船戸与一のレビュー一覧

  • 群狼の舞―満州国演義三―(新潮文庫)

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    シリーズ3作目。昭和7年/1932年。
    関東軍が暴走し、清の最後の皇帝溥儀を執政にすえて満州国を建国。奉天ではなく新京で首都建築が始まる。

    日本では恐慌のあとの不景気で、農村から娘が売られる悲劇。国内世論は満州への拡大を支持。5・15事件も。日本は満州事変に対する勧告に反発し国際連盟脱退。

    太郎の息子の明満は巻末で病死。次郎は熱河を放浪。三郎は憲兵隊中尉として北支を転々。四郎はあちこちの都市を流浪するも武装移民村で生活。

    巻末の解説は北方謙三。舩戸与一との歴史解釈の不一致にまつわる口論の思い出。言葉少ないけれど強い追憶。

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    2025年07月20日
  • 事変の夜―満州国演義二―(新潮文庫)

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    本書の舞台は昭和5年(1930年)から翌々年まで。関東軍•帝国陸軍による満蒙領有の声が大きくなるなか、軍部の暴走する形で満州事変が発生、さらには関東軍は上海事変で国民政府と衝突する。この当時は「中国」ではなく、大陸の呼称は「支那」。清朝が倒れたあとの統一政府はなく、国民政府とは別にソ連の支援を受けた毛沢東が共産党政府を立ち上げたころ。

    この時代の多くの支那人たちにとっては、民族意識はまだ育っていない。本作中の登場人物である新聞記者の香月信彦の言葉では「支那の未来は支那人の民族意識を国民党と共産党のどっちが吸収するかに懸かっている」のであり、約100年前に現在の中国情勢の緊張の原因があり、中国と台湾の対立には日本の大陸進出と満州建国が深く関与していることを改めて認識した。

    物語の進行は敷島4兄弟の視点を通じて進行。太郎は領事館/外務省の関東軍/陸軍に対する発言権の低下に悩む。次郎は手下をすべて殺され鬱屈とした日々。三郎は関東軍の憲兵隊に配属されて鼻息荒くなる。四郎は義母との淫らな生活から脱するために上海に行くと阿片にはまりベトナム人のバーのママを殺害し、特務機関員の手先となる。

    次の巻はいよいよ満州国建国。

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    2025年06月21日
  • 午後の行商人

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    ネタバレ

    メキシコを旅する話だったが、その中で主人公が自身を見つめ直す物語。
    惰性で特に生きる目的もなく留学している主人公があるきっかけを機に少しずつ変わっていく、その変化は置かれた環境によって今までとは価値観が一変し最後に残ったものは自分という身一つのみ。
    最後のパスポートを燃やす時とカメラを壊す時がとても印象に残りました。
    自分が何かに囚われている状態であり、海外という全く知らない土地に行ったからこそ少しずつとらわれているものを実感し解放されていく物語。

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    2024年05月29日
  • 山猫の夏

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    扉を開けるともう後戻りはできません。
    読み始めると止まらないタイプの小説です。

    ブラジルの荒野
    カイピリンガというお酒
    砂漠にバッタの大群!?

    ここではないどこかへ
    連れて行ってくれる本。

    夢枕獏さんがどこかで絶賛していて
    知ることができました。
    ありがとうございました。

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    2024年02月10日
  • 猛き箱舟 下

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    上巻に続き下巻も一気読み。
    文句なく面白い。
    日本のハードボイルドもなかなかであります。
    ぜひ読んでほしい一品。

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    2023年11月10日
  • 猛き箱舟 上

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    こんな分厚いのに、あっという間に読破。
    表現がクドいのと感じられる部分があるが、
    話のテンポが良く、ハラハラドキドキして
    面白いこと間違いなし。

    頑張れ香坂。

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    2023年11月10日
  • 南冥の雫―満州国演義八―(新潮文庫)

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     船戸与一の畢生の大作「満州国演義」シリーズを初めて手にしたのはたしか7、8年前。新潮文庫版の刊行が始まった頃だ。書店の平棚に積まれた「満州国演義一 風の払暁」の表紙と帯の文面に心を動かされ、ペラペラとページを繰ったのがきっかけ。文庫本刊行に合わせて第四巻「炎の回廊」の途中まで読み進めたものの、雑事に紛れそこで中断。その後の展開はどうなるのかな?時々脳裏によぎるものの時間だけが過ぎていった。

     昨春、本の整理をし始めた時に再会した。本の整理は家人から言われ続けていることだが、自由時間が増えたことだし、のんびりやろうと覚悟を固めて、第一巻から再読し始めた次第。そして先日、「満州国演義八 南冥の雫」を読み終えた。再会できて本当に良かったと思う作品だ。本の整理は進んでいない。

     本作「満州国演義八 南冥の雫」は、1942年(昭和17年)4月から1944年(昭和19年)6月に至る時代を描く。太平洋戦争開戦後の日本軍の快進撃が一転、破滅への道を突き進む悲劇の時代だ。巻を重ねるごとに広範囲になる口絵地図。本巻では、太平洋を俯瞰し、東はハワイ諸島、西はインドを見渡す広大な地図だ。

    「小説」という方法を駆使して「歴史」の真実を抉り出そうとする「満州国演義」シリーズ。第二巻「事変の夜」著者後記に「小説は歴史の奴隷ではないが、歴史もまた小説の玩具ではない。これが本稿執筆の筆者の基本姿勢であり、小説のダイナミズムをもとめるために歴史的事実を無視したり歪めたりしたことは避けて来たつもりである」とある。今でも記憶に残る言葉だ。著者のこうした姿勢が本作「南冥の雫」にも貫かれている。

     表題「南冥の雫」の響きはずしりと重い。辞書を検索すると「南冥」とは「南方の大海」とある。ミッドウェー海戦、ソロモン海海戦、アッツ島玉砕・・・各地で繰り広げられた戦争で「雫」のように消えていった多くの命を象徴しているようだ。

     こうした時代に、敷島四兄弟はそれぞれ、激動の歴史現場に立ち合う。長兄太郎は満州国の首都新京で国内外の転変するる情勢に翻弄されつつ、自ら招いた悲劇に慄く。四郎はフィリピンで戦争の悲惨な状況を目撃、関東軍特殊情報課に所属することに。三郎は南方戦線や大陸打通作戦の現場を目撃、ソ満国境機動部隊の中隊長に。読み進めるうちに、まるで自分が80年前の歴史の現場に立ち合っているように感じてしまう。引き込まれる作品だ。

     次郎は蘭印スマトラ、ジャワ島、ビルマ・・・南方方面を転々と。そして運命の糸に引き寄せられるように囚人部隊を率いインパールの地に。虫葬、蛍飯・・・終章に描かれるインパール作戦の情景はあまりにも悲惨だ。精神論に終始し兵站を軽視し過ぎた「成吉思汗作戦」。ほんの79年前、今頃の時季に行われた作戦だ。私たちは決して忘れてはならない。常に問い直すべき現実だ。本作を読み改めてそう感じた。

     いよいよ最終巻へ。「満州国演義九 残夢の骸」に進むとしよう。どんな結末が待ち受けているのだろうか。

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    2023年04月22日
  • 山猫の夏

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    安定の面白さ。

    異国を舞台に、
    タフな日本人が、
    野蛮な外国人をバッタバッタとのしていく。

    この設定がもう面白い。船戸与一の真骨頂。

    海外で日本人って舐められるからスカッとする。
    またコロナ禍で海外旅行できないストレスもあってか
    異国情緒あふれる情景に魅了される。
    そしてとにかく渋い登場人物。
    これぞハードボイルド…

    それを実現する文章力。
    ありがたや。

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    2022年09月16日
  • 神話の果て 【新装版】

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    南米三部作の二作目。
    登場人物の魅力が、他の作品に比べ少なかったような。
    しかし、最後まで飽きずに読めたのは流石。

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    2022年03月04日
  • 風の払暁―満州国演義一―(新潮文庫)

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    船戸与一って読んだことないし、全9巻だし、1巻目にしたってかなりの厚さだしと、何となく読み始められずにいたのに、読み始めてみたら面白くてあっという間に1巻目を読み終えた。
    一郎、次郎、三郎、四郎という手抜きで名付けた……のではなく名前にヘタに意味をもたせたくないという自由主義者でそこそこ高名な建築家の家に生まれた四兄弟の昭和3~4年頃の日々が描かれる。一郎は外交官、次郎は馬賊、三郎は軍人、四郎は早大生というバラエティ豊かで2巻目以降も面白そう。四郎が若さゆえかスキだらけで危なっかしく先が楽しみ。

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    2021年01月10日
  • 虹の谷の五月 上

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    主人公の少年の心の機微が巧く書かれており、わくわくしながら読める。正直で正義感が強く、ハートウォーミングなキャラクター。フィリピンのセブ島の田舎の話。

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    2020年10月26日
  • 虹の谷の五月 下

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    フィリピンのセブ島付近の小さな街の中学生トシオが主人公。とても心が綺麗な少年で、周りを囲む人物も素敵だ。ちょっぴり悲しいストーリーな部分もあるけれど、ハートウォーミングな名作。心が汚れたらまた読みたい

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    2020年10月26日
  • 山猫の夏

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    著者は早稲田大学探検部出身で、冒険小説の第一人者だという。?初版発行は1984年。少し苦手意識のある一人称形式だが、比較的読みやすいのは、主人公の語り口が落ち着いているからか。

    ー裏表紙からー
    舞台は、ブラジル東北部の町エクルウ。アンドラーデ家とピーステルフェルト家が、互いに反目し合い、抗争が繰り返される血なまぐさい町に、山猫(オスロット)と呼ばれる一人の日本人・弓削一徳が現れる。ピーステルフェルト家から、ある依頼を受けた山猫。その依頼とは、敵対するアンドラーデ家の息子・フェルナンと駆け落ちした娘・カロリーナを捜し出し、生娘のまま連れ戻してほしいというものだった。ブラジル版ロミオとジュリエットに端を発した血塗られた追跡劇。両家の抗争の裏で動く莫大な金と大きな野望、捜索の中で出会う旧知の男と山猫との因縁の対決、そして最後に明かされる山猫の思惑と正体・・・手に汗握る怒濤の展開、読み出したら止まらない究極のエンターテイメント小説。
    ーーー

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    2018年12月02日
  • 南冥の雫―満州国演義八―(新潮文庫)

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    次郎、南方の山林に散る・・・・・・。




    満州国もついに、全9巻中の8巻目まで読んでしまった。あと1冊でこの壮大な船戸ワールドを読み終えてしまうのかと思うと、寂しくてならない。


    辻政信
    牟田口廉也
    東條英機・・・・・・


    無能作戦立案、実行、強硬により数万・数十万の死傷者を出した男たち。その屍を尻目に終戦まで生き延びた者たち。

    ある者は、戦犯として挙げられつつも裁かれるのを嫌い自決。(なんと卑怯な。死に逃げず、自らの判断が国をどんな運命に導いたのかを見届ける義務のある人間だろうに)

    ある者は、平和を取り戻した戦後日本で代議士にまで上り詰める。(そもそも、そんな男になぜ票が集まったのかが疑問)

    ある者は、インパール作戦の責任逃れに終始する。
    (あげく、部下の無能さが作戦失敗の要因だと吹聴)


    ・・・・・・・一体なんだったんだろう、そんな一握りの馬鹿たれの出世欲や権勢欲のために生命を散らせていった日本人たちが、浮かばれない。


    ★4つ、9ポイント半。
    2018.10.19.古。

    ※あと1冊で完結ということで、読むのが勿体なさすぎる「満州国演義」、でも、8巻でこんな引き方をされたら・・・・、続きが気になりすぎる。
    すぐにでも9巻目を買いたくなってしまったが、なんとか我慢してもうしばらくは寝かせておこう。

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    2018年10月19日
  • 風の払暁―満州国演義一―(新潮文庫)

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    一巻は単行本でも読んだのだが、本作が船戸さんの遺作になってしまったこともあり、もったいなくて途中で読みとどまっていた。よし、読むぞと意気込んで再読。場の情景がありありと浮かび、4兄弟それぞれがその時代の政治に巻き込まれていく序章の一巻。まだ何冊も続きがあるから、まだみんな動いてくれるはず。いろいろな視点で時代の狭間を覗く、しかもその視点は兄弟なので互いに異なる立場でありながらも、気にかけているのがいい。兄弟なので、がないと異なる他者の存在を自分に置き換えづらいのかもしれない。つまり船戸氏の戦略が成功している。完結しているんだということが嬉しくもあり悲しくもあるけれど、自分の中でもようやく完結に向けて動き出した。

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    2018年08月27日
  • 山猫の夏

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    とにかく夢中になって読みました。
    舞台はブラジル東北部の架空の街、エクルウ。そこに住む日本人の「おれ」の一人称で進む物語。
    エクルウでは『ロミオとジュリエット』さながらに2つの大きな家が、いがみ合っています。両家以外にもエクルウに駐屯している軍の司令官やら警察署長やら神父やら娼館の女主人やら一癖も二癖もある面子が沢山。
    そこにフラッと現れるのがタイトルにも出てくる謎の日本人「山猫」。クソ暑くて蝿が飛び交っているような田舎町にあって、タキシードをパリっと着こなし、ひび割れた声で話す、まだらの頬髭の偉丈夫ですが、いきなり腕っぷしの強いところを見せつけてくれます。
    その後、「山猫」と「おれ」が道中を共にすることになるのですが、「おれ」の目を通して残酷で、どこか痛快な物語を、ひりつくようなブラジルの大地が発する熱気、漂うタバコの紫煙、いかにも美味そうなコーヒーなど、あたかも自分もその場にいるかのような感覚で読み進んでいきます。
    途中からも印象的なキャラクターが出てきますし、主人公は語り手の「おれ」なのかもですが、なんといっても強烈な印象を残すのが「山猫」。豪放磊落にして、冷静沈着、人情の機微に通じていて、ニッと笑ったり、時にはゲラゲラと笑ったりとなんとも人懐っこい笑顔が目に浮かびます。
    そして行間から漂い続ける熱気の中、一陣の涼風が吹き通っていくようなラストが見事でした。
    ここまででもうお腹いっぱいの大満足でしたが、解説を書かれているのが高野秀行さん。これまた作者の船戸与一氏の人物像を独自の視点で描かれていて面白かったです。

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    2018年08月25日
  • 灰塵の暦―満州国演義五―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    戦慄の南京事件。
    日本軍の鬼畜ぶりに驚愕と嫌悪。
    御大層な大義名分と実際にやっていることとの解離が凄まじ過ぎる。

    日本史知識は中学校教科書と小学校教科書との中間くらいしか無い身としては、目を背けたくなる描写のオンパレード。

    裏の世界から足を洗おうとしてる次兄の前に再び間垣徳蔵が現れ、さらにあちこちから「もう一度仕事をしないか」との声がかけられる・・彼の行く末が気になる一冊。

    ★4つ、8ポイント。
    2017.12.12.新。
    ※日本史知識は無いわりにここ数年の歴史小説プチマイブームによってその都度wikiってきたところによると、世間では(?)「京事件は無かったとする派」が一定数以上いるとのこと・・・

    ・・・南京事件を描いた小説家がネットで炎上したり、漫画の南京事件描写編が単行本から削除され、かつ連載中断に追い込まれたりした事例があるのだとか・・・

    そんな中でのこの描写とは・・・。
    船戸さん、強気だな。

    どちらの説が正しいかは知るよしも無いが・・・

    今までに見たいくつかのフィクション作品中の描写や、ルポ、無かった派の記事等からの現時点での感想は・・

    南京大虐殺30万人、とかはさすがにかの国の誇大主張かもしれないが、数の違いはともかく虐殺自体はあったのかも・・

    そして、程度の違いは大小あれども、指揮官の統率から外れた場での虐殺事件は、日中間だけでなく世のあらゆる“戦争”“紛争”“事変”と呼ばれる事象の中ではたくさん行われてきたのだろう、と。

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    2018年01月18日
  • 山猫の夏

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    最初にこの本を知ったのはNHK.FMのラジオドラマ。とにかく「山猫」がかっこいい!また読み直したい。

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    2017年08月27日
  • 午後の行商人

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    ネタバレ

    面白かった!
    メキシコの大地の乾き、うらぶれ感の中で日本人の若者が巻き込まれていく復讐のロードムービー。チパスの大地で成長し一端の男になった日本人は復讐の末に何を見るのか。

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    2017年07月15日
  • 虹の谷の五月 下

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    びっくりするほどのスピードでオトナになっていくトシオ。まわりの愛しい人たちが次々と亡くなって独りぼっちに。メグまで日本に行ってしまうなんて。闘鶏はあるけど これから どうなるんだろう。
    ボリュームはあるけど 一気に読んだ。面白かった。

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    2017年07月09日