杏(女優)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
神保町の古本屋さんで出会ってから、1年くらい積読になってたもの。
最近杏ちゃんのYouTubeにどハマり(憧れと羨望の眼差しで!)してるので、今しかない!とお正月からのんびり読みはじめました。
「出会い」をテーマに綴られた26編のエッセイ。24〜25歳くらいの時期、当時の杏ちゃんのフィルターを通して感じた優しく染み渡る文章が、いま24歳の私に届いた。それだけでまさしく愛おしい「出会い」のひとつだと思うと嬉しくなる。
印象深いエピソードは数あれど、
初めてのニューヨーク
セ・パリ
クメール織の「伝統の森」
ノブトモ歯医者さん
が特に好き。
最後の文庫版書き下ろしのベラの授業には、図らずもジーン...これで良い、よりこれが良い、を選んで生きる人生。改めて言われると、ワクワクしながら生きていくすべてのヒントのような気も。
どんなことにもふむふむの気持ちを。好きなことに正直に、興味を持てるようにいたいし、そんな自分こそ好きでいたい。
もしいつか子どもを持つようなことがあれば、この本を読んでもらいたいな、と思った。おんなじ目線に立って、そっと背中を押してくれそうな1冊。
続編 杏のほろほろもあるって...読むしかない! -
Posted by ブクログ
J−WAVEで放送されていたBOOK BARというラジオ番組で紹介された1000冊の中から選び抜いた50冊が掲載。
私は西日本在住なので、この番組のことは全く知らなかったけれど、楽しく読めた。書評ではなく、本から始まる四方山話ってところが良かった。紹介されている本もおすすめというより、お二人がただただ好きな本という感じなのも良かった(かなりマニアックな本もあり)。
それにしても、杏さんって読書家で歴女であることはなんとなく知っていたけど本当に頭が良くておもしろい人だな〜と思った。
巻末に番組で紹介された本のリストが載っていてこちらも興味深い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人との出会いをテーマに綴られたエッセイ。杏さんが結婚する前のことが語られている。
テレビドラマ「名前をなくした女神」の撮影について書かれた『ようこそ、ママ友地獄へ』では、モニターをチェックしたとき、子供といる自分の笑顔が柔らかく驚き、「ああ、私って、子供が好きだったんだぁ」と気づいたり、『投球ズバーンさん』では、子供の頃にリトルリーグに所属していたことを明かし、「いつか自分に子どもが生まれたら、親とのキャッチボールは必ずさせたい」と思ったりしているのだが、読んでいて、余計な雑念が頭の中を去来して困った。
巻末に収録されている文庫版書き下しの『後日談 ベラの授業』は、杏さんのお人柄がよく表れているエピソードだった。
今はただ、杏さん頑張れ!とエールを送りたい。
登山初心者の私としては、『穂高成人式』を興味深く読んだ。 -
Posted by ブクログ
放送を聞いたことはないし、女優・杏をいいと思ったことも皆無なんだけど、純粋に書評集として気になったため入手。ガイドとしては秀逸。メッタ斬りとかもそうだけど、対談形式の書評って、その時点で相手に分からせようという熱意が働くからか、変に飾らない言葉で綴られるからか、素直に読みたいと思えるものが多い気がする。なんてことを言うと、じゃあ書評って…という話になってしまうけど、やっぱり単著による書評集って、波が合わないとホントに駄目だもの。会話のキャッチボールをしている中で、自分だけでは言葉として表出できなかったものが、ふとしたきっかけで言語化できたりとか、そんな効果もあるのかも。という訳で、本書はとても楽しめたし、手に取りたくなった本も少なからず。最近ハズレが続いた気がするけど、やっぱりブックガイドはこうじゃなきゃ。
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Posted by ブクログ
前著「杏のふむふむ」に続く、モデル業・女優業を中心にマルチに活躍している杏さんのエッセイ集(の文庫版)である。
前著が生活に主軸を置いたエッセイ集だったのに対し、この本は仕事の話を書き綴ったエッセイになっている。
ドラマの現場でのエピソードや細々とした感想が率直に書かれたエッセイである。
文庫化されるまでの期間分、エッセイとしての共時性のようなものはやや薄れているが、それは別にして、やはり杏さんの書く文章は綺麗である。
瑞々しさを感じる感性と、本読みらしい角ばった表現が垣間見える文章力、その一方で本読みに見られる書き過ぎる悪癖が抑えられた端的な文章。
非常に読みやすかった。するすると読ませていただいた。
相変わらずの愛らしいイラストなども、年表に付記されている。つくづくサービス精神旺盛な方だと思うところだ。
楽しく読ませていただいた。あまり大上段に構えて評価すべき本でもないだろうが、個人的には星五つで評価したい一冊である。 -
Posted by ブクログ
子連れ旅に続く杏ちゃんの本。
パリでの子育てを中心とした奮闘記。
渡仏二日前に金髪ショートにし、ピアスをあけ、「今まで生きてきて初めて自分のことが好きになれそうな気がする、かも」と美容師さんの前で口をついて出て、「それは今やっているのが自分で選んで自分で決めて、そして実行していることだからかもね」と言われ、確かにここまでゼロから自分で動くことはなかったかもしれないと。子連れ旅本でも描かれていたが、よくお腹を壊したり、ポンコツな面もあったり、若い時にモデルとして海外に単身渡ったり、芸能界の荒波を乗り越えたりしている杏ちゃんだから意外でもあり、私たちと同じなんだな〜と親近感。
パリの水事情や学校事情を始めとする文化の違い、フィンランドでの撮影事情等も知らないことが多く興味深かった。改めて水やお湯を豊富に使える日本に感謝。
子育て本でも思ったが、友達や回りの人と良い関係を築き、いい意味で上手に助けてもらっているのにも感心。
番外編の「ヤマト記」には涙。きっと一番つらかった時期も一緒にいてくれ、慰めてくれたであろうヤマトの最期。杏ちゃんも書き残せて良かったね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私の子供は杏さんのお子さんより大きいけれど、もし同世代だったら杏さんをお手本に子育てしたかったかも。
もちろんパリ旅行は無理ですが、私の子育ては「こうしなくてはいけない」と謎のルールにがんじがらめだったので、程よく線引きできている杏さんが羨ましく感じられました(食べた後にすぐ寝てるけど、歯磨きどうしたんだろう…とか)。
ただ昼寝に苦戦しているところは「一緒だ!」と嬉しくなったり、「そんなに無理して寝かせなくていいんだよ」と謎の目線で読みました。
YouTubeを見ていると、今もお子さん一人一人と時間を取ったり、本当に素敵なお母さんで尊敬しかないです。