船戸与一のレビュー一覧

  • 緑の底の底

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    若さが、大人にぶつかって行く。
    ベネズエラの日系二世のマサオは、
    伝説の白いインディオを探しに、
    密林の奥地へ入って行く。

    知らなかったことを体験して、目覚める。

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    2013年01月23日
  • 猛き箱舟 下

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    うーん、他の方の高評価が理解できません。あの最後で本当に良いの?って思ってしまうのは私だけでしょうか。「砂のクロニクル」の方が断然良いと思いますが…。

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    2012年11月02日
  • 夜来香海峡

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    ネタバレ

    結局良い結末(?)を迎えた登場人物は一人だけ。特に何かが解決した訳でもなく、正直すっきりした読後感ではない。

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    2012年06月18日
  • 夜来香海峡

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    久しぶりの船戸小説。相変わらずのハードボイルド。東北で結婚紹介所を営む主人公、金を持って逃げる中国女、イタリアの車に異様にこだわるヤクザ、昔うでを振るったとび職、東北、北海道を舞台にロシアマフィア、中国ヤクザ、日本のヤクザが金とビジネスを求めて暗躍する。北朝鮮からの嫁斡旋ビジネス。いろんな世界があることはわかるが本の帯にあったような切なくて涙が止まらない、、という世界観ではなかったかな。。

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    2012年04月28日
  • 虹の谷の五月 上

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    主人公の少年がうっかり過ぎていらっとくる場面の多々あるものの、わりとぐいぐい読ませる感じ。
    ずいぶん昔の時代だとは思うものの、現地ではこういったことが起きていたのだと思うと、現在のありがたみが多少わかるかも。

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    2011年09月11日
  • 蝶舞う館

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    今週は飲みが続いたので、読むのに時間がかかってしまいましたが、久々の船戸与一の未読作です。
    もうほとんど全て読んでしまっており、未読は多分『満州国演義』しかないかな?っていう状態です。でも久々の船戸節を堪能したい!ってコトで、チェック未であった『蝶舞う館』を見つけることが出来てラッキーでした。

    これは東南アジア5部作のなかの一つです。
    南米3部作のほうが衝撃的で良かったなぁとは思うのですが、東南アジア5部作のほうが円熟しておりますね。相変わらず尖がっておりますが…。

    この作品の舞台はベトナムで、中央高原に住む少数民族の武力闘争とベトナムの公安、更に日本のTV局のロケ隊が絡み合って進んでいく物語です。

    ベトナム戦争終了30周年記念番組のロケ隊の人々とそのアレンジを行うベトナム在住の日本人。胡散臭いベトナム公安。武力闘争委員会の代表でベトナム名を名乗る日本人。
    武力闘争の拠点となるのは、蝶が乱舞する大型の洋館…。

    と、道具仕立てはかなり良いかんじです。
    ところどころに散りばめらているセリフも、いつものググッとくる船戸節。
    安心して楽しむことが出来ました。

    でも。
    なんで蝶が舞ってるの?
    結局なんで誘拐したの?
    ネットで配信することで何したかったの?
    珍しくその後が書いてあるけど、わざわざ書く意味あったの?
    と、不満な点も残ってしまうのでした。

    好きだから不満な点も残ってしまうのでした。
    『満州国演義』、イッキ読みしたいなぁ…。

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    2011年05月21日
  • 猛き箱舟 上

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    それまでハードボイルド系をあまり読んでこなかったので、
    この本のインパクトは凄かった。これ以降好きなジャンルにハードボイルドが加わった。船戸作品の中では一番好きかな。

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    2011年02月18日
  • 猛き箱舟 上

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    一気に読んだ。面白かった。
    ただ、主人公が復讐を決意する心理をもう少し詳しく書いてほしかったのと、そのせいか主人公が決意して以降、いきなり厳重な警備をかいくぐった暗殺も余裕のスーパーマンになっていることを素直に理解できなかったこと、さいごの復讐についてももっと書いてほしかったところが残念だった。

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    2010年05月09日
  • 非合法員〈新装版〉

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    むか〜しに買ったこのミスの10周年記念だったかの本に「ディック・フランシスは、国内で船戸与一をはずしたのと同じ理由で、アベレージヒッターの選考からはずす」と書いてあったのに、具体的な理由が書いてなかったので、いっちょ読んでみるか!と読んでみたけど、フランシスと船戸与一の接点が全くワカラナイ。

    なんだかキタナイ印象だった、全体的に。
    選んだ本が良くなかった?

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    2009年11月01日
  • 虹の谷の五月 上

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    フィリピンの田舎町が舞台の物語。
    所々にフィリピン人の特徴を上手く捉えている感がありますが、全般的にフィリピンが舞台である必然性があまりないような・・。ちなみに現在フィリピン在住です。

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    2009年10月07日
  • 夜のオデッセイア

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    登場人物は皆、それぞれの過去を背負っており、それなりに興味深いキャラクターではあるのだが、何かが足りずそれぞれの人物に思い入れることが出来ない。それに、人が死にすぎます。人が死ねば劇的だというものではありません。前に読んだ『砂のクロニクル』が抜群に面白かっただけに残念と言わざるを得ない。

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    2009年10月07日
  • 蝶舞う館

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    多数派キン族の支配下、経済成長に沸くベトナム。
    だが中部高原には少数民族モンタニャールの存在がある。
    ベトナム解放三十周年記念番組のロケ中に、女性タレントが誘拐された。
    叛乱の萌芽か。
    元戦場カメラマンとともに、奥地へ向かう菱沼大介。
    そこで目にしたものとは?弾圧と蜂起、壮烈なる魂の黙示録。

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    2009年10月04日
  • 神話の果て 【新装版】

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    かつて文化人類学の学究だった志度正平は、あるできごとをきっかけに民間の破壊工作員となった。
    ニューヨークで白人の娼婦ロッサナと自堕落な同棲生活を送っていた志度のもとに新しい依頼があった。
    アメリカ巨大鉱業会社から、ペルーの山岳ゲリラの首領抹殺の仕事がきたのだ。
    志度は首都リマに向かった。
    ペルーの首都リマに到着した志度正平は、自分に酷似した日系の革命家ツトム・オオシタになりすまし、二人のインディオと共にゲリラの進発地チャカラコ渓谷に向け出発した。
    4千メートルを超すアンデスの山々を越えていくつかの戦闘に耐え、ゲリラの進発地に潜入した志度を過酷な運命が待ち受けていた。

    どうした船戸!うすいよ!全体的にうすい!
    文化人類学の設定や志度正平のタフガイぶり、その後のツトム・オオシタ、そして何より最後のオチ(−−)凸
    でも船戸作品は男の哲学書、教科書なので読み続けます。他の作品へ期待します。

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    2009年10月04日
  • 猛き箱舟 下

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    舟戸与一の傑作。香坂と隠岐との確執(というか裏切りに対する復讐)、そしてサハラでの完結。始まりの雪山。すべてが恐ろしいまでの世界観。読め!上下巻あり。

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    2009年10月07日
  • 血と夢 増補新版

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    現在ニュース等でもあまり見かけなくなったアフガニスタン情勢。
    少し前まではイスラム原理主義者タリバンが支配し、その前は旧ソ連の後押しを受けた政府の支配下にありアメリカの後押しを受けたムジャヒディンと呼ばれるイスラム教徒との熾烈なゲリラ戦が展開されていた。
    この本はそんな旧ソ連勢力対ムジャヒディンの熾烈な戦いが繰り広げられるアフガニスタンの大地を舞台に、元エリート自衛隊員が旧ソ連が開発した世界の武器の常識を覆す新兵器を入手するためにアメリカ情報機関の依頼で侵入する。

    しかし、彼の心には消したくても消せない親友への負い目を背負っていた・・・。
    そしてそれが友情を大事にしていた彼を変えて今っていた。

    一時期世界的な注目を集めていたアフガニスタン情勢もあまり聞かなくなった。
    注目を集めていた時期もタリバンと軍閥に関する話題が多く、何故タリバンが生まれ勢力を拡張していったかについてはアメリカとの関係も含めて大きなテーマになっていなかった気がします。

    この本を読めばアフガニスタンが持つ、歴史の様々な糸が絡み合っている様子から単純な解決策が成功するのは難しい事がよくわかると思います。
    タリバンが政権を失っても今なお混乱が続くアフガニスタン情勢に興味がある方は読んでみると参考になると思います。

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    2009年10月04日
  • 午後の行商人

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    カメラマンを目指しメキシコ旅行中の主人公が現地の行商人と出会い旅の同行をする。民族解放運動や様々な文化。価値観など考えさせられた。

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    2009年10月04日
  • 虹の谷の五月 下

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    ジャピーノのトシオ君が、少年から青年へどんどん成長していくの。
    ゲリラ、誘拐、日本円、売買春、闘鶏・・・・東南アジアが充満しているお話しなのよねぇ。
    こういうのを書ける方って、尊敬してしまうです。

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    2009年10月04日