中島久枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
江戸で幕府の御用達にもなった
菓子屋の娘だった日乃出。
それが明治のご一新で仇となり
家業は衰退、父親は客死して
店は豪商・谷に売り渡されることに。
日乃出は店の「魂」だった掛け軸だけでも
取り戻そうとするが失敗。
谷に「取り戻したくば百日で百両作れ」と
言われてしまったのだが…。
勝気な「おひぃさま」が没落して
やる気のない職人ふたりと
イチから出直すという、この感じ。
いいねぇ!
職人の勝次と純也にも
それぞれ過去に悲しい出来事があって
それは時代の波にもまれたせいでもある。
3人の菓子に対する知識と情熱
横浜という洋風文化のある土地柄
それらが合わさって、新しい菓子を生み出していく