川添愛のレビュー一覧

  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    『言語学バーリ・トゥード』が面白かったので読んでみた。しっかり言語学の内容もあるのに言語学を一切知らなくても簡単に理解できるようになっている。言語学界隈はやっぱり怖いなぁ。笑主語の大きさに注意

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    2021年12月13日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    言葉を機械に扱わせることの難しさをやさしく説いた本。自然言語処理(NLP)だと形態素解析→構文解析→意味解析→文脈解析と習うが、なんとなく全体がわかった気になる内容だった。
    PCで言語を扱うと手間の割に報われないことが「あまた」あるのも仕方ないことだと納得。諸々の前処理(タグ付け)の苦労は何度も出てきてご苦労されているのだなぁと思ってしまった。

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    2021年11月23日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    数多くの例題があり、楽しみながら日本語の感覚を確認できた.*や?の付いた文は著者の通りの違和感を持てたので、良しとしよう.「置き換えテスト」や「入れ替えテスト」を活用して、更に感覚を磨きたい.p213で紹介のあった「少納言」は早速活用を始めている.

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    2021年09月02日
  • コンピュータ、どうやってつくったんですか? はじめて学ぶ コンピュータの歴史としくみ

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    真=1
    偽=0
    …って、そういうこと!?

    エクセル関数でただなんとなく入力していたので
    ほぇ〜。となりました。

    高級プログラミング言語で書かれたプログラムを
    機械がわかるように1と0からなるプログラムに翻訳されることを「コンパイル」という

    へぇぇ〜。みたいな
    とにかくまっさらな状態で読むと
    普段何気なく耳する言葉の意味がわかる。
    とても興味深い。

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    2021年07月16日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    日本語って、
    面倒くさい。
    でも、面白い。

    自分の文章を添削される時、
    相手が何を直せと言ってるのか分からない人は、
    読んでみるといいのではないかと思う。

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    2021年04月25日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    自然言語処理について、小説形式で、面白おかしく学べる本。
    小説形式とは言え、自分のような素人には結構骨太な内容。
    しっかり考えながら、読み進めないと、読み切れません。
    一方、この分野をここまでかみ砕いてストーリーにして下さった
    著者には感謝と尊敬の念を抱かざるを得ません。
    この人、スゴイな。。

    「最近、AI(機械)が人間のできることをどんどん奪っていく」といった
    ホラー・ストーリーを至る所でよく聞くようになりましが、
    現時点でAI(機械)に何ができて、何ができないのかを正確に知っておくことが
    未来への備えの第一段(ファースト・ステップ)なような気がします。
    チェス・将棋・囲碁では、プロが機械

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    2021年03月15日
  • コンピュータ、どうやってつくったんですか? はじめて学ぶ コンピュータの歴史としくみ

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    コンピュータがブラックボックスにしか見えない超初心者にオススメ。
    回路図の説明で、演算を行う箇所が秀逸。

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    2021年01月23日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    動物村の働きたくないイタチを主人公にして童話のような展開で自然言語処理を中心とした人工知能の発達を描きます。人間なら簡単に理解できることを機械に理解させようとすることの難しさをイタチをはじめとした動物たちの言葉で面白おかしく表現しているところが逆に著者の研究における苦労を物語っているように思いました。

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    2021年01月10日
  • ヒトの言葉 機械の言葉 「人工知能と話す」以前の言語学

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    人間と自然な言葉のやりとりができるAIが登場していますが、「果たしてAIは言葉の意味を理解しているのかどうか?」という疑問について深掘りした1冊です。
    現在のAIは「こういう単語や語句の後には、このような語句が続くことが多い」といったように統計的に解析して言葉を発しているようです。これを「言葉の意味を理解している」と言って良いかどうか、微妙な問題です。
    その辺りの議論を正確に進めるために、本書は「言葉の意味とはどういうことか」という点、「人が言葉の意味を理解するとはどういうことか」などAIの議論をする前に一歩下がって、まずは「人間が言葉をどう理解しているのか」という点について言語学者の著者が分

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    2021年01月09日
  • ヒトの言葉 機械の言葉 「人工知能と話す」以前の言語学

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    ヒトの言葉から機械の言葉への橋渡し。機械の言葉を論じる前にまず人の言葉についてよく分かっていないことを思い知らされる。外国に行くと逆に自分の国のことがよく見えたりするのに似ているかも。言葉で表せないものは機械では扱えないという至極当たり前のことからやっぱりシンギュラリティはまだまだ先(もしかしたら永遠に来ないのかも)と思わざるを得ない。言語モデルGPT-3って知らなかったけれど、これはすごい。相互排他性バイアス(「ヘクを取ってあげて」)の研究はなかなか面白い。

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    2020年12月29日
  • 数の女王

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    ネタバレ

     数学の知識を物語の中で学べる作品となっています。私はこのような作品を今まで様々なものを読んできましたが、本書はその中で、最も「カッコいい」作品でした。設定は理解するまでに時間がかかりましたが、一度理解してしまえば手に汗握るストーリー展開や数学に詳しく無くても「なるほど」と言えるものばかりでした。 

     本書で私が最も感動したのは大学数学レベルの領域や、未解決問題も取り上げられているのにもかかわらず、そのほとんどが四則演算に知識で理解ができると言うことです。そしてこれらの説明が淡々と方られるのでは無く、方法や答えに物語としての意味が関連づけされていることで、より興味をそそられました。 
     例え

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    2020年07月27日
  • 数の女王

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    人は生まれながらにして平等ではない。持っていないものを嘆いてもしかたがない。持っているもので何ができるか自分で考えて、そして行動するのだ。

    そんな熱いメッセージが込められたのはたまたまだろうか?

    たぶんそうではないだろう。それは著者の著作に一貫して流れているテーマなのだから。

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    2020年07月13日
  • コンピュータ、どうやってつくったんですか? はじめて学ぶ コンピュータの歴史としくみ

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    歴史から、コンピュータの仕組みがざっくり分かる。まず、数の数え方の歴史から入って、論理学、ブール代数、半加算器、全加算器の考え方、リレー、真空管、半導体による演算のざっくりした仕組み、CPUの仕組みまで優しくまとめたのはすごいな。と素直に思える。

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    2020年03月22日
  • 数の女王

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    数学の知識を織り交ぜたファンタジー作品。神や権力者、戦士をとりまく筋書きが稚拙な感じもあるが、登場人物が固有の数字に置き換えられ、力や魔力を発揮するといった展開が面白い。素数やフィボナッチ数など昔習った事柄が、なつかしく思い出された。力作だと思う。

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    2020年01月13日
  • 数の女王

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    数字の持つ「神秘的な」特徴はそこに神や妖精の存在を、感じさせる。小説、しかもファンタジー小説のような体裁でこのようなストーリーが現れるのは必然なのかもしれない。フィボナッチ数、コラッツ予想、などが題材に使われる。

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    2019年11月04日
  • 数の女王

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    数字の数学のトリビア的な面白さと,登場人物の個々に割り当てられた数をそれにうまく合わせて能力を当てはめているのが凄い!「巡る数」のビアンカには驚いた.ストーリーも数学的な奥深いところと並行して進むのが楽しかった.

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    2019年10月30日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    働きたくないイタチって誰? 他ならぬオレやアンタだよ。でもそれあんまり関係ない。
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    もうAI本飽きたよね。

    ではこの本はつまらないかって? 否。

    AIでどう堕落するか、失敗するか、それを動物の森(じゃないか)の住民たちが代弁して、少しずつすすめていってくれる物語、なのだ。

    最近電子書籍ばかり買っていて、この本が手元に届いたときに、装丁の美しさに息を呑んだ。いや本当は呑まなかったが、綺麗だなーと思った。

    僕は本にそういう機能は求めていないが、本以外には求めている。愛でたくなる、ということは大切なことだ。愛でなくていい本が多いから電子書籍に流れてしまうのだ。

    そういうこと

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    2022年06月01日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    まずタイトルと装丁が秀逸。内容も「寓話」と「解説」が交互に並び、直観と論理の両面を相互チェックするかたちで理解が進む。文章も極めて平易で一気読み可。中学生くらいの子供なら十分読めるのでは。言語処理について現在の人工知能ができること/できないことがわかるのはもちろんだが、それを通じて我々が現に操っている言語の面白さ/不思議さにも触れることができる。

    本書では、現在主流である「ビッグデータ」を利用してのAIを用いた言語処理の限界と、それを乗り越えることの困難さ(システムの無矛盾性に関するゲーデル的命題を思い出した)が提示されている。どれもなるほどと思えるものだが、ここではたと思い至ったのは、不完

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    2021年10月31日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    ネタバレ

    ほのぼのとした絵柄と毒交じりのストーリーがステキなAIのお勉強本。AIが人間のことばを理解するにはどういった課題があるのか、とても丁寧に書かれています。豪雨になる=危ないのような常識、否定以外で使用される「じゃない」。AIに理解させることは難しい。内容に対し、文字量が多すぎる気もしますが、わかりやすくはあります。これ、英語よりも日本語のほうがAIに向いてないとかあるのでしょうか?ことば以外も知りたい方は山本一成さんのポナンザ本もオススメします。楽したいイタチたちがAIに振り回される、おもしろかったです。

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    2026年03月18日
  • 日本語界隈

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    ふかわりょうさんとの対談、ということで、一般人の目線からの疑問があるかな、と思ったら、ふかわさん、一般人ではなくかなり言葉にこだわりのある方でした。
    少しこわいぐらいに…(特に恋人とのやりとりのくだり)

    日本語が一字で意味が大きく変わるのは、俳句番組を見ているとよくわかります。

    私の世代ですと、
    「北北西に進路を取れ」が「南南西に進路を取れ」になると、という箇所がツボでした。

    こういうことを普段気にしていない人が考えるきっかけになればいいかな、と思います。

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    2026年03月11日