杏(女優)のレビュー一覧
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ネタバレ元祖・歴女でもいらっしゃる
モデル・女優の杏さんによる初エッセイ集の文庫版。
現在は第二弾のエッセイ集も発売されているようです。
出会いをテーマにして書かれた、
10ページ前後のエッセイがたくさん収録されています。
しっかりとした言葉遣いでいて、穏やかで柔らか。
さらには、笑えたり微笑ましかったりするし、
語りすぎないところや言葉のチョイスなどによって文章に緩急がある。
もっとも、その内容が魅力的で、夢中になって読んでしまいます。
たのしい読書になりました。
杏さんは僕よりも9歳年下のようですが、
とても内容濃く生きてこられたような印象の方で、
前にEテレの対談番組「SWITCHインタビ -
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J-WAVEの書物をテーマにしたトーク番組の10年間の放送から50冊分を書き起こしたもの。
杏さんと言えば歴女として有名、とりわけ幕末もののファンで時代小説を取り上げることが多いみたいだ。知的で親しみやすくトークが面白い。
大倉眞一郎さんは存じ上げなかったが、活字中毒者を自称するだけあって、守備範囲がワールドワイドだ。
大倉眞一郎さんが最後にこう書いている。
『杏さんと初めて会った時は正直戸惑った。21歳にはなっていたけど、50歳だった私から見ればまだ少女の印象で、どんな本を読んでいるのか見当がつかない。その打ち合わせのあとにスタッフ全員でご飯を食べた。そこで本棚に並んでいる本を聞いて -
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ラジオ番組の内容が書き起こされたものなのだけれど、言葉のキャッチボールが心地好い、落ち着いた番組の雰囲気が文面からも伝わります。本との出会いやテーマからこんな風にお話を広げることができるって羨ましいばかり。
私もこんな会話が楽しめる人と出会えると良いな、と願ってしまいます。
巻末の番組10年分の書籍リストも本探しの助けになって嬉しいです。仕事柄、仕方がないとは言え、杏さんはご自分のお仕事がらみで読んだ本からの紹介の割合が高いのが気になりました。
テキスト起こしされた紹介本50冊のうち、三分の1は、読みたい本リストに追加。既読本は、約1割。結末やストーリーを明かさずに内容の魅力を伝えることの -
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ネタバレ前半は旅好きなふたりの往復書簡(しかも現物!)。
おふたりとも読みやすくて味わい深い文字を書かれる。
そして、便箋やはがきを選ぶセンスにも脱帽。
これに書くか?! というようなモノにも余白を掻い潜って文字が綴られていたり。
(特に)杏さんの余白に描かれた絵も味わい深かった。
このおふたりの手紙を見ていると、手で文字を綴る楽しさを感じる。
以前はライヴに行くたびに手紙を書いていたけど、
事情があって行けなくなっちゃってるので、ここ1年くらいご無沙汰。
また直筆の手紙を書きたくなってきた。便箋も筆記用具もきっちり選んで。
後半の3分の2はオオカミを巡る女子旅の記録、といったところか。
以前『ラ