中島久枝のレビュー一覧

  • ひとひらの夢~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十二)~

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    日本橋牡丹堂シリーズ第十二弾。
    初春を迎え、麗らかな日々の中での菓子作り。
    小萩庵に入る注文は、小萩に人としての試練を与え、成長を促す。
    鹿の子の思い・・・おとっつあんになってほしい。10歳の茜の
      真摯な願いのため、贈る菓子を作ったが、岩蔵は姿を
      消してしまう。母子の、岩蔵の亡き親方への思いが揺れる。
    黒茶、花茶に合う菓子は?・・・札差・白笛の清国茶の茶会、
    山野辺藩の新留守居役との顔合わせ、更に葬式饅頭百個の注文。
      まさに天手古舞な一日に。だが、須美の機転が救いとなる。
    とびきりかたい、かりんとう・・・国学者の父が煙草を控えるための
      母子からの菓子の注文。百人一首の謎かけを添

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    2024年03月06日
  • ふるさとの海~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十一)~

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    冬の景色に彩られる中、小萩は菓子を考える日々を過ごす。
    松兵衛の紅花色・・・鎌倉へ伊佐と共に里帰りした小萩はかつての
      伊勢松坂の主・松兵衛と出会う。かの店の秘伝の紅花色。
      それを伝授されての江戸への帰り道、伊佐は実母への想いを
      小萩に語る。そして未来の家族についても。
    杉崎と名残りの松風・・・初めての茶席に使いたい松風とは?
      手掛かりを探す中、山野辺藩留守居役の杉崎が重い事項を
      抱え国に帰ることに。杉崎とお文はそれぞれの場所で、
      やるべき事に立ち向かい、進んで行くのだろう。  
    雪の日の金柑餅・・・今は無き菓子屋の金柑餅に込められた想い。
      息子からの手紙でわかる家族

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    2024年02月10日
  • 菊花ひらく~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十)~

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    小萩庵に依頼する人々の心に内在する想いを受け、
    相応しい菓子を考案する小萩の、成長する姿を描く。
    異国の風にときめく甘さ・・・阿蘭陀好みの材木商からの依頼。
      遥かなる異国に想いを馳せ、皆で工夫して菓子を作る。
      異国の如く、俺たち菓子の世界は広くて楽しいんだよ。
    帰らぬ人と月見菓子・・・月見菓子を注文した女性の想い。
      十五夜の明るい満月は彼女の心に相応しいのか?
      亡き許嫁との思い出は、何時か月の流れと共に変わる。
    重陽の節句に菊の香を・・・菊を愛でる宴の客への土産菓子。
      それは商いでの苦難を乗り越えさせてくれた一鉢の菊と、
      与えてくれた相手への感謝に。花はなくともそこにあ

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    2024年02月09日
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~

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    小萩の良くも悪くも素直な気持ちに、
    「そうだよなぁ、そういう時ってあるよなぁ…」と感じ入ってしまう。

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    2023年12月26日
  • 匂い松茸 一膳めし屋丸九(八)

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    本気を出す、本気になる、とはどういうことか。簡単にできる人もいるけれど、難しいこともあるよなぁと思った。

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    2023年09月07日
  • ずんだと神様 一膳めし屋丸九(七)

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    もへじが成功していくなかで、作太郎は…。お高は作太郎のために行動するけど、弱気。なんかイライラする。女性が男性を引っ張っていく関係になってる。

    七夕、そうめん、枝豆とか季節が今の時期だから、清涼感があった。

    料理上手は武器だわって思う。
    美味しそうな料理に魅了される。

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    2023年07月20日
  • ねぎ坊の天ぷら 一膳めし屋丸九(六)

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    「瓜に爪あり」がおもしろかった。
    お近ちゃんの「おかみさんになりたい」っていうプロポーズが衝撃的で夢を見てしまった。某俳優と腕を組んで歩いてて、私が結婚してって告白する夢。お近ちゃんの真っ直ぐさに影響された!

    「わさびの憂鬱」はわさびの大食いなんて、この時代にあったのかな?でも面白かった。お高さんの草介に対する自然体と、作太郎に対する恋する乙女。どちらと一緒になったら幸せになれるのかな?

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    2023年07月03日
  • ふるさとの海~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十一)~

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    小萩は伊佐と鎌倉へ里帰り。そこで出会った干菓子は…
    ゆったりと、じっくりと、時が過ぎる安心な世界でした。

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    2023年06月20日
  • かなたの雲~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(七)~

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    ネタバレ

    Audibleで。最後伊佐のお母さんいい人になりすぎでは。。小萩を蹴り上げて石まで投げつけるような人ではなかったか。とは思いつつ涙目で聞き終わった。次巻の配信が23/6/9なので、その前に電子書籍で読むかも。

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    2023年05月22日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話

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    時は明治2年。老舗和菓子屋の娘・日乃出は、父の遺した掛け軸を取り戻すため、百両を貯めることに。菓子作りの腕はからっきしの勝次と純也が働く、客が誰も来ない寂れた菓子屋・浜風屋

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    2023年04月20日
  • しあわせ大根 一膳めし屋丸九(五)

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    文太郎を諭すお蔦さんが気風が良くて、スカっとする。浜木綿子さんのイメージで読んだ。

    お栄の友人おりきの恋愛話も面白かった。「あんたの幸せは、そこにはないんだよ。それぐらい、わかるだろ」って、クールに言うお栄さんが好き。

    お煮〆消失事件は作太郎とおりょう関係で、お高につながる事件でもある。草介も魅力的になってきて、どうなるのかな…。

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    2023年04月10日
  • 菊花ひらく~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十)~

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    時代物ってあまり読まないけど、この著者の作品は読みやすくて好き。

    読み始めたきっかけは和菓子が好きだったから。
    他の作品も読んでるし、この牡丹堂ももう10冊目。
    さらっと読めるけど、なにか心に刺さるときがあって。
    今回タイトルにもなっている菊花ひらくの話の最後、
    真面目に努力した人間が報われて、嘘ついて欺いた人間は引きずり落とされるのが、勝代いいなと思ってしまった。

    昔の日本て、しきたりとか身分とかあって
    そこから実力主義的なところも取り入れるとなると
    難しいなって思ったり。
    未だに慎ましさが美徳だと思ったりする人もいるし、
    相当の対価を貰うのが当たり前だと思う人もいる。
    頑張っても報われ

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    2023年03月11日
  • 白子の柚子釜 一膳めし屋丸九(四)

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    安定的な面白さ。お高さん、お栄さん、お近ちゃんの三人の距離感がちょうど良くて、三人のお出掛けは楽しそう。静かにハマっている時代小説。
    夜中や明け方目覚めた時に少し読んで江戸時代へ旅して、また寝る。
    温かい人情話だから癒される。

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    2023年01月27日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    初めて読んだ時代小説だが、堅苦しくなくて気軽にスラスラと読めて良かった。
    宿泊客の事情に梅乃が首を突っ込んでしまう気持ちも分かるし、応援したくなってしまう。
    出てくるお料理も美味しそうで良いお宿。
    今後の梅乃の成長や、秘密を隠し持った宿が気になる。続編も読んでみたい。

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    2023年01月16日
  • 匂い松茸 一膳めし屋丸九(八)

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    秋さばと鯖とら/むかごとため息/
    あさり飯と涅槃図/匂い松茸、味しめじ

    それぞれの気持ちが絡み合ったり解けたり。人の気持ちは難しい。すこしずつ変わる毎日を穏やかに過ごしていけるといいのだけれど。

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    2022年12月27日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 満月の巻

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    プロローグ/源太郎、母に会う/朝顔の種とねずみ講/
    豪傑現る/お殿様のかすていら/えぴろーぐ

    梅乃の母の亡くなったわけが……
    源太郎の母の思いは……
    過去を知りつつ明日を想えるのがいいですね

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    2022年12月19日
  • 菊花ひらく~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十)~

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    異国の風にときめく甘さ/帰らぬ人と月見菓子/
    重陽の節句に菊の香を/火の用心と亥の子餅

    おいしいお菓子をごちそうさまでした
    人と人のつながりを暖かく思える牡丹堂界隈が大好きです

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    2022年10月24日
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~

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    ほのぼの、のんびりした話。
    過去に読んだようだが、まったく気付かずに最後まで読んでいた。読んだことが記憶になかった。
    登場するお菓子の描写が良くて、読みながら甘いあんこを味わいたくなる。
    続きも見かけたら読もうと思う。

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    2022年07月09日
  • あたらしい朝~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(九)~

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    日本橋牡丹堂シリーズ第九弾。
    伊佐との祝言を経て、小萩は新しい生活へ。菓子への想いもまた。
    牡丹か萩か、祝い菓子・・・祝言と新居の準備に力を尽くす。
       そんな皆の気持ちを大事にしたい。菓子は二人を繋ぐ縁。
    忘れがたみの大工道具・・・初めての長屋生活に慣れてきた頃、
       伊佐が貰った亡き大工の形見が騒動を起こす。
    雲海の城と御留菓子・・・見世に山野辺藩の顔になるような菓子の
       依頼が。だが小萩は千草屋のお文の縁談が気になる。
    菓子で巡る旅の思い出・・・某氏の話から、お文の覚悟を知る小萩。
       では自分は?菓子への想いは何処へ?水江の言葉や
       お滝の出産を経て、未来への気持ちを巡ら

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    2022年05月15日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十三夜の巻

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    p.27 七歳の六歳の息子
    p.101 お稲さんと二人で→お定さんの間違い

    お蕗の秘密にまつわる巻。
    時々胸の痛いところをつかれる良い人情物。

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    2022年03月28日