あらすじ
カンボジアに派遣され、そのまま行方不明になった自衛官。彼はなぜ、妻子を捨ててまでこの地に留まることを選んだのか。足跡を追う同僚が直面したのは、人身売買、汚職がはびこる腐敗しきった社会だった――。政府に抗い新たな村の建設を目指す元クメール・ルージュ大尉。独力で学校建設を進める日本人。彼らの闘いを通し、カンボジアの昏き深淵を覗く冒険巨編。第22回日本冒険小説協会大賞受賞作。
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Posted by ブクログ
カンボジアの闇をテーマに書かれている小説です。
日本人としての常識など全く通用せず、現地の民族争いの遺恨を残す中で、汚職の塊の政府や警察、日本大使館からの圧力、人身売買の元締、身近にありすぎる「死」、色々な事柄と闘いながら、識字普及のための学校と、人身売買で売られていく少女たちを匿うシェルターを作るために奮闘する日本人と現地のカンボジア人の話です。
ただ、小説とはいえ、リアリティがあるカンボジア情勢には深く考えさせられました。