ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

1,815円 (税込)

9pt

「言った、言わないが起こるのはなぜ?」「SNSの文章が炎上しやすい」「忖度はなぜ起こる?」……理論言語学の知見を使い、単語の多義性や曖昧性、意味解釈の広がり方や狭まり方、文脈や背景との関係などを身近な例から豊富に解説。文の構造を立体的に摑む視点が身につき言葉の感覚がクリアになる、実践的案内。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    普段意識をしない言葉使いや、言語化して説明が難しい話し言葉、書き言葉を丁寧に解説された良書。専門的な内容を一般の人にわかり易く伝えて頂くことに徹してあり、文章1つ1つが極めて丁寧に記述されている。後段に「言語の難しさはその知識が個人的なものであると同時に公共的なものである点」との視点には大いに感服し

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    尊敬する翻訳者さんの紹介で購入。言葉遣いの「違和感」を明解に説明してくれる良書。わかっていたはずの「正しい言い回し」がなぜ正しいのかが理論的に分析され、すっきりと腑に落ちる。日本語を書くこと、話すことを仕事にしているすべての方におすすめできる本。

    0
    2023年06月12日

    Posted by ブクログ

    自分の経験では、言語学の本は以下のパターンがある。
    ①真面目な人が、真面目になって書いた
    ②真面目な人が、面白いと思って書いた
    ③面白い人が、真面目になって書いた
    ④面白い人が、面白いと思って書いた
    川添氏の④を読んだ後に、この③を読んだので、諸所の表現から④を思い出してしまい、①にも読めそうな③な

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    もっと早く読んでおけばよかった言語学の本。「背景的な意味」「会話的含み」「ゼロ代名詞」「かきまぜ文」などの提示の方法が新鮮で、どれも納得させられた。置き換えテストでの「二つの東京ドーム」のツッコミと、他人との意見の不一致での「タピる」が特によかった。「笑えない冗談」のあたりも、やはり言葉の持つ背景的

    0
    2022年10月06日

    Posted by ブクログ

    言語学とタイトルにつく本を何冊か読んでみて、いまだに言語学という広い範囲に何が含まれているのかつかみきれていないのだけれど、この本は言語学の中でも理論言語学のエッセンスを集めた本のよう。
    川添愛さんの著書はこれまでにも何冊か読んでいるけれど、わかりやすく平易に説明する技術に長けた方だなと感じる。

    0
    2021年08月23日

    Posted by ブクログ

    川添さんの本2冊目、これも非常に面白かった。挙げられている例文が尽く面白く、都度ハッとさせられる。私達がもつ当たり前に脳内で(都合よく)変換する脳内母国語スキル!中学生くらいの文法のテキストにもいいと思った。

    0
    2021年04月04日

    Posted by ブクログ

    著者の書きっぷりに慣れてきたこともあって、こんなに分かりやすい新潮選書は初めてかも。
    「無意識の言語知識」がいかに豊富で、無意識であるだけにそれの使い方に自覚的でないことに気付かされる。
    格助詞と副助詞の使い分けなんて、どうしてできるのか分からないし、人に説明できない。
    まだまだ勉強しなくちゃだな。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    川添さんの本は、「言語学バーリトゥード1」
    に次いで2冊目。同じ言語学に関する内容でも、
    「バーリトゥード1」は、話題が身近でサクサク
    読めたが、こちらは、沢山の例題を用いて、
    言葉の違和感について読み進める
    学術書のようで、少し趣きが異なるが、
    実用的で有益な内容だった。

    私達が普段、無意識に使

    0
    2024年09月13日

    Posted by ブクログ

    プロレス好きということで知った川添先生の言語学入門書。

    普段使っている日本語の曖昧性はどこから来ていて、どうやったらそれを避けることができるかが説明されている。人の文を読んで私自身感じることが多い違和感の正体が少し理解できた気がする。そういう文を書きがち、話しがちな人に読んで欲しいと思うが、概して

    0
    2024年08月16日

    Posted by ブクログ

    理論言語学の知見から日常の会話のちょっとした違和感を読み解くきっかけを与えてくれる。
    例題とそれに対応するメソッドを組み合わせてしかも豊富に提示してくれていて興味が尽きない読中感。

    情報量が多くて少し頭を使うが、筆者の言語学を一般の人たちにも親しみを持ってもらいたいという気概がびしびし伝わって気持

    0
    2023年03月21日

ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮選書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

川添愛 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す