中島久枝のレビュー一覧

  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~
    江戸の菓子に魅せられた女の子・小萩。親戚のつてで日本橋の菓子屋「二十一屋」通称「牡丹堂」で働くことに。当初は「1年限定」の約束だったが、次第に菓子作りに夢中になり…


    小萩のスタートのお話。1巻かけてようやく進む道が見えてきた


    食べ物屋さんを舞台にした時代小説が好きなのでつい手が伸...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    黒船来航間もない時代を舞台にしたお江戸人情譚は他人に優しい市井の人々の息づかいが聞こえてくるようで、日々の人間関係に疲れてやさぐれた気分をじんわりとほぐしてくれました。お宿の奉公人たちの連携の鮮やかさも胸のすく思いでした。
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~
    フードライターの中島久枝さん、そのお菓子に対する造詣の深さは、読売夕刊連載コラム「甘味主義」でもお馴染みですw。お菓子作りを縦糸に、江戸の人情を横糸に絡めた「それぞれの陽だまり」(2019.12)、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ第5弾、いよいよ佳境に入っています(^-^)
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    大火事で唯一の肉親である姉が行方不明になってしまった梅乃。
    15歳だけど、江戸時代の15歳ってもう立派な大人なんだなぁ、と感心しきり。でも親が亡くなって、15歳で、いくら姉がしっかりものとはいえ、自分が奉公に出ていなかったのはなぜかな、とか無粋なことを考えてはいけません。
    なにしろポプラピュアフル文...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻
    中島久枝 著「湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻」、2018.12発行、新米部屋係、梅乃16歳の眼を通したお客の物語、いい話4編です。読後感がとてもいいです。おからはきらずというけれど、母の味は小茄子の漬物、犬好きに悪人はいない、女の幸せは男次第?の4話。4番目の話は、藩内のゴタゴタの話と...続きを読む
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話
    スピーディーに話が進んで行って、面白かったです。
    今ではすっかり定番のお菓子たちの黎明期に工夫しながら一生懸命作る職人たちの姿。
    まだ、冷蔵庫もなく氷も簡単には手に入らない時代に天候や時刻と闘いながら作るアイスクリン、腕がいたくなるほど混ぜ続けるメレンゲ、器具も満足に揃わず、あずきも高くてなかなか手...続きを読む
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話<二>
    一気読み!!
    日の出が西洋菓子に引かれるけど踏み出せずにいるところが、わかるけどイライラヤキモキした。
    そりゃあケーキやシュークリーム等バターや卵のたっぷり入った甘い香りに引かれ無い人はいないよね♪
    でもあくまでお飾りで 西洋菓子屋に居るより、自分の手で考え作って「美味しい!!」の声聞きたいよね!!...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十三夜の巻
    プロローグ 第一夜 姑の残した玉手箱
    第二夜 酢いかの災い 第三夜 鴻鵠の志
    第四夜 富士を仰ぐ村 エピローグ

    いろいろある江戸のお宿です。ちょっと怖いようなこともありますが一度お世話になってみたいものですね
  • あしたの星~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(八)~
     フードライター、特に甘味には滅法強い中島久枝さんの好調シリーズ、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ№8、「あしたの星」、2021.8発行。鎌倉からお菓子作りを学びたくて日本橋牡丹堂にやってきた小萩、間もなく19歳に。牡丹堂で修業して3年、小萩庵の看板をいただくまでに。そして今回は、同じ菓子職人の伊佐2...続きを読む
  • あしたの星~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(八)~
    日本橋牡丹堂シリーズ第八弾。
    師走から元旦、梅の時期へ。伊佐と両想いになった
    小萩の心の揺れと日々を、季節の移ろいと共に描く。
    幸多かれと願う飴菓子・・・松屋のご隠居の気がかりは、孫娘。
      恋しい相手は何者か?そして迎える元旦に伊佐は・・・。
    「相生の松」のなぞ・・・手習所の主人が、出た家に残る娘...続きを読む
  • はじまりの空~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(六)~
     読売夕刊「甘味主義」連載のフードライター、中島久枝さん、和菓子はお手の物です(^-^)「はじまりの空」、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズもいつの間にか第6巻に。好調です。2020.7発行。書けない戯作者は春しなむ、猫が運んだ福つぐみ、父と娘の蓬莱山、珈琲に合う金色羹の4話。牡丹堂の小萩18歳が「小萩...続きを読む
  • はじまりの空~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(六)~
    18歳になった小萩は「菓子調整処小萩庵」の看板を貰った。
    牡丹堂や縁のある人々に支えられ、自分の菓子に取り組む。
    書けない戯作者は春しなむ・・・戯作者が台本を書く気にさせる
        菓子の依頼。西行?差し伸べられたのは、菓子の縁。
    猫が運んだ福つぐみ・・・猫がいなくなって気落ちしている女性に
       ...続きを読む
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~
    日本橋牡丹堂シリーズ第五弾。菓子の事、自分の将来に悩む、小萩。
    素人落語のみやげ菓子・・・山野辺藩に収める新作の菓子で、
          店の者は手一杯。小萩は落語会の手みやげを考える。
          小萩、須美。女性の目線が新作の菓子に花を添える。
    飴の甘さと母の想い・・・能楽のおさらい会の依頼に、演目...続きを読む
  • ひかる風~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)~
    日本橋牡丹堂シリーズ第四弾。小萩の心の修業も着実に。
    仲冬 お武家好みの腰高饅頭・・・山野辺藩から菓子の注文が入り、
        名誉と困惑で揺れる牡丹堂の面々。しかしその後の注文は
     伊勢松坂に戻ってしまうのだが、その伊勢松坂が乗っ取られる!
    晩冬 女占い師と豆大福・・・山野辺藩、伊勢松坂の事で気を弱...続きを読む
  • ふたたびの虹~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(三)~
    日本橋牡丹堂シリーズ第三弾。牡丹堂での小萩の日々。
    ・初秋 うさぎが跳ねるか、月見菓子・・・女房を亡くした袋物屋の
          ご隠居。小萩は茶話会のお菓子の希望を聞くために、
      彼の元を訪れるのだが。想い出に添う菓子。月を愛でる菓子。
    ・晩秋 留助の恋と栗蒸し羊羹・・・お福の代わりに見世に出る小...続きを読む
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る<三>新装版
    大団円と言っていいのでしょうね。
    初めての恋を知り、その苦さと己の醜さと向き合う事も菓子の味となる。
    続きが出るようなら読みたいな。
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る<二>新装版
    西洋が日本に押し寄せた時、流れに乗って儲けた人も、わけもわからず流された人も、流れに棹差してじっくりと見つめた人も、いろんな人がいたと思う。
    日之出が進む未来にはどんな人がいるのだろう。
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る<二>新装版
    西洋菓子を学びたい日之出と浜風屋のみんなと距離が出来てしまう今回。
    明治初期はまだ庶民の口に西洋菓子が入ることは、あまりなかっただろうし、何よりバターやミルクに抵抗がある人が多かったと思うのだけど。
    私はバターが苦手だし(^◇^;)
    突っ走ってしまった日之出がやはり浜風屋に戻るのは安心の展開でしたわ...続きを読む
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る 新装版
    明治維新のドサクサで、幕府御用達だった店と大事な掛軸を失った日之出。
    御店のお嬢様だった、彼女がその掛軸を取り戻す為に100両のお金を一月で作らなければならなくなってしまう。

    まぁ、冒頭はわぁ、この子は苦手と思いつつ読んでいてのですが、成長していく姿に絆されました(笑)

    最後のどんでん返しで、ス...続きを読む
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る 新装版
    叔父夫婦と元橘屋の番頭は最後まで嫌いだった。
    勝次と純也、定吉夫婦とお光はだんだん好きになった。
    「薄紅」はやっぱりあのお菓子だった。また食べたいな。美味しいものを食べると嬉しくなる、力になる、それはお菓子でも同じ。がんばれ! 日之出 !(^^♪