中島久枝のレビュー一覧
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大火事で唯一の肉親である姉が行方不明になってしまった梅乃。
15歳だけど、江戸時代の15歳ってもう立派な大人なんだなぁ、と感心しきり。でも親が亡くなって、15歳で、いくら姉がしっかりものとはいえ、自分が奉公に出ていなかったのはなぜかな、とか無粋なことを考えてはいけません。
なにしろポプラピュアフル文庫なのですから。
多少の甘さは見ないふりをいたしましょう。
そこを差し引いても、なかなか面白かったです。
だからこそ、といえなくもないのですが、ひとまずめでたしのエンディング。
そも如月庵とはなんぞや、隠された秘密はまったくもって解明されていません。続刊のつもり満々ですね。
でもいいのです。
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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
主人公・佐菜(16歳)は日本橋の老舗の帯屋、三益屋の娘。
だが小さい頃に母を亡くし、教養高く美しい祖母(66歳)と二人で、
室町の隠居所で暮らしていた。
ところがある日突然、この箱入りコンビは世間の荒波に放り出され――
借家に移り、おばあさまは手習いの塾を開いてみるも、お品のいい塾に
子供は集まらない。次第にお金が無くなり、辛そうになる祖母を見て、
これまでのんびり内気なまま生きてきた佐菜は、自分を奮い立たせる。
女中から教わっていた京料理の腕前を武器に、「出張料理人」を始めることに
なったがーー庶民の事情に疎いが豊かな知識で佐菜を助けてくれるおばあさまの -
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佐菜さんのおでかけ料理人日記。
第1話 米沢からきた染物屋の一家、夫婦と4人の子供の一家から出張仕出しを頼まれる。米沢の鯉のうま煮やだしを作って喜ばれる。
第2話 甚五郎が天ぷらにする魚を釣ってきた。穴子が取れたので、穴子寿司を作ることにする。
第3話 近くに棲む質屋の隠居、邦子ばあちゃんはみんなの嫌われ者。実は佐菜の祖母の幼馴染だった。佐菜は邦子のもとに行って、桜エビと葱のかき揚げの作り方を学ぶ。
第4話 囃子方の宗家、石山家の専太郎はへなちょこだったが、武家の仲間たちとともに大人になるための準備をしている。
第5話 石山家で謡の発表会が重陽の節句の日にあるという。佐菜は菊づくしの