南伸坊のレビュー一覧

  • さる業界の人々

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    「さる業界」とはエロ本業界のことです。

    ある編集者さんが、「出版業界目指すならこれを読め!」とすすめていたので読んでみた。
    べつに編集に関する知識とか技術とかは 一切 身につきませんけど、マインド的な部分ではめちゃくちゃ勉強になりました。

    ただこれがマネできるかというと全く話は別。それにしてもおもしろかったです。

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    2009年10月04日
  • 心理療法個人授業

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    人間の心の中は判らなくて当たり前。判らないものを判らないなりに判ろうとする過程が重要なんだな。何でも厳密に要素還元すればいい訳じゃないし、そんなことは出来ない。

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    2009年10月07日
  • 心理療法個人授業

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    心を癒す勉強を始めようとして3冊目に買った本ですが、心理療法の歴史から手法や問題点などがすんなりココロに入ってくる内容。私はこの本のおかげで、臨床心理学に俄然興味が湧いてきました!

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    2009年10月04日
  • 昭和的

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    新聞で書評を読んだのがきっかけ。
    昭和の映画、役者、音楽、文学等にまつわるエッセイ。全編にわたって筆者のノスタルジーが読み取れる。

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    2025年09月15日
  • 本人遺産

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    話題の人物の物まね写真エッセイ。続編。著者は「本人術」という。よく似ているものから、微妙なものまで色々。
    この写真集を見ると、著者の四角い顔は、顔真似に好都合。顔形は、顎にスミを塗って削れば良い。丸顔や長顔の場合、そういうわけにはいかない。(^^;)

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    2025年08月09日
  • 老人の壁

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    ネタバレ

     人間、ヘビ嫌いかクモ嫌いかのどっちか。そうなんですかw。私はヘビ嫌いです。そして、確かにクモは大丈夫です。タイトルに関係ない話ですが。養老孟司&南伸坊「老人の壁」、2016.3発行。気付きの点は: ①老人(人間)の生き方というのは、60歳を過ぎたらバラバラ ②死というのは「親しい人の死」に決まっていて、自分とアカの他人の死は、自分にかかわってこない ③健康な間だけ、生きてりゃいいんです ④よく考えたら、お金ってそんなにいらない。年寄りは勿論、若い人でも。

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    2022年12月16日
  • 本人遺産

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    ネタバレ

    タイトルでこの本があれなことに気づかなかったーよ。
    本開いてわーおと思いましたね。

    ブラックです。
    さも当然ヅラしていやがるぞコイツ。
    しかもフィクションから出てきてるやつもいるぞ。
    スクリーンにお戻りください。

    舞台裏は面白かったです。
    意外に経費節約してるのね。

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    2022年12月09日
  • あっという間

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    自分の親の世代なので、親がどんなこと考えながら生きている、また、これまで生きて来たんだろうということのヒントが得られないかなと思い読み始めた。が、世代が同じというだけのこと、性格から考え方から何もかも全て違うんだろうな。

    南伸坊は、人生楽しくする術を心得ていて、心がとても若いと思った。ツマも心が若々しい。自分も、もう少し肩の力を抜いて過ごしてみようかなと思った。

    正岡子規のことだけど、悟るとは「平気で死んでいくこと」ではなく、「平気で生きていく」のが悟るってことだと悟った。私も、良いなと思った。

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    2022年11月29日
  • ねこはい

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    もし自分が猫だったら。そんな猫的思考で書かれた俳句。土間や火鉢に馴染みある世代ではなくても、猫を通して田舎で過ごした夏休みや冬休みを思い出す。昭和の日本的な懐かしさ漂う絵と一緒に楽しめた。とくに福笑いの絵に添えられた俳句がお気に入り。わかる。人間目線で「悪さ」とみなす所業をされたときも、向こうはぜったいそう感じているはず。目つきやら態度やら。飼い猫のふてくされた様子がありありと目に浮かんだ。

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    2021年07月11日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    漢方は、人を診る!
    その人の人生を見るという話が面白い。

    中庸が大事。回っている独楽で例えていて、バランスが大事。

    人生を空間に例え、太くて短いか、細くて長いか。
    途中から太さを変えるには、生活を変える必要があるとする。

    西洋医学のゼロ100、交換方式ではなく、中庸・修理方式。

    摂生と養生。

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    2020年05月07日
  • ねこはい

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    猫を詠んだ俳句ではなく猫が詠んだ俳句─南伸坊さんが「自分が猫だったらどんなかな」という思いで作った絵本です。猫たちの表情がどこかリアルで微笑ましいです。描かれている風景もどこかレトロなところもいいですね。猫視点の四季折々の日常が身も心も癒してくれます。

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    2020年05月01日
  • 丁先生、漢方って、おもしろいです。

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    高校の部活の先輩に薦められて読んだもの。
    先輩は昔から独特な空気感があり、それは医師になってからも変わっていない。
    ガチガチの真面目な?医者からしたら「お前そんなもん患者に読ませるなよ」と言うかもしれない本も平気で薦めてくる。
    でも、それは先輩の医師人生の中で培われた知見から、読んでおいた方が良いと分類したから薦めてくれたのだと思って真面目に読み切った。

    おっさんと漢方の先生の対話型エッセイだろうから、ゆるーく読めるだろうと思っていたら、どうしてなかなか、おっさんはまぁ、役回りもあるだろうから仕方ないにしても、先生の話させる内容がふむふむなるほど!おー!そうかそう言う事だったのか!とひたすら

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    2020年04月03日
  • ねこはい

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    猫好き
    俳句好き
    いやあたまりませんわ
    いい味ですわ
    この猫の表情
    ぜったい彼が作ったんだよ
    まちがいない

    ≪ ねこだって 俳句の一つ 五七五 ≫

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    2020年01月28日
  • 心理療法個人授業

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    心理療法の誕生や歴史、ヨーロッパからアメリカへの流入の流れなどが印象に残っている。
    どのような歴史を辿って心理療法が発展してきたのか、タイトルの通り講義方式で語られるところがとてもわかり易く興味深かった。

    ユングやフロイトなど聞き慣れた人物がいくつか登場した。
    彼らがどのような立場で治療をしたのか紹介されたいた。
    たくさんある症状からそれぞれの療法の特性に合わせて様々なアプローチの仕方があるのだなと思った。

    心理療法の大枠をざっくりと理解する
    入り口としてとっつきやすい本だと感じた。

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    2020年01月09日
  • 超老人の壁

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    対談の続編。
    今回もまた、短いながら濃く詰まった面白い1冊。
    石黒さんのアンドロイドに関する本を読んだタイミングで、
    0と1との間にある永遠の話がでてきて唸る。
    生きているものを研究し、突き詰めていくと
    結局数値化できないものが見えてくる。
    数字は整数のみではなく、その間にある無数の
    小数点以下云々の数字によって埋められている。
    理屈で固まった頭を、養老さんの言葉はあっけらかんとひっくり返してくれる。
    このまっとうさ、気持ちよさが、
    今の閉塞した状況に穴をあける方法なのだと思う。
    各章のカットは南さんが描いた、仙厓の模写だけど、
    いま仙厓のようにまんま描けるのは南さんしかいないんじゃないか。

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    2019年01月12日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    粒揃いの作品集です。小池真理子さんの作品を目当てに買いましたが、各先生の作品それぞれ格調の高いエロスで楽しめました。このお値段でこの内容はお得です。

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    2020年05月05日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    子供は4-5歳くらいまでの時の親の精神状態が良いとたとえ死に別れてもきちんと育つ。

    日本に上陸した宣教師たちはカソリックだから仏教や神道に関して寛容ではなかった。お寺や神社を破壊していた。九州に大きな格式のあるお寺がないのは切支丹に破壊されたから。

    あと5年もすると飲み薬を飲むだけで癌が治る時代がくる。自分の免疫細胞にがん細胞を攻撃させる。

    日本では抗がん剤を製造している会社が力を持っていたので免疫で治す方向にならなかった。

    高麗人参は非常に貴重で高価だった、戦国から江戸中期までは輸入に頼るしかなくオランダ船の荷物の3分の2は漢方薬であった。

    江戸時代は一般の人の医療に関する関心が今

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    2018年09月23日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    番組でお世話になっている丁先生と南伸坊の対談集。
    興味深かったのは、丁先生が自分の出自から半生までを赤裸々に語っている点。
    人は育ちで人間形成されるということがよくわかる。
    個人的に感銘を受けた一冊。

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    2018年03月28日
  • 心理療法個人授業

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    河合隼雄さんの個人授業を受けて思ったことを書いたものに河合先生が後にコメントをつけるといった体裁。理解が南伸坊さんなので、素朴な切り口、素人ならではの見方、感じ方に河合先生がって感じなので、あんまり専門的にならずに、心理学の輪郭を感じさせる。素朴な誤解だとか、安易な理解だとかを丁寧に解く感じ。平明で非常にわかりやすいと思う。

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    2017年12月18日
  • 老人の壁

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    南伸坊さんの見方、感じ方が好きです。肩の力が抜けているっていうか。あっと言う間に読み終えてしまったという感じ。

    〈本から〉
    自分そのものを作品として考えて、自分を育てていく。世の中の役にたつだけじゃなくて、自分自身を完成させていく。修行ってそういうものでしょう。

    動物ってけっこう転位行動をするんですよ。

    どうも動物は無駄なことは考えないようにしてますね。

    「外観が変わると内側も変わる」
    「その人の顔になるとその人になる」

    心筋梗塞や狭心症の痛みは、左肩から左腕に放散します。
    「胸が痛い」なんて言っているのは、心臓が痛いんじゃないんですよ。肩や腕が危ない。

    アメリカでは、その自動車会

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    2017年01月12日