高校の部活の先輩に薦められて読んだもの。
先輩は昔から独特な空気感があり、それは医師になってからも変わっていない。
ガチガチの真面目な?医者からしたら「お前そんなもん患者に読ませるなよ」と言うかもしれない本も平気で薦めてくる。
でも、それは先輩の医師人生の中で培われた知見から、読んでおいた方が良いと
...続きを読む分類したから薦めてくれたのだと思って真面目に読み切った。
おっさんと漢方の先生の対話型エッセイだろうから、ゆるーく読めるだろうと思っていたら、どうしてなかなか、おっさんはまぁ、役回りもあるだろうから仕方ないにしても、先生の話させる内容がふむふむなるほど!おー!そうかそう言う事だったのか!とひたすらうんうんと頷いていたら読み終わる頃には首がおかしくなりかけていた、と言うのは言い過ぎだけども、それだけ説得力のある様々な研究に裏打ちされた話の連続だった。
漢方?何か怪しい感じしかないじゃん、とか、保険利かないから高くて行けないよと言う方でも漢方ってどんなもの?と言うのをこの本で読んで腹落ちした後には漢方との向き合い方は言うまでもなく、自分との向き合い方が大きく変わるものと思います。
久々に読んで良かった、本でした。