猛き箱舟 下
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猛き箱舟 下

880円 (税込)

4pt

3.7

一人前の男になるんだ! 固い決意のもとに、香坂正次は自分の道をつき進んだ。灼熱の砂漠、苛烈な日射しの下に飛び交う銃弾、砲弾、その中での愛、そして挫折。不思議に命をながらえた正次は、ある決意のもとに、裏切りに対する復讐の宴を始めた……世界を舞台に繰り広げられる冒険小説の巨篇。

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猛き箱舟 のシリーズ作品

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  • 猛き箱舟 上
    880円 (税込)
    あの「灰色熊(グリズリー)」のような男になりたい。香坂正次は胸に野心を秘め、海外進出日本企業の非合法活動を担うその男に近づいて行った。彼に認められた正次の前には、血と暴力の支配するアフリカの大地が開けた。その仕事は、砂漠の小さな鉱山を、敵の攻撃から守ることだった――人の世の地獄、野望と絶望を謳いあげた大ロマン。
  • 猛き箱舟 下
    880円 (税込)
    一人前の男になるんだ! 固い決意のもとに、香坂正次は自分の道をつき進んだ。灼熱の砂漠、苛烈な日射しの下に飛び交う銃弾、砲弾、その中での愛、そして挫折。不思議に命をながらえた正次は、ある決意のもとに、裏切りに対する復讐の宴を始めた……世界を舞台に繰り広げられる冒険小説の巨篇。

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猛き箱舟 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年11月27日

    1970~80年代、積極的に海外へ進出する日本企業。
    南米、東南アジア、アフリカといった途上国へ進出するとなれば、
    ゲリラ、誘拐、政情不安といった「カントリーリスク」がつきものなわけで。
    その種のリスクに対処する「日本企業の守護神」隠岐。
    その隠岐に憧れ、
    一目置かれる男になることを夢見た男・香坂が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月10日

    上巻に続き下巻も一気読み。
    文句なく面白い。
    日本のハードボイルドもなかなかであります。
    ぜひ読んでほしい一品。

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月31日

    この小説の根底にある怒りの描写に多くのページを割いて、極限の怒りを活写している。この小説ほど殆どの登場人物にカタを付けたものはないのではないか。ディスパリュノベルとでも分類するか。。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    刺激を求める若者が、ふとしたことから日本企業の守護神と言われる人物と出会う・・。裏切り、破壊、復習・・。長編だがそのテンポの良さに一気に読破した。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月15日

    スピード感はあるのだが、読後感は『一体何だったのだ?』。十数年前に砂のクロニクルを読んだ後は、読んだな〜と浸ることができましたが。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月10日

    「なんのために」ということを
    失ったとき人間はどうするのか?

    目覚めていく過程;人間であること 
    →そして人間を喪うこと

    隠岐浩蔵(グリスリー) VS 香坂正次

    「1級の人間」→「感情を抑制した人間」
    ;緻密で計画的であること

    ポルサリオ解放戦線
    何かが、力を与えてくれる。
    →最後は、「生き...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月02日

    うーん、他の方の高評価が理解できません。あの最後で本当に良いの?って思ってしまうのは私だけでしょうか。「砂のクロニクル」の方が断然良いと思いますが…。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    舟戸与一の傑作。香坂と隠岐との確執(というか裏切りに対する復讐)、そしてサハラでの完結。始まりの雪山。すべてが恐ろしいまでの世界観。読め!上下巻あり。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年09月22日

    チュニジアの民族紛争という、この人しか書かないテーマだが、 相変わらず地に足がついてないというか、リアリティがないというか。 日本に帰ってからの復讐譚は迫力があったが、 とにかくハードボイルド調が暑苦しい。

    0

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