漫才の話 掛け合い言葉の話かと思った 本書の中にも出てくるが 今でも 漫才のネタとしてあるのではないか?
言葉を区切る位置を変える 誰かという表示も 省略する それだけで全く 異なる意味で伝わることになる
読み進めて 行くと 次に 思い出すのが ニュースピークの話 (ジョージオーウェル
言論統制することは 思考の自由を奪うことである いいか悪いかの判断は難しいのだが 言葉は時代とともに変化する
終盤にいたり 著者はコンピューターの言語学者 AI に関与しているのだということがわかる
ここでは曖昧さがあってはいけない世界である 言い間違いの偶然はありえない それは意図したものである
言葉を間違えて伝えること理解することはとても人間らしいと思う 反面 場面と場所により 使い分ける技が必要かなと思える
Posted by ブクログ
いやぁ、大変面白く読ませてもらいました。
インパクト抜群の、「この先生きのこる」のイラストの帯。
私個人が日頃から思っている、「大丈夫」の使い方。
この本、学校の教材として取り上げてほしいくらいです。
昨今のSNSでも、言葉足らずのために誤解が生まれたり、議員さんたちの妙な言い回しのために誤解が生じたりなどと、さまざまなケースがあり、日本語自体もここ数年で大きく変わりつつあると実感していたところに、この本です。
「あいまい」は決して悪くはないけれども、使い方を工夫したり誤解を生まないように言葉を補足したりすることが大切なのだと、教えてくれました。
私自身も「書く」ことが好きですが、言葉を増やしたり減らしたり推敲を重ねながら書くように心がけてはいますが、果たして他の方に、自分自身が意図した通りの意味が届いてるのやら、不安になりますね。
とても好感が持てたことが一つ。
色んなケースを紹介してくださっているのですが、著者自身の失敗談を取り上げていることが多く、モノを書いてらっしゃる方でも、こんなふうに誤解したり、あるいは誤解を生じさせたりということがあるのだ、と書いてくださっていること。
「きのこ先生」と、「頭が赤い魚を食べる猫」には大笑いしました。
しかし、日本語ってホント、難しいですね。笑
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