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生まれ故郷の村に帰った小萩は、姉の婚礼の祝い菓子を作る。江戸でもっともっと菓子作りを学びたい。あらためてその思いを強くする小萩だった。ようやく戻った牡丹堂に、ある日颯爽と現れた一人の男。かつて店にいた腕利きの職人だという。その男が、思わぬ騒動を引き起こしてゆく――。美味しいお菓子と人々の情に心がほっこりする、好評シリーズ第二弾!
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Posted by ブクログ
1年という条件で江戸の日本橋牡丹堂で修行をしていた小萩。1年が経ち故郷に戻ったけど、牡丹堂に戻りたい、お菓子を作りたい、という思いは強いがなかなか言えず本当の気持ちを隠したまま。読んでて私ももどかしくなってしまった。でも、大きな決断をして家族に気持ちを打ち明け、牡丹堂に戻っていく。17歳の女の子がこ...続きを読むれからの人生を考え、決断する。すごいと思うし応援したい。小萩の家族の優しさ、小萩の幼馴染のお駒とお里との友情にグッときた。 江戸に戻ってからの小萩は失敗も多いけど、確実に成長してる。自分の考えたお菓子が形になってみんなに食べてもらえるのは、とても嬉しいだろうな。 今、大河ドラマ『べらぼう』を観てる。吉原が舞台なんだけど、吉原の仕組みなどテレビを観て教わっている感じ。今回、この作品に吉原の人間"勝代"という女性が登場する。ドラマを観てて吉原に売られた女はみんな女郎になるのだと思ってたけど、この勝代は違う。才能を見込まれ経営者側になった。それにびっくりだ。もちろんこの作品だけのことであって実際はどうだったかは分からない。本当にそういう女性もいたのかな? 読み終えて思ったこと。小萩が片思い(?)してる 伊佐。伊佐は一体どれだけの男前なの?見てみたい。
中島久枝 著「なごりの月」、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ№2、2018.1発行。小萩は日本橋牡丹堂で1年菓子作りの修業をし、暮れに鎌倉で旅籠をしている実家に帰ります。姉のお鶴の結婚を祝ったのち再び日本橋に。職人伊佐との仲が進んでいくのかどうか・・・。初春:祝い菓子桃きんとん、陽春:白吹雪饅頭の風雲...続きを読む児、初夏:かすていら、盛夏:菓子の兄弟対決 の4話。
故郷に帰ったものの牡丹堂に思いを馳せる小萩に苛立ち酷い言葉を投げつける友人お駒。小萩はあっさり許してたけどお駒とばあさんずっとお時を心の中で蔑んでたのよ、普通許せないでしょ。牡丹堂と親しくしていたお店に手伝いに行って婿にと請われる伊佐。で、あのとき伊佐とお文は何話してたの?なんか伊佐もよく分からん。...続きを読むイケメンだから好かれるからかあっちにふらふらこっちにふらふら、小萩も不器用だけど伊佐もいい男に思えん。
202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読むが道をいく呉服屋の女将お景など、周囲の人々の描写も魅力的で、楽しく読めた。
日本橋牡丹堂シリーズ第二弾。もっと菓子作りを学びたい!と、 小萩は江戸へ。そこでは新たな事件が待っていた。 ・初春 祝い菓子は栗きんとん・・・帰った実家では姉の婚礼の準備。 小萩にも結婚の話が。菓子作りの修業はどうなるのか? ・陽春 白風吹饅頭の風雲児・・・かつて牡丹堂で修業していた男。 ...続きを読む 彼の作った菓子が評判に。人の一生に寄り添う菓子屋とは。 ・初夏 かすていらに心揺れ・・・世話になった千草屋の頼みで、 伊佐が手伝いに。心揺らぐのは小萩だけでなく・・・。 ・盛夏 決戦!涼菓対決・・・牡丹堂と鷹一の見世の菓子対決。 それに潜む謀とは?徹次の想い、鷹一の想いも。 嫁ぐ姉のために祝い菓子を作った小萩は、決心を新たに江戸へ。 牡丹堂の面々に迎えられ働き出すが、そこへ現れた一人の男。 かつて見世で修業していた鷹一は、屋台で菓子を売り出した。 その菓子が騒動を引き起こす。それは牡丹堂の人々にも影響を。 和菓子の描写はなかなかなもので、美味しそう。 和菓子作りも生き生きと描かれています。 だけど、主人公の小萩が中途半端で、菓子の絵の考案は良いけど、 初春以外では菓子作りの場面が出てこないうえ、他人の事と 恋?で頭がいっぱいな感じで・・・何しに見世に戻ったのかしら?
2023.03.19.audible 家族の理解を得て、日本橋に戻ってきた小萩。 カステラ食べたい。 他の和菓子もいかにも美味しそう。
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日本橋牡丹堂 菓子ばなし
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