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夜咄の茶会の菓子を求めて、茶道と茶花を教えている直枝が見世に訪れる。小萩が夜咄の菓子について考えていると、幹太が手伝いたいと言ってきた。数日後、直枝の生徒たちが彼女には内緒で先生と幼なじみの心をつなぐ菓子を作ってほしいとやってくる。小萩は生徒たちの想いを汲んだ菓子を作るが……。季節の菓子と人情に心温まる大好評シリーズ第十三巻。
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Posted by ブクログ
日本橋牡丹堂シリーズ第十二弾。 二十歳になった小萩。菓子考案の日々の中、大人としての 気配りやあしらい、心遣いを周囲の者たち学ぶようになる。 夜咄の茶事・・・茶花の先生・直枝から頼まれた夜咄の茶事の菓子。 更に彼女の生徒たちからも菓子を依頼される。その理由は? 鉢かづき姫の最中・・・疎遠になった...続きを読む息子と孫へと頼まれた菓子。 その祖母の想いと悔い。頑なな心の鉢を割らなければ。 月と光と幹太の恋と・・・直枝から茶花を学ぶ、幹太。それは恋か。 亡き母への想いか。直枝と二人だけの茶会で彼は成長する。 阿古屋のひみつ・・・歌舞伎の演目『阿古屋』とあこや。だが、 それが縁で花絵は夫に疑いを抱く。あの母子は何者か? もう二十歳であり、まだ二十歳である小萩の秋の日々。 一つの事に捉われると回りが見えなくなってくる。だが、 伊佐の注意、お景やお福の話は、そんな自分の姿を 気づかせてくれる。世話焼きはお節介に変わることもある。 人への気遣いや気配り、心配りの大事さ。 でも、お景やお福、それに須美という人生の先輩たちがいる。 彼女たちの姿と行いが手本になり、大人に成長することでしょう。 そして伊佐の、本当の家族は小萩だけという言葉が 心に沁みます。そう、伊佐の真の理解者は小萩でなくっちゃ。 また、十八歳になった幹太の成長著しいこと。 かつて菓子屋なりたくないと言っていたのがウソのような、 菓子職人としての、更に大人の振る舞いが頼もしく 感じられます。周囲も年を重ねる姿が垣間見られる日々。 続きが楽しみです。
菓子屋のいろいろ、人もいろいろ いろいろあってもなんだか丸く収まるのが安心なのかな テレビドラマ 水戸黄門 みたいに?
みんな複雑な想いをかかえているのだなというお話ばかり 気持ちをぴったり言語化するのはとても難しいから菓子があるのかも、なんて思ったり 阿古屋のお話、あんな隠し方されていたら疑うのも当たり前…というか理由を聞いても納得できん!と思うのは私だけかしら。子がいてもいなくても、こんな出来事があっても、夫のこ...続きを読むとを花絵が好きで幸せならいいのかな…(もやもやが残る〜)
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