世にもあいまいなことばの秘密

世にもあいまいなことばの秘密

935円 (税込)

4pt

[「結構です」→YES NOどっち? 「それですね」→どれやねん 「この先生きのこるには」→先生! こうして誤解は広がっていく] 「冷房上げてください」「大丈夫です」。言葉には、読み方次第で意味が変わるものが多々あり、そのせいですれ違ったり、争ったりすることがある。曖昧さの特徴を知り、言葉の不思議に迫ろう。 【目次】1 「シャーク関口ギターソロ教室」――表記の曖昧さ/2 「OKです」「結構です」――辞書に載っている曖昧さ/3 「冷房を上げてください」――普通名詞の曖昧さ/4 「私には双子の妹がいます」――修飾語と名詞の関係/5 「政府の女性を応援する政策」――構造的な曖昧さ/6 「2日、5日、8日の午後が空いています」――やっかいな並列/7 「20歳未満ではありませんか」――否定文・疑問文の曖昧さ/8 「自分はそれですね」――代名詞の曖昧さ/9 「なるはやでお願いします」――言外の意味と不明確性/10 曖昧さとうまく付き合うために

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世にもあいまいなことばの秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本語について、なるほど!と思うことがたくさんある。
    話の流れや文脈で、日本人はこれを普通に使い分けている。
    「の」の使い方、自分では全く意識していなかったが、いろんな意味がある。
    改めて日本語について考えることができて、面白かった。

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    言葉というものはそもそも曖昧性を含んだものであり、それを理解して使うことが大切である。ということを再認識させてくれる本。
    内容はいたって平易で当たり前ともいえるものかもしれないが、発言者の意図と受け取った側の解釈が食い違ってしまう可能性がある多くのパターンを一覧できるところに価値があると思う。
    自分

    0
    2025年02月21日

    Posted by ブクログ

    かの有名が「頭が赤い魚を食べる猫」をはじめとして、日本語のあいまいさをこれでもかと取り上げ、わかりやすく解説してくれる一冊。新書でこのサイズにおさまるのが素晴らしい。なるべく誤解を避けようとして頻繁に推敲する自分のような人間以外にもなるべく読んでほしいのだが、そもそも言語に興味がない人が手に取るはず

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    最初は 漫才の話 掛け合い言葉の話かと思った 本書の中にも出てくるが 今でも 漫才のネタとしてあるのではないか?
    言葉を区切る位置を変える 誰かという表示も 省略する それだけで全く 異なる意味で伝わることになる
    読み進めて 行くと 次に 思い出すのが ニュースピークの話 (ジョージオーウェル

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    思わず「あるある!」と言いたくなる曖昧な言葉に納得する。言葉の面白さにハマってしまう。高校生におすすめしたい。

    0
    2024年06月12日

    Posted by ブクログ

    「明明白白」に対する「曖昧模糊」こそがことばの宿命だという言語学者川添愛。私たちが何気なく使っていることばの曖昧さを分類し例示する本書はさすがバーリ・トゥード。頭の中が整理されたというよりはかき回された感じ。

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    身の回りの事例を広く拾い集めて、わかりやすく言葉の曖昧さについてまとめてあった。「広く」の範囲もずいぶんなもので、日常会話からネットミーム、芸人のネタ、戯曲まで、川添氏の守備範囲が本当に広い。日常に潜む言語の曖昧さは「ワハハ」「おい」「いやいや」と、適当に流すか、流さなくても説明できないことが多いの

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    いやぁ、大変面白く読ませてもらいました。
    インパクト抜群の、「この先生きのこる」のイラストの帯。
    私個人が日頃から思っている、「大丈夫」の使い方。
    この本、学校の教材として取り上げてほしいくらいです。
    昨今のSNSでも、言葉足らずのために誤解が生まれたり、議員さんたちの妙な言い回しのために誤解が生じ

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    日常にありふれている日本語の表記を使って、言語学をわかりやすく、興味深く解説してくれている。川添さんは語学に対していい意味でミーハーなんだな、と思える。それが親近感に繋がって一気に読めた。

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    日常生活での会話、文章で、誤訳を招きやすい表現を、お笑い芸人のコントなどを紹介しながら、解説してくれるユニークな本。面白くて、タメになった。

    0
    2025年01月26日

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