中島久枝のレビュー一覧

  • ずんだと神様 一膳めし屋丸九(七)
    いつもご飯が美味しそう、魚が食べたくなる~
    孤独でいるのは寂しいけれどお栄さんのひとりが気楽で自分らしくいられると思う気持ち、何となく分かるな
    もへじに差をつけられ落ち込むも弱さを見せようとしなかった作太郎、お高さんはますます気になって仕方ない様子…次巻で関係は進展するのかしら
  • 一膳めし屋丸九
     大きな出来事はないけれど、昔から続く庶民の暮らしの一場面を見ているようで、癒される小説だった。
     家庭的なお料理の美味しさが伝わってくるし、旬のものが食べたくなる。お高ちゃんが、料理上手の素敵な女性で、親近感が湧く。素敵な男性と出会うのかな?今後の展開が楽しみ。
  • あたらしい朝~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(九)~
    202203/日本橋牡丹堂シリーズ第9弾。幸せな新展開で何より。特段好きなキャラはいないけど、ほんわかしてて楽しめるので次巻も期待。
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十三夜の巻
    シリーズ第5弾。

    上野広小路から湯島天神に至る坂にあるお宿<如月庵>を舞台にした人情噺。プロローグ、連作4話、エピローグという構成になっております。

    今回は<如月庵>の部屋係・お蕗の秘密・・・隠されていた過去と本性が明らかになります。
    第一夜(話)「姑の残した玉手箱」で、行き倒れていたところを助...続きを読む
  • ずんだと神様 一膳めし屋丸九(七)
     おこぜ、かさご、めばる、大好きですw。また、天ぷらに塩で日本酒を飲む。これも好みです(^-^) 中島久枝「ずんだと神様」、一膳めし屋丸九シリーズ№7、2022.4発行。常連さんがほっとする店、丸九。女将のお高30歳、手伝いのお栄49歳、お近17歳、この絶妙のトリオですw。
  • ずんだと神様 一膳めし屋丸九(七)
    七夕と黄色いそうめん/揚げ玉と母/かさごのひと睨み/
    ずんだと神様/とこぶしの見栄、鮑の意地

    レシピに「水まんじゅう」があった。今朝のテレビでも水まんじゅう取り上げていた。何だか不思議
  • ねぎ坊の天ぷら 一膳めし屋丸九(六)
    「(前略)そりゃあ、知らなかったとはいえ、まがい物を贈ったあたしが悪いですよ
    (中略)たかが髪飾りですよ。それがまがい物だったからって、あたしの気持ちもまがい物だったいうのはおかしいでしょ。

    真心だの誠意だの、そんなふうにかんざしにいろいろ背負わせたら、かんざしだって困るでしょうよ。」

    自分も、...続きを読む
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~
    和菓子好きなので手に取ってみました。
    お客さんが持ってきてくれた江戸の土産の和菓子にすっかり魅せられた小萩は、母親のつてを頼りに1年の期限付きで江戸の小さな和菓子店で住み込みで働くことを許される。
    不器用ながらも和菓子への愛がいっぱい。

    漠然とした和菓子への愛が、自分の進む道を少しずつ照らしてくれ...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    梅乃が如月庵で働き始めるまでがあっという間に話が進んでしまい、もうちょっと背景を厚く知りたかったなとは思ったものの、如月庵でのエピソードが面白く引き込まれた。とても美味しそうな料理の描写があるのもよい。生き別れになったお姉さんとの再会はシリーズの次の巻に続くのかと思いきや、再会までこぎつけたのは意外...続きを読む
  • あたらしい朝~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(九)~
    牡丹か萩か、祝い菓子/忘れがたみの大工道具/
    雲海の城と御留菓子/菓子で巡る旅の思い出

    やっと祝言を上げた小萩と伊佐。住むところも変わる小萩にとって新生活はどんなことになるのかな。
  • しあわせ大根 一膳めし屋丸九(五)
    煮物を作ろうとしていた所に、失礼な他店の料理人がやって来た
    大抵はプライド優先で大揉めか、大人な対応で華麗にスルー
    お高は後者だったけど

    注文者は彼らの物ではなく、父の味の煮物を所望してるのだからと
    改めて作って持って行こうとする所に驚いた

    揉めたくなくて最初スルーしたんじゃないの?
    相手の料理...続きを読む
  • あたらしい朝~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(九)~
    おめでとう!おめでとう!
    伊佐がまぁ丸くなって…まぁかわいい。
    長屋の人はちょっと面倒な人も多そうだけど、お寅さんみたいな人がいると(面倒だけど)安心かな。
    これからの小萩も楽しみ
  • ずんだと神様 一膳めし屋丸九(七)
    七夕飾りで客を迎えた一膳めし屋「丸九」。常連客の
    徳兵衛は、暑いからそうめんがいいと言う。お高が
    茹でたそうめんをうまそうに食べるが、お高の父・
    九蔵の「黄色いそうめん」をまた食べたいと言い…。
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~
    主人公は江戸時代の和菓子屋さんに奉公に出ている女の子。
    その周辺の人々との交流を通して日常を描く成長物語。
    これと言って大きな事件が起こるわけではなく、
    淡々と江戸の暮らしが描かれている。
    格別悪い人も出てこないので安心して読める。
    そして、読むたび和菓子が食べたくなる。
    和菓子にも上方下方が競い、...続きを読む
  • ひかる風~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)~
    202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読む
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~
    202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読む
  • あしたの星~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(八)~
    202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読む
  • かなたの雲~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(七)~
    202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読む
  • はじまりの空~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(六)~
    202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読む
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~
    202112/シリーズ全8巻まとめて。江戸の菓子屋が舞台というのも好みだし、読みやすく面白かった。主人公が、菓子に見せられ鎌倉で旅籠を営む実家を飛び出してきたわりには、菓子への情熱や職人としてのひたむきさがあまり感じられないのでそこは残念。でも職人らしい気難しさもありながら気のいい菓子屋の面々や、我...続きを読む