中島久枝のレビュー一覧

  • 白子の柚子釜 一膳めし屋丸九(四)

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     松江の夏すずき、江戸の寒すずき、とか。松江に居た時、耳にしなかったですがw。楷書で凛としたいい女お高29歳、恋心を失わないお栄48歳、そばかすの可愛いお近16歳、鉄壁のトリオで営む一膳めし屋丸九。とてもいい店です。飲み屋で女を相手に占い(手相)もどきをする男、現代だけでなく江戸でもいたんですねw。私はできませんがw。中島久枝さんの料理シリーズも第四巻に。名調子です! 「白子の柚子釜」、2020.10発行。

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    2021年03月05日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    黒船来航間もない時代を舞台にしたお江戸人情譚は他人に優しい市井の人々の息づかいが聞こえてくるようで、日々の人間関係に疲れてやさぐれた気分をじんわりとほぐしてくれました。お宿の奉公人たちの連携の鮮やかさも胸のすく思いでした。

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    2020年04月05日
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~

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    フードライターの中島久枝さん、そのお菓子に対する造詣の深さは、読売夕刊連載コラム「甘味主義」でもお馴染みですw。お菓子作りを縦糸に、江戸の人情を横糸に絡めた「それぞれの陽だまり」(2019.12)、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ第5弾、いよいよ佳境に入っています(^-^)

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    2019年12月29日
  • 浮世の豆腐 一膳めし屋丸九(二)

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    フードライター、読売新聞夕刊に「甘味主義」というコラムを連載、中島久枝さんの「浮世の豆腐」、一膳めし屋丸九シリーズ№2、2019.10発行、面白くないわけがありませんね(^-^) 今回も快調です。丸九おかみのお高29歳、両脇をベテランのお栄48歳と元気なお手伝いお近16歳が固めます。昨夜のかつお、さやと豆の間柄、浮世の豆腐、梅はその日の難のがれ の4話です。

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    2019年10月30日
  • 一膳めし屋丸九

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    中島久枝さん、フードライターとしての識見に、小説家としての切れ味が相まって、読み応え抜群の作品を次々と輩出されています。「一膳めし屋丸九」、2019.4発行、一所懸命の千住ねぎ、心惑わすふきのとう、浮かれたけのこ、意地っ張りの若鮎の4話。一膳めし屋「丸九」のおかみ、29歳のお高が切り盛りする人情時代小説、シリーズ化と思います。期待しています!

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    2019年08月12日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    大火事で唯一の肉親である姉が行方不明になってしまった梅乃。
    15歳だけど、江戸時代の15歳ってもう立派な大人なんだなぁ、と感心しきり。でも親が亡くなって、15歳で、いくら姉がしっかりものとはいえ、自分が奉公に出ていなかったのはなぜかな、とか無粋なことを考えてはいけません。
    なにしろポプラピュアフル文庫なのですから。
    多少の甘さは見ないふりをいたしましょう。

    そこを差し引いても、なかなか面白かったです。
    だからこそ、といえなくもないのですが、ひとまずめでたしのエンディング。

    そも如月庵とはなんぞや、隠された秘密はまったくもって解明されていません。続刊のつもり満々ですね。

    でもいいのです。

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    2019年07月06日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻

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    中島久枝 著「湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻」、2018.12発行、新米部屋係、梅乃16歳の眼を通したお客の物語、いい話4編です。読後感がとてもいいです。おからはきらずというけれど、母の味は小茄子の漬物、犬好きに悪人はいない、女の幸せは男次第?の4話。4番目の話は、藩内のゴタゴタの話とお銀、お浜の友情の話が別々に進行しやや複雑、藩内の話(切ないだけ)はないほうがいいと、私は思いました。

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    2019年05月12日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話

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    スピーディーに話が進んで行って、面白かったです。
    今ではすっかり定番のお菓子たちの黎明期に工夫しながら一生懸命作る職人たちの姿。
    まだ、冷蔵庫もなく氷も簡単には手に入らない時代に天候や時刻と闘いながら作るアイスクリン、腕がいたくなるほど混ぜ続けるメレンゲ、器具も満足に揃わず、あずきも高くてなかなか手に入らない状況の明治維新直後に作るお菓子たち。
    普段何気なく食べているお菓子たちも見直しました。
    登場人物たちの一生懸命さが楽しい一冊でした。

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    2015年10月19日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話<二>

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    一気読み!!
    日の出が西洋菓子に引かれるけど踏み出せずにいるところが、わかるけどイライラヤキモキした。
    そりゃあケーキやシュークリーム等バターや卵のたっぷり入った甘い香りに引かれ無い人はいないよね♪
    でもあくまでお飾りで 西洋菓子屋に居るより、自分の手で考え作って「美味しい!!」の声聞きたいよね!!
    そしてやっぱり日本人には米や醤油、豆がが無くちゃあねo(^o^)o
    登場人物のこれからが気になります♪
    続きが早く読みたい!!!!

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    2014年12月21日
  • ふるさとの海~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十一)~

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    未読巻が少なくなってきた
    現在発行されている本で完結なのか、そうで無いのか
    不安と期待が入り混じる
    技術もかなりになり、小萩家族はどうなっていくのだろう

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    2026年06月24日
  • にぎやかな星空~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十三)~

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    今回もとっても面白かった。最後の花絵の言葉は他の本でも出てくる言葉だなあって。結局何でもそこに辿り着くなあって。幸せかどうかはその人の心次第。どう物事を捉えるかもその人次第。進みたい道、なりたい姿がないと、きっとちょっとしたことでも崩れちゃうんだろうなあ。花絵さんが素敵に終わって良かった。小萩が妊娠したかどうかも気になる。早く次の巻が読みたい。

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    2026年06月18日
  • ひとひらの夢~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十二)~

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    ネタバレ

    今回も面白かった。人のためにお菓子を依頼するあたたかい心のやりとりが良かった。お茶会のお菓子も面白かった。幹太が活躍してる感じもしたけど、やっぱりお菓子屋さんとしては1人では成り立たない。今の牡丹堂は誰が欠けても良くない。須美さんもかっこよかったなあ。徹次さんと上手くおさまると良いなあ。

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    2026年06月15日
  • ふるさとの海~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十一)~

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    ネタバレ

    ほっこり心温まる話ばかりだった。幹太の跡取りとしての成長も素晴らしいし、伊佐が小萩の家族にあたたかく迎えられたのも良かった。松兵衛のその後も家族団結して仲良く頑張ってる風で安心感あって良かった。最後のお母さんへのお菓子2件とも家族愛を感じられて良かった。須美と徹次も結ばれてくれたら嬉しい。その前に幹太にお嫁が来るのか?

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    2026年06月11日
  • 菊花ひらく~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十)~

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    面白かった。小萩庵も順調だし、地道にお客さんを掴んでいっている感じで良い。伊佐とは順調そうだけど、今回は小萩の菓子職人としての成長が見られて良かった。この考える状態を何年も続けていったら、本当にお店を出せるくらいになりそう。楽しみ。

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    2026年06月09日
  • はじまりの空~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(六)~

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    新しく清吉が入り、でもその清吉はやはり勝代の差し金だった。人を脅して従わせて、そんな人間は本当に幸せではないと思う。勝代とはいつどんな決着を着けるのか楽しみ。

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    2026年05月25日
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~

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    ネタバレ

    面白かった。小萩が自分の案で菓子を考えて、それは他の菓子屋も真似したくなるような素敵なもので。なんだか嬉しかった。最後らへんに、小萩が考えることに一生懸命だった時に周りの職人が頼っていいって言ってくれたのもこっちも泣きそうになった。ハゼの侍さんにも新しいことを始めて周りが自然と付いてくるなんて言ってくれて、将来や菓子職人として悩んでた小萩の背中をあたたかく押してくれて嬉しかった。これから小萩がどんな風に変わって行くのか楽しみ。

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    2026年05月21日
  • おでかけ料理人 涙のあとには甘いものを

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    味噌汁は昔も今も日本食として変わらずおいしい汁物、おかねさんの「煮物屋」を手伝いながら「お出かけ料理人」と2つの仕事で頑張っている。料理の持つ力は人の心を動かす。幼なじみの拓馬と出会い昔を思い出す。誰もそれぞれ事情があるその中で幸せを見つけるしかない、おばあちゃま.それに周りの人たちの関わり、楽しみの1冊である。

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    2026年05月17日
  • ひかる風~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)~

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    ネタバレ

    今回も面白かった。勝代という、吉原遊廓の大店の主人が人が嫌がることをする。自分が不幸せだと周りに対しても、自分のように不幸せになってほしいと望むんだなあって。吉原遊廓に売られて来た子ども時代。可哀想は可哀想。今の時代は奴隷制度や奴婢もないから良いけど、だけどそれでも酷い親も居るし、殺人も何でも起きてる。自分が周りにどんなに恵まれてるか考えさせられるなあ。親を選べるわけでも育つ環境も選べるわけじゃない。そんな中でどう幸せを見つけて行くのか…十二国記で幸せか不幸せかは自分の心のあり方ってあったけど、どんな環境下でも幸せの気持ちを持ち続けるのは普通の人が出来ることじゃないんじゃないかなあって。いろん

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    2026年05月16日
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~

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    なかなかに面白かった。何か大きな出来事が起こるわけじゃない日常ものだけど、いろんな登場人物が居て、それぞれに出来事があるから飽きない。小萩が堂成長するのか、職人になるのか楽しみ。

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    2026年05月11日
  • ふたたびの虹~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(三)~

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    連作短編集。どの話も良かったです。

    初秋 うさぎが跳ねるか、月見菓子
    老夫婦の愛の話。妻が亡くなり夫が1人になり、ふさぎ込んでしまう。周りが心配するほどに。夫の心を開かせるようにと小萩が遣わされたけど…。
    私、この話を読んで泣いてしまいました。

    晩秋 留助の恋と栗蒸し羊羹
    留助の恋の話。「なんだ、留助そういう相手いたんだ⁈」とびっくりしました。と同時に私は応援。
    小萩、幹太、そして伊佐も2人に巻き込まれた感じで留助の恋が叶うようにおせっかいをしようとするけど…。
    とにかく留助に幸せになってほしい‼︎その一心で読んでました。

    初冬 若妻が夢見る五色生菓子
    大おかみ、おかみ、若おかみのいざこ

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    2026年05月06日