川添愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「パンチライン」とは名セリフのことです。
誰もが知っている主に漫画作品を主に、その作品の
名セリフを日本語の言語学観点から考察するのが
本書の内容です。
しかし本書の面白さはそれだけではありません。
その作品のキモとなる部分の解説には、
思わずクスりとさせられるツッコミがあり、
「そういえばそんな場面があったなあ」と思い出に
浸ることもできます。
あの「タッチ」の朝倉みなみによる「めざせ、
カッちゃん、甲子園」はなぜ、「カッちゃん、
目指せ、甲子園」ではないのか。
意味としては後者の方が通じるのになぜ?
ガンダムの終盤に登場するジオングの整備士は
ジオングの脚がないことについて、「偉 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと
気鋭の言語学者・川添愛さんが、
「言語学」という枠を超えて、
日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。
●トマトトマトしている!?
●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?
●「普通においしい」の「普通」って?
●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない?
●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ
●「サボる」「ヤバい」の由来は?
●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い?
身近なのに意外とややこしい!?
繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!
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