船戸与一のレビュー一覧

  • 猛き箱舟 上

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    海外進出日本企業のために非合法活動を行う灰色熊(グリズリー)に憧れる主人公 香坂正次がそのメンバーに加わり、北西アフリカ=マグレブに渡る。
    思いもよらない裏切り、愛、友情、を経験して正次は変貌していく。
    ハラハラドキドキ、一気読みの長編作品。

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    2016年06月05日
  • 大地の牙―満州国演義六―(新潮文庫)

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    なかなか第七巻が発売されず、第六巻をゆっくりじっくり読んでいたのですが、実は数週間前には読み終えてしまってました(^_^;)
    本日、ようやく楽しみにしていた第七巻が発売されましたね。
    日中戦争は完全に泥沼化し、ヨーロッパではドイツとフランス、イギリスの戦争が本格化。日本も次第に反英米へと傾いていく。
    四兄弟の物語もいよいよ佳境に入っていくんだろうなあ。
    先が楽しみだけど、次が出るまで間が持つかな〜(^_^;)

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    2016年05月27日
  • 伝説なき地 【新装版】

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    コロンビアとベネズエラの国境地帯にある土地の争奪戦。
    その土地にレアアースが埋蔵金されていることがわかったため全ての利権を手に入れようと親族も含め全ての邪魔者を排除しようとする土地の所有者側の視点と、神のお告げによりその土地で独自の共同体を設立しようとする新興宗教もどきのコロンビアからの難民たちの視点と交互に語られる。
    難民側が正義のように見えるが、個人的には他人の土地で勝手に生活して立ち退かないというのはどう考えても不法占拠。所有者側の情け容赦のない排除ぶりもアレだが、自己責任でやっていることなので彼らの方が理にかなっている。
    という若干腹落ちしないところも気にならないぐらい、登場人物の活かし方がうまいし、綿密な取材によって書かれているので、1000ページという大作ながらも中だるみせずに一気に読める。

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    2016年04月05日
  • 灰塵の暦―満州国演義五―(新潮文庫)

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    満州国演義ももう五巻まで来ました。
    船戸与一のハードボイルドを読みながら歴史の勉強もできる、なんとも贅沢なシリーズです(笑)
    ついつい没頭して読み進めてしまいたくなるところを、じっくりゆっくり楽しんでます。
    満州国建国からわずか5年、日中はついに全面戦争に突入していく。
    時代が動く時のスピード感に驚きを覚えると同時に、現在の日本の情勢にあらためて危機感を強くした。

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    2016年03月27日
  • 大地の牙―満州国演義六―(新潮文庫)

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    暴走が止まらない日本陸軍、政府が軍部を抑制できないだけでなく、軍内部でも大本営を無視した現場の暴走、そして事実の隠蔽。
    過去の成功体験だけを根拠に、改めて分析することなく、突っ走るのは、今でもあるし、大きな失敗や故障を引き起こしている。

    敷島四兄弟は、それぞれが新たな状況、立場へと変わってきている。それは、日本国内、国際環境、中国・満州、関東軍の状況の変化につながっている。
    四兄弟は、これから何を見せられるのだろうか?

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    2016年03月12日
  • 灰塵の暦―満州国演義五―(新潮文庫)

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    関東軍の暴走により、戦火は、上海、南京に広がる。
    歴史を目撃する役目を負った敷島四兄弟は、それぞれに転機を迎えつつある。
    四兄弟の目は、これから満州の歴史に何を見るのだろう?満州を見つめる目がどの様に変わっていくのだろう?

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    2016年02月13日
  • 炎の回廊―満州国演義四―(新潮文庫)

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    帝政へ移行した満州国。
    五族共和の理想にはほど遠く、阿片にたよる経済。
    そして、二・二六事件が発生。

    満州の歴史を目撃する役目を与えられた敷島兄弟は、これから何を見るのだろう。

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    2016年01月24日
  • 砂のクロニクル 下

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    もうお腹いっぱいです。
    文庫上・下巻で合わせて1210ページの大部。
    本書は1991年に毎日新聞社から単行本として刊行されました。
    25年も前の作品ですから、割と古い作品といえましょう。
    ただ、決して色あせないのは、本書の内容と同様、今もなお宗教、民族、その他の問題で、世界中でおびただしい量の血が流れているから。
    しかも、かつてのような国家間の戦争・紛争というよりは、テロという形で世界中に脅威が拡散しており、より困難な時代に直面しているといえましょう。
    さて、本書はイスラム革命後のイランが舞台。
    世界中に2500万人という人口がいながら、迫害されてきたクルド人が、聖地マハバードで独立国家樹立を目指して武器の調達を目論みます。
    そのクルド人ゲリラの指揮官が、清廉潔白なハッサン・ヘルムートという男。
    武器調達を請け負ったのは、目的のためなら殺人もいとわない冷酷な日本人武器密輸商人で、「ハジ」と呼ばれる駒井克人です。
    イスラム革命後に腐敗した革命防衛隊を正すため、実力行使に打って出るのが、若き革命防衛隊小隊主任のサミル・セイフ。
    そして、かつては非スターリン主義的マルクス主義組織フェダイン・ハルクに所属し、ある事情によって隻脚となった、これもまた「ハジ」と呼ばれる日本人の男。
    物語はこれらの登場人物の視点で多元的に展開し、マハバードであいまみえて壮絶なラストを迎えます。
    読み終えた後は、歴史に翻弄された者たちの哀しみがひしひしと胸に迫ってくるでしょう。
    余計な感傷を極力排し、乾いた筆致で感動を呼び起こす作者の力量にも感服する次第。
    日本人にとっては複雑な中東情勢の一端を理解するための一助にもなりましょう。
    おススメです。

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    2016年01月23日
  • 砂のクロニクル 上

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    もうお腹いっぱいです。
    文庫上・下巻で合わせて1210ページの大部。
    本書は1991年に毎日新聞社から単行本として刊行されました。
    25年も前の作品ですから、割と古い作品といえましょう。
    ただ、決して色あせないのは、本書の内容と同様、今もなお宗教、民族、その他の問題で、世界中でおびただしい量の血が流れているから。
    しかも、かつてのような国家間の戦争・紛争というよりは、テロという形で世界中に脅威が拡散しており、より困難な時代に直面しているといえましょう。
    さて、本書はイスラム革命後のイランが舞台。
    世界中に2500万人という人口がいながら、迫害されてきたクルド人が、聖地マハバードで独立国家樹立を目指して武器の調達を目論みます。
    そのクルド人ゲリラの指揮官が、清廉潔白なハッサン・ヘルムートという男。
    武器調達を請け負ったのは、目的のためなら殺人もいとわない冷酷な日本人武器密輸商人で、「ハジ」と呼ばれる駒井克人です。
    イスラム革命後に腐敗した革命防衛隊を正すため、実力行使に打って出るのが、若き革命防衛隊小隊主任のサミル・セイフ。
    そして、かつては非スターリン主義的マルクス主義組織フェダイン・ハルクに所属し、ある事情によって隻脚となった、これもまた「ハジ」と呼ばれる日本人の男。
    物語はこれらの登場人物の視点で多元的に展開し、マハバードであいまみえて壮絶なラストを迎えます。
    読み終えた後は、歴史に翻弄された者たちの哀しみがひしひしと胸に迫ってくるでしょう。
    余計な感傷を極力排し、乾いた筆致で感動を呼び起こす作者の力量にも感服する次第。
    日本人にとっては複雑な中東情勢の一端を理解するための一助にもなりましょう。
    おススメです。

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    2016年01月23日
  • 炎の回廊―満州国演義四―(新潮文庫)

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     「天皇は日本人が産み出した最高の虚構なんだよ!」
    卓見である。本書は、ここが最大のキーポイント。
    今後の敷島兄弟の運命は、続巻が待ち遠しい。

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    2016年01月11日
  • 風の払暁―満州国演義一―(新潮文庫)

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    船戸与一さんの遺作となってしまった「満州国演義」シリーズ第一作です。
    外交官、満州の馬賊の頭領、関東軍、左翼思想に共鳴する学生、異なる道を歩む敷島四兄弟を主人公に、激動の時代を描ききった全九巻に及ぶ超大作。
    文庫本になるのを待ってました(^^)
    第一作は主な登場人物が出揃い、徐々に戦争へと向かう日本と満州で、その流れに巻き込まれていきます。
    まだほんの入り口という感じですが、これぞ船戸与一作品!という雰囲気なので、次巻以降に期待が膨らみます。
    この作品は2007年に初版が出たんですが、戦争へと大きく一つ舵を切った今の時代にこそ読まれるべき作品だと思います。さすが船戸与一。
    癌との闘病の中で書き上げた執念の大作、じっくり味わって読み進めたいと思います。

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    2016年01月04日
  • 夢は荒れ地を

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    船戸与一の東南アジア5部作
    舞台は、PKOで初めて自衛隊が派遣された、ポル・ポト後のカンボジア。
    PKOで派遣されたカンボジアにとらわれた自衛官が、カンボジアの状況を変えようとする。
    ここに描かれるカンボジアの現実は、重たい。

    法を絶対と考える欧米の倫理、法も方便と考えるアジアの現実、その狭間で揺れ動く日本人

    現実に直面したとき、何を考え、どう行動するか?が問われている気がする。

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    2015年12月06日
  • 群狼の舞―満州国演義三―(新潮文庫)

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    不況を脱しきれない日本が騒がしくなる。その目を外に向けようと満州国建設に走る軍部と政府。
    しかし先立つものはなく、国民の夢と実相がかけ離れる。

    敷島四兄弟が満州の各地で、それぞれの立場で満州に関わり、その中で満州に住む各民族の感情も明らかになってゆく。

    いろいろな立場の人が混じり合い、せめぎ合う。混乱の満州。これから話はどう展開していくのだろう?

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    2015年10月11日
  • 風の払暁―満州国演義一―(新潮文庫)

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    満州国演技シリーズ第一巻。
    ページから砂塵が舞い熱い風が吹く。
    強烈なインパクト。
    これぞ船戸作品といった冒険小説の幕開け。
    この先続くシリーズが早く読みたいけれど、読み終わりたくない。

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    2015年09月18日
  • 事変の夜―満州国演義二―(新潮文庫)

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    昭和6年の満州事変勃発。そして中国大陸に戦火が広がる。
    謀略と武力で突き進む関東軍。

    中国に集められた敷島4兄弟は、周りの状況に抗しきれず戸惑いながら、それぞれの道を行く。これから、4兄弟はどうなっていくのだろう?

    理念と行動
    満州進出から第二次世界大戦にいたるまでの日本政府、帝国軍にも、理念と行動はあった。
    そして、理念の実現のため、状況を有利にするため、謀略や力業をよしとする当時の雰囲気。
    翻って、現在はどうか?政府・国会、ネット。。。

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    2015年09月13日
  • 山猫の夏

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    ネタバレ

    友達から借りた時に、本の厚さにちょっと躊躇したけど、読み始めるとページを繰る手が止まらないくらい面白かった!
    エクルウは架空の街だろうけど、街の雰囲気が有体にまざまざ浮かぶのって、相当描写が素晴らしいんだと思う。
    そしてみんな死んでいくし…。山猫は生きて夢を達成してほしかった…。

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    2015年09月08日
  • 風の払暁―満州国演義一―(新潮文庫)

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    昭和三年の張作霖爆殺事件前後の満州を中心に描かれる。

    不況下、満州が唯一の不況脱出の望みとなる。
    当時の人々は、満州に明治維新時の日本を重ねて見ていた様に思える。そんな雰囲気の中での陸軍の暴走。

    集められた?敷島4兄弟それぞれの道はどう重なり、どのような運命をたどることになるのか?この先、興味津々。

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    2015年09月13日
  • 非合法員

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    冒険小説の雄、船戸与一のデビュー作。
    こういうのを読んでしまうと、うまい人はやっぱり最初から面白いもの書くんだなあとしみじみ痛感してしまう。
    まあそれはともかく。

    現代の国際政治の裏側を舞台とし、そこに生きる人々を描き続けている船戸与一。必然的に登場人物は一癖も二癖もある人物ばかり。また、他ではなかなか描かれない、中南米や中央アジア、東南アジアなどの国の人を登場人物としてみることができるのが、船戸作品の特徴か。
    それは、現代政治がそれら辺境地域を欧米諸国(時には日本も)しいたげ、搾取し、代理戦争を行うことで否応無しに進んできたからであろう。

    だからなのか、作者の目は常に虐げられてきた人たちへ注がれている。
    この作品でもそうだ。
    主人公の神代恒彦は、日本人でありながらCIAの非合法員(イリーガル)として非合法な仕事を生業としている男だ。今回の仕事に選んだパートナーは、ナチの人体実験の落とし子であるドイツ人と、ベトナム戦争の英雄と呼ばれていたベトナム人。
    いずれも、権力に翻弄されてきた男たちだ。


    彼らの仕事は、メキシコの革命運動の指導者を暗殺すること。
    三人はその仕事を無事に終えるが、ベトナム人に金を持ち逃げされてしまう。さらに、神代とドイツ人を誰かが狙撃してくる。
    狙撃してきたのは、誰が、なんの目的でなのか。ベトナム人は何故金を持ち逃げしたのか。
    ふたりはベトナム人・グエンを追ってカリフォルニアへ向かう――。

    圧倒的なスピード感と、むせ返るような熱気が最初から最後まで、物語を支配している。
    アメリカを舞台に、アメリカに支配されてきた男、女が繰り広げる戦いの物語となっている。

    当時の国際情勢がわからなくても読める、ある種悲しい物語。
    いかにも船戸与一のデビュー作といった感のある、船戸与一エッセンスが凝縮された作品だ。

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    2015年07月25日
  • 神話の果て 【新装版】

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    これが書かれたのは1985年。冷戦真っ只中の、中南米が舞台。登場人物は破壊工作員。潜入先はとある民族革命運動のゲリラ組織。依頼内容は、その革命運動のリーダーを殺害すること。

    船戸与一の得意ジャンルであるだけあって、中南米の暑苦しさ、虐げられているインディオたちのむごい実態、その上に君臨する白人たちの優越感、山岳地帯の息苦しさとある種の清涼感、それら全てが生き生きと描かれている。

    破壊工作員である登場人物たちが、何故破壊工作員になったのか。彼らの中にある破壊衝動や殺人衝動はどこからくるのか。そんなものが数人の登場人物を通して語られる。

    いつも読む船戸与一と少し違う印象があったのは、革命運動を行い、米国帝国主義(こんな単語、もういまや死語なんだろうなあ……)に対抗する立場の人間を主人公にすえることが多かったのに対し、この作品はアメリカの某大企業に雇われた男が主人公だからか。

    ストーリー展開もいつもの船戸節、というのはご愛嬌だが、20世紀という時代を知る上で、読んでみてもいい小説なのかもしれない。

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    2015年07月25日
  • 山猫の夏 【新装版】

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    2015/07/08-2015/07/16
    ブラジル東北部の町エクルウは、アンドラーデ家とビーステルフェルト家に支配されている。両家はことごとに対立反目し、殺し合いが絶えない。そんな怨念の町に「山猫」こと弓削一徳がふらりと現れた。山猫の動く所、たちまち血しぶきがあがる。謎の山猫の恐るべき正体はいつ明かされる。南米三部作第一弾。

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    2015年07月18日