川添愛のレビュー一覧

  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    ネタバレ

    『日本語界隈』が気になっているのだけど、その前から読みたいリストに入れていたこちらの本から。

    言葉ってほんと面白い。
    修飾語が連続すると複数の意味に取れることがある(かっこいい俺の車:かっこいいのはどっち?)とか、ひとつの単語でも文脈によって全く異なる意味として使われたりする(採用はちょっと難しいですね:少しだけ難しいわけではない)とか、期待する言葉の呼応がなかったり、妙な助詞だと文章が気持ち悪くなる(ろくに睡眠不足、はvsが問題等)とか。

    一番驚いたのは猫という名詞にも7つの使われ方があるというところ。
    猫一般(猫はすばしっこい:当てはまらない猫もいるかもしれないが〈一般的に〉という意を

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    2026年06月06日
  • 日本語界隈

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    思った以上に面白かった。芸人と言語学者の対談を文字化した本で読みやすい反面、娯楽的な本にとどまると思いきや、かなり勉強になる本だ。ふかわりょうさんがこんなに言葉に対し真摯に向き合う方だとは思わず、趣味主張の域を超えていると思う。忖度、破天荒、貴様…本来の意味と違う意味で使われている言葉のなんて多さ。でも実際使われ、よく耳にする言葉は1割程度に満たないだとか。残り9割調べてみたい。

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    2026年05月31日
  • 裏の裏は表じゃない

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    最初の話題が、「怖いCM」
    川添愛さんは、ロート製薬のCM「ローオト・ロオト・ローオトー」がなぜか怖かったという。
    私にとって怖いCMといえば、武田薬品工業だ。
    ウルトラQという番組のスポンサーで、「タケダ・タケダ・タケダー」というやつ。
    ウルトラQの不気味なオープニングと一体化していて、怖いというイメージが染みついていた。
    ちなみに、ロート製薬のCMは武田薬品工業のCMに似ているが、川添愛さんが両者を混同したわけでもなさそう。

    言語にかんする話題も頻繁に出てくるが、なるほどと思ったのが、
    ・日本語の「おじさん」、英語では?
    英語には、中年男性一般を指して言う「おじさん」という言葉がないよう

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    2026年05月03日
  • 日本語界隈

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    川添愛さんとふかわりょうさんの対談。
    おもしろ〜い。スルスルと読めました。
    何も考えず使っているけれど、日本語ってあらためて素敵って思ったしもっと知りたいと興味が湧きました。日本語ってすごいね。

    最後のふかわりょうさんの短編小説がまたよい。

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    2026年04月12日
  • ふだん使いの言語学―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―(新潮選書)

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    無意識のうちに習得している日本語ルール
    たとえ→にせよ、であっても
    あまり→ない

    かき混ぜ文のように主節と従属節をかき混ぜた文は相手に負担をかけてしまうかもしれない。思っても見なかった。
    海賊王に俺はなる。→俺は海賊王になる。

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    2026年03月28日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    本書と「白と黒のとびら」や「精霊の箱」、「言語学バーリ・トゥード」を同じ人が書いているとはなかなか信じがたい。
    至って真面目な内容だが、平易な文章で読みやすく、すぐに実践できるノウハウ満載なので、言葉に興味がある人は読んで損はない。
    また、解説に際してプロレス観戦のエピソードが取り上げられており、ファンサービスも万全だった。

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    2026年03月07日
  • 世にもあいまいなことばの秘密

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    我々が毎日使っていることば。それがいかに曖昧かがよくわかる。もちろん、その時の状況や区切り方など様々な要因で我々は普段言葉の意味を判断しているのだが、人と人のすれ違いの大きな要因になっているのがよくわかる。

    このことを知っているのといないのとでは大きな差が生まれるだろう。自分の解釈が絶対に正しいわけではないということを理解しておくことはことばのやりとりだけでなく様々な場面で役に立つ。

    人それぞれの状況があって生きていることを忘れてはいけない。

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    2026年02月25日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    相手と話すタイミングを見極める

    同じ言葉でもタイミングによって価値が変わるからこそ、よりよい言葉の使い方を試行錯誤しながら追求していかないといけないんだと思った。
    結局のところ、言葉の受け取り方は人によって違うからこそ、どのタイミングで何の言葉を伝えていくかということを考えていかないといけないのだと改めて感じた。

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    2026年02月22日
  • 言語学バーリ・トゥード

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    自然言語処理の著書を何冊か読んだことがありましたが、こんなに面白い方だとは知りませんでした。所々でさらっと挿入されている文が面白く、プロレスは詳しくないのですが、それでもニヤリとしてしまいました。また、言語学や言語学者を知ることができ、ためになります。

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    2026年02月16日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    ネタバレ

    年齢も経験値も圧倒的に上の人たちに指示を出したり、多忙を極める先輩に質問をしたりするなかで、もっとスムーズにやりとりしたい、、!と思って手に取った一冊。すべての技術を身につけるのは難しいけれど、「わかってもらう」に意識を向ける経験をしたことで、喋る前にひと呼吸おく癖がついた。よきよき。

    【参考になったこと】
    ・相手の都合を考える
    →同じ言葉でも話すタイミングによって価値が変わる

    ・相手の時間を無駄にしない
    →できるだけ最小限のやりとりで済むようにする

    ・質問に伴う前提
    →相手と前提が共有されているかを考える

    ・説明の目的は何なのか
    →自分が説明する目的ではなく、相手がこちらの説明を聞く

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    2026年02月12日
  • パンチラインの言語学

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    本書は「パンチライン=名台詞」という発想のもと、映画・ドラマ・漫画に登場する印象的な台詞を取り上げ、その面白さを言語学的に読み解こうとする一冊である。台詞の背後にある言語的な仕掛けに目を向ける視点は刺激的で、「あの台詞をそう捉えるのか」と膝を打つ瞬間も少なくない。
    一方で、評価が分かれそうな点もある。第一に、扱われている作品や台詞が、著者と同世代の記憶に強く依存しており、世代が異なる読者にはピンとこない可能性が高いことだ。第二に、読み進めるにつれて言語学的な分析の比重が徐々に薄れ、後半ではエッセイ色が前面に出てくる点である。タイトルから本格的な言語学的考察を期待して手に取ると、「言語学はどこへ

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    2026年02月10日
  • パンチラインの言語学

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    作品説明がエッジが効きていて、その作品を知れば、より刺さるのだろうと感じられた。ときより言語学者による言語学的な解説もまじえなからの説明は、ある意味スタイリッシュさもかもし出している。言語を気にしすぎて、うまく言おうとしている自分がいる。

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    2026年01月25日
  • 言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む

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    わかりやすくて面白い。間違えてpart2から読んでしまったが特に問題はなくてよかった。
    最後の最後に出てきた不・無や非の話は確かにキャラが立っていておもしろかった。

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    2026年01月21日
  • コンピュータ、どうやってつくったんですか? はじめて学ぶ コンピュータの歴史としくみ

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    子供や文系の方向けのコンピュータ(計算機)の解説書
    既に知っている知識だが他の人に教える場合の参考にはなる。
    特に図はかわいい図柄だが丁寧に作成しているので流用できる。

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    2026年01月13日
  • 「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方

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    ふむふむ、というスタンスで読む本
    言語学にたずさわる筆者の考える、言葉を理解する仕組みを丁寧に書かれているので、"こうしなければならない"といった捉え方をする話ではない。

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    2026年01月12日
  • 日本語界隈

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    私は田中みな実さんが大好きなのですが、みな実さんのTBSラジオ『ガスワン presents 田中みな実 あったかタイム』のゲストにふかわりょうさんが登場された際、この『日本語界隈』をご紹介されていました。「どうして秋は深まるのに、夏は深まらないのか?」たしかに、なぜだろう?ラジオを聴くうちに、日本語のなぜ?に興味が湧き、手にとってみることにしました。

    集中力がなく、本を読むのが得意ではない私ですが、するする読めました。ふかわさんと川添愛さんの対談形式で書かれているのが、ラジオを聴いているみたいで面白い!

    特に心に残ったのは第四章、「なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか」。ふかわさんは、言葉

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    2026年01月11日
  • パンチラインの言語学

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    「よ」に、こんなにもこだわりが詰まっていたとは。
    「よ」が出てくる度
    この「よ」はどの「よ」かな?と気になってくる。

    北斗の拳、読んだことないのは勿体ない気がしてきた。

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    2026年01月10日
  • パンチラインの言語学

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    ネタバレ

    広告コピーを設計するうえで大切なことがたくさん。それでいてシンプルに面白い。文字だけで笑わせる。ガンダムのくだりが最高。

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    2025年12月28日
  • パンチラインの言語学

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    ネタバレ

    漫画,映画,ネトフリ作品の名言。どれも結構通ってるから面白い。言語学からの視点が興味深い。
    助動詞よ の使い方。モーラ。過去の経験の存在。三段論法。

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    2025年12月14日
  • 日本語界隈

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    8月頃?読んだのに、日々の怒涛のような諸々に流されてしまっていた…
    友人から紹介され、初めてふかわりょうさんの本を読み、こんなに言葉に敏感なお人だったのか、と初めて知る。
    私自身、言葉にはちょっと煩いところがあって、小さなことにも拘ってしまうところがあり。
    そんな私とはちょっと感覚が違うな、という箇所はありながらも、ふだんモヤモヤしていた気持ちには共感するところ多数。忖度さんが本来の意味からかけ離れた解釈をされてしまって気の毒だとか。
    常日頃、言葉は生き物といえども、失われていく古き良き言の葉、日本語を寂しく思う身に、嬉しい本でありました。

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    2025年12月09日