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Posted by ブクログ
連作短編集。どの話も良かったです。
初秋 うさぎが跳ねるか、月見菓子
老夫婦の愛の話。妻が亡くなり夫が1人になり、ふさぎ込んでしまう。周りが心配するほどに。夫の心を開かせるようにと小萩が遣わされたけど…。
私、この話を読んで泣いてしまいました。
晩秋 留助の恋と栗蒸し羊羹
留助の恋の話。「なんだ、留助そういう相手いたんだ⁈」とびっくりしました。と同時に私は応援。
小萩、幹太、そして伊佐も2人に巻き込まれた感じで留助の恋が叶うようにおせっかいをしようとするけど…。
とにかく留助に幸せになってほしい‼︎その一心で読んでました。
初冬 若妻が夢見る五色生菓子
大おかみ、おかみ、若おかみのいざこざの話かと思ったけど、千草屋という仲がいい菓子屋と二十一屋の話かな?十手持ちが出てきたりしたけど、人情深い良い話でした。千草屋の人たちの優しさが身に染みます。
仲冬 秘めた想いの門前菓子
仲違いした母娘の話。お互い意地っ張りで素直になれない。残された時間はわずかなのに、どうなっちゃうんだろう?と少しハラハラしながら読んでました。
留助が地味に良いことというか鋭いことを言うので、留助の好感度が上がりました。
前にも書いたかもしれないけど、このシリーズ読むと和菓子を食べたくなります。
みたらし団子と柏餅を昨日買ってきたから、あとで食べようと思います。
Posted by ブクログ
日本橋牡丹堂シリーズ第三弾。牡丹堂での小萩の日々。
・初秋 うさぎが跳ねるか、月見菓子・・・女房を亡くした袋物屋の
ご隠居。小萩は茶話会のお菓子の希望を聞くために、
彼の元を訪れるのだが。想い出に添う菓子。月を愛でる菓子。
・晩秋 留助の恋と栗蒸し羊羹・・・お福の代わりに見世に出る小萩。
客あしらいに悩むのだが、留助の恋の行方も気にかかる。
・初冬 若妻が夢見る五色生菓子・・・祝い菓子の注文が二転三転。
苦慮する牡丹堂の面々。そして千草屋でも事件が起こる。
・仲冬 秘めた想いの門前菓子・・・千代吉と絶縁した娘の縁を
取り持つために、思い出の菓子を探す。託す手紙の想い。
この巻でのもう一人の主人公は千代吉姐さん。
見世のおかみのお福、小萩の母お時と縁がある彼女が最初の話に
登場、最後の話に再登場するまでの季節の進行と物語での構成。
家族の在り方を描く話が盛り込まれています。
2冊目は話がごちゃごちゃした印象でしたが、今回はすっきり。
小萩の学びも、きちんと姿を現してきました。
菓子作りに、菓子帖の記録、お福や弥兵衛から教わること。
留助やお文からも良い影響を受けています。
特に、見世での接客の大事さ。ほぉ、漢詩も勉強し始めたのね。
そして、幹太の成長ぶりが良かったなぁ。
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