川添愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
#読書記録
- 学びまとめ
- 人間はランキングづけ、他人の評価を気にする
- 自動操縦モードはパターン化して相手をうんざりさせる
- 自分が他人に敬意を払っていないことを、自分ではなかなか気づけない
- Mutual Respect
- 自分のキャラというのを意識しているのは大体本人だけで、他人はどうでも良い。内向的な人が急に社交的になっても、ほとんどの人は気にしないし、良い変化なら喜ばしいこととして受け入れる。自分で勝手に自分を縛って、他人に嫌な思いをさせる必要はない
- 「あなたがこういうふうにしてくれたら私にとって都合が良い」を、「あなたのため」に変換している
- 他人の行動か感情を完全にコントロールすることはできない
- 俺はそれをしがち。本当に気をつけないと。
- 人にはそれぞれ課題があり、それを他の人間が代わりに解いてあげることはできない
- 俺は烏滸がましい。俺にはできない。
- 緊急性が高い時、相手に助言を頼まれた時を除いて「こうした方が良い」などアドバイスはしない。
- 本当に守るべき
- 信頼は他人の約束をどれだけ守れたか、自信は自分の約束をどれだけ守れたか
- 自分の言葉を価値あるものとして受け入れてもらうには、相手の状況、相手の都合を考える必要がある
- 相手の都合を考えることは、自分の中の不安や決まりの悪さ、早く安心したいという思いにどう対処するか
- 相手の呼吸を観察する
- それに寄り添う形で気持ちを準備すれば、程よい緊張感で話しかけられる
- 相手が知っていることをベースにして知らないことを導き出すこと
- ノリやフィーリングに頼らず話す。身内とその他を区別する
- よく知らない相手が注目するのはまずは言葉の意味
- 話す時の声を作る、自分で自分の聞きやすい声になれる、穏やかな声を発している自分に慣れる
- 無理にテンションを上げるのではなく、表情や雰囲気で明るく落ち着いた感じを作る
- そのために、日頃からそういう練習をしておく。動作、習慣が人間を作る。体が脳に作用する。
- 自分が好きに慣れそうな明るい表情を作る。
- 客観的にみて自分の足りないところを探して、改善する
- 場を明るくするようにコントロールすることはできない、けどファーストペンギンになることはできる
- 緊張している場合、まず緊張している自分を誤魔化そうとするのではなく、緊張していることを自覚すること
- なぜこれが有効なんだ?
- メタ認知をする
- 感情のラベリングをすることで少し落ち着く効果がある
- また緊張→この行動をするという自分で作ったマッピングが作用する可能性も高くなる、連想
- コントロール感が生まれて、パニックを防げる
- パフォーマンスの向上に繋げることができる。
- 緊張は本番に集中している証拠、など
- 苦手な人に会う時、苦手な場面の時、呼吸を自覚したり、指先に神経を当てて動かしたりする。それをマッピングしておく。動作が人間を作る。身体が脳に作用する。
- 自分の話を相手のプレゼントだとする時、喜んで受け取ってくれる人に思いを込めて渡す
- であれば、自分も喜んで受け入れよう。なるべく。
- 聞いてくれない人のことが気になるのは、自分が話していて良い気がしたい、話していて良い気分になりたいという思いが強すぎるせい。
- 他人の気持ちを勝手に決めつけて落胆することほど無意味なことはない
- 変な言葉遣いをしたり、緊張して取り乱したりしても、他人はすぐ忘れる
- 質問の形をした注意、非難にならないように気を付ける
- 質問をする時、普段から周囲の人々がどのように仕事、動作をしているかを観察する。
- どういう動線で、どんな作業をしているかのパターンが見えれば、何が必要か見えてくる
- 質問は、なぜ自分がそれが気になるのか、を相手に伝える
- 漠然とした質問をされると、質問された側は相手が知りたいことを推測する必要があるので、頭にかかる負荷が大きい
- 相手に対して負荷をかけない質問にする。この負荷、を言語化したい
- 自分がどう思うか?を観察して言語化していかないと、これは改善できない。長期対応
- 質問する前に、自分は本当は何が知りたいのかを言語化しておく
- 相手と前提が共有されているかどうかを気を付ける。
- 質問に答えるということは、相手の質問の裏にある前提を全て受け入れるということ
- だから、質問を答える側も無責任でいてはいけない。
- だから、上司に追加の質問をさせてはいけない、それは相手の気にすることをこちらが先に考えておくという気遣い
- パッと話す時、とりあえずカテゴリーから入る
- これは___の話なんだけど、、、など
- 用件を聞かされる相手の立場に思いを馳せると、相手がどういう思考を辿って行動を決定するのか想像するのは大切
- 人間は、自分にわかるように説明してくれる人間の話を聞きたがる
- 言い足りないことはあっても、嘘を吐いてはいけない
- 自分の頭の中に物分かりの悪いツッコミ役を住まわせておく
- 話し方に迷った時は、大まかなカテゴリーと、その概念に特徴tけいなことを言う
- できるだけ、心にもないことは言わない
- 人に好かれたいがために心にもないことを言ったり、人に合わせて自分の本心と異なる言動をとっていると、自分の心がすり減ってしまう。
- 心にもないことを言うと、自分の本心がわからなくなる。好きでもないことを好きだと言ったり、本人は辛いのに問題ないと言っていると、自分の心がわからなくなる
- 完全に俺だ
- 言い足りないことはあっても、嘘を付いてはいけない。格言すぎる。
- 良いか悪いかで語るのを避ける
- 実際に思ったことの一部、なるべくポジティブな面だけを語る
- 自分のセンサーに引っかからないものを貶す必要もなければ、無理に好きになる必要もない
- ネガティブな感情を適切な言葉で表現することは、自分の心を守る、自分自身とうまくやっていく為に重要なこと
- 怒りや不安を感じた時、まず存在を認めること
- それから信頼できる人に話を聞いてもらうこと -
Posted by ブクログ
外国語を勉強するのにchat GPTと会話練習ができるという話を聞くようになり(自分ではやりたいとは思いませんが)、『「人工知能と話す」以前の言語学』という副題に興味を持ちました。
ただ、川添さんの本では私は「物語形式」のほうが面白く読めるので、「物語だと読めない」という意見をもとに書かれたというこの本は苦手な方。特に第一章はちんぷんかんぷん。
第二章と第三章も、新鮮味はありませんでしたが、第四章の「コミュニケーションを可能にするもの」が一番私の興味に合うものでした。
「言葉を扱うAIを開発する上でも、『人間と適切にコミュニケーションを取れるようにすること』が大きな目的となっています。」
今は、外国人に日本語を教える上で、「『日本人とコミュニケーションを取れるようにすること』が大きな目的となっている」ので、語学を教える仕事をしている人、外国人とコミュニケーションを取らなければならない、うまく取れない、と思っている人は読んでみるといいと思います。
「私たち人間は『言葉そのものについての知識』だけでなく、多様な知識を考慮に入れながら他者とコミュニケーションを取っています。つまりコミュニケーションがうまくいくためには、言語以外の情報も適切に扱えなければなりません。」
言葉の理解には、歴史的文化的背景の知識も必要だと思います。
また、コミュニーケーションとは意味の理解だけでなく、意図の理解が必要、とのことで
「言われたとおりに行動することの難しさの一つは、『言葉に表れていること以外にもさまざまなことを考慮しなければ、言われたことを適切に実行できない』という点にあります。」
これは、他人だけでなく、家族間でも起こりうることだと思います。
今までの川添さんの本に書かれていたことをまとめたようなものだったので、他の本を読んでいない人に特におすすめ。 -
Posted by ブクログ
まず、本文を、ちょびっと引用させてもらいます。
「私たちが発する言葉のほとんどは曖昧で、複数の解釈を持ちます。しかし、私たちはなかなかそのことに気がつかず、自分の頭に最初に浮かんだものを「たった一つの正しい解釈」と思い込む傾向があります。」
~中略~
「言葉のすれ違いを察知し、ある程度の対処ができるようになるには、言葉を『多面的に見る』ことが必要になってきます。」
「その際に役立つのは、曖昧さがどういうときに起こるかについての知識です。」
さて、みなさんは、次の文章をどう解釈しますか?
『あなたのように文章が上手ではない人は、どうしたらいいんでしょうね」
これ、褒められてますか? けなされてますか ?
『21日、24日、25日の午後が空いています。』
これ、3日間とも午後だけ空いているという意味でしょうか?
それとも、21日と24日は午前も午後も空いていて、
それに加えて、25日は午後だけは空いている、という意味でしょうか?
古典的な例ですが、ある場所に『ここではきものをぬいでください』という紙が貼ってあったとします。
この場所で脱ぐのは、「着物」でしょうか? 「履物」でしょうか?
この本には「曖昧さがどういうときに起こるか」の例が、豊富に紹介されています。
わたしが実際に言われたことのある例も載っていました。
①『私には双子の妹がいます』 この人には、何人の妹がいるでしょう?
②『お医者さんの奥さん』 奥さんが、お医者さんってことなの?
みのりが好きなみんなに この本をオススメします。
さて、みのりが、この本をオススメしたい人とは、
みんな(全員)でしょうか?
それとも、みのりのことを好きだと思ってくれている人だけでしょうか?
そこは、あいまいにしたまま終わりましょうw -
Posted by ブクログ
今現在の技術で実装されている「機械の言葉」は「ヒトの言葉」とは全く違ったものであるということが分かりやすく説明されている。
「第五章 機械の言葉とどう向き合うか」で書かれているように、現時点において「機械が言葉を理解している」という表現が指すのは「①機械が私たち人間と完全に同じ仕方で言葉を理解している。」ではなく、「②機械による言葉の扱いが、実用的な面から見て十分に信頼できる。」ということであるということを、AIの研究成果やニュースを見る時には常に心に留めておくべきだと思う。
AI関連の本を読めば読むほど、本当の意味で人間の言葉を完全に理解し、仕事をこなす汎用AIの誕生はかなり先のことになるのだろうと思う。 -
Posted by ブクログ
どちらにでも取れる文章というのは日本語には存在する。「の」でなんでもくくれてしまったりする。
それを聞き手が言い手の思い通りに受け取るには、文章を削ぎ落とすか、文章を分けたり言い方を変えたり、情報を出す必要がある。
どちらにせよ、文章からある程度瞬間的に正しい答えが導き出せている私は問題ないが、万人に理解してもらうためにはこの様な努力も必要ということ。
例えば「頭が赤い魚を食べる猫」は5つの解釈が考えられるらしい。③と④と⑤は厳しい気がするが。
①頭だけが赤い魚 を食べる猫
②魚を食べる 頭の赤い猫
③頭が 赤い魚を 食べる 猫
④(ある人の)頭が 赤い魚を食べる猫(だ)
⑤(ある人の)頭が 赤い 魚を食べる猫(だ) -
Posted by ブクログ
ネタバレ言葉は曖昧だから、面白い。
書き言葉だけでなく話し言葉も含めて、語の修飾関係などに注目して、例を挙げながら解釈のすれ違いが起こる原因を説明している。文の構造を言語学で習っていると、そうそう、と分析するけれど、確かに意味の図が何通りも書ける文章はよくある。
人間は自然とあり得ない意味の選択肢を排除していく。しかしこれは人工知能にはどのくらいできるのだろうか。寡聞にして人工知能が「僕はうなぎだ」をどのように処理するのかは知らないし、この本の範囲とはズレてしまうから特に書いていなかったけど、ふと思いついた。
誤解がないように伝えるには、をまとめているのが最後の章である。長すぎても短すぎても伝わらない。しかしコミュニケーションの工夫としてここに取り上げられている文の作り方を知っているのは大きいと思った。自然とできるという人もいるかもしれないが、暗黙知を言語化するのは大切なことなのである。