中島久枝のレビュー一覧

  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~

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    フードライターの中島久枝さん、そのお菓子に対する造詣の深さは、読売夕刊連載コラム「甘味主義」でもお馴染みですw。お菓子作りを縦糸に、江戸の人情を横糸に絡めた「それぞれの陽だまり」(2019.12)、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ第5弾、いよいよ佳境に入っています(^-^)

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    2019年12月29日
  • 浮世の豆腐 一膳めし屋丸九(二)

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    フードライター、読売新聞夕刊に「甘味主義」というコラムを連載、中島久枝さんの「浮世の豆腐」、一膳めし屋丸九シリーズ№2、2019.10発行、面白くないわけがありませんね(^-^) 今回も快調です。丸九おかみのお高29歳、両脇をベテランのお栄48歳と元気なお手伝いお近16歳が固めます。昨夜のかつお、さやと豆の間柄、浮世の豆腐、梅はその日の難のがれ の4話です。

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    2019年10月30日
  • 一膳めし屋丸九

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    中島久枝さん、フードライターとしての識見に、小説家としての切れ味が相まって、読み応え抜群の作品を次々と輩出されています。「一膳めし屋丸九」、2019.4発行、一所懸命の千住ねぎ、心惑わすふきのとう、浮かれたけのこ、意地っ張りの若鮎の4話。一膳めし屋「丸九」のおかみ、29歳のお高が切り盛りする人情時代小説、シリーズ化と思います。期待しています!

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    2019年08月12日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    大火事で唯一の肉親である姉が行方不明になってしまった梅乃。
    15歳だけど、江戸時代の15歳ってもう立派な大人なんだなぁ、と感心しきり。でも親が亡くなって、15歳で、いくら姉がしっかりものとはいえ、自分が奉公に出ていなかったのはなぜかな、とか無粋なことを考えてはいけません。
    なにしろポプラピュアフル文庫なのですから。
    多少の甘さは見ないふりをいたしましょう。

    そこを差し引いても、なかなか面白かったです。
    だからこそ、といえなくもないのですが、ひとまずめでたしのエンディング。

    そも如月庵とはなんぞや、隠された秘密はまったくもって解明されていません。続刊のつもり満々ですね。

    でもいいのです。

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    2019年07月06日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻

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    中島久枝 著「湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻」、2018.12発行、新米部屋係、梅乃16歳の眼を通したお客の物語、いい話4編です。読後感がとてもいいです。おからはきらずというけれど、母の味は小茄子の漬物、犬好きに悪人はいない、女の幸せは男次第?の4話。4番目の話は、藩内のゴタゴタの話とお銀、お浜の友情の話が別々に進行しやや複雑、藩内の話(切ないだけ)はないほうがいいと、私は思いました。

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    2019年05月12日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話

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    スピーディーに話が進んで行って、面白かったです。
    今ではすっかり定番のお菓子たちの黎明期に工夫しながら一生懸命作る職人たちの姿。
    まだ、冷蔵庫もなく氷も簡単には手に入らない時代に天候や時刻と闘いながら作るアイスクリン、腕がいたくなるほど混ぜ続けるメレンゲ、器具も満足に揃わず、あずきも高くてなかなか手に入らない状況の明治維新直後に作るお菓子たち。
    普段何気なく食べているお菓子たちも見直しました。
    登場人物たちの一生懸命さが楽しい一冊でした。

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    2015年10月19日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話<二>

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    一気読み!!
    日の出が西洋菓子に引かれるけど踏み出せずにいるところが、わかるけどイライラヤキモキした。
    そりゃあケーキやシュークリーム等バターや卵のたっぷり入った甘い香りに引かれ無い人はいないよね♪
    でもあくまでお飾りで 西洋菓子屋に居るより、自分の手で考え作って「美味しい!!」の声聞きたいよね!!
    そしてやっぱり日本人には米や醤油、豆がが無くちゃあねo(^o^)o
    登場人物のこれからが気になります♪
    続きが早く読みたい!!!!

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    2014年12月21日
  • おでかけ料理人 涙のあとには甘いものを

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    人には迷惑をかけない。
    それが出来るときは、そうする。出来なくなったら、だれかに頼む。
    お互い様だよ。
    助け合わないとやってられないんだよ。

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    2026年02月14日
  • おでかけ料理人 おいしいもので心をひらく

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    内容(ブックデータベースより)

    教養高いが世間知らずのおばあさまと、
    料理のセンス抜群だが内気な16歳の孫娘。
    実家の老舗帯屋「三益屋」の倒産と共に世の荒波に放り出されたコンビが、
    「出張料理」に奮闘する!
    ほっこり美味しい書下ろしシリーズ第三弾!

    「れんこんの料理をお願いします」三人の若者からの真剣な頼みを
    引き受けた佐菜。ところがそれは、郷里から訪ねてくる父親を騙す
    ためと知ったおばあさまに大反対される。
    酢ばす、芝えびの蓮根はさみ揚げ、そして…
    心をこめた料理が人を繋ぎ、出張料理を通して
    佐菜も大きく成長する――

    令和8年2月11日~12日

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    2026年02月12日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    何気なく手に取って読んでみた本 お宿如月庵には色んなお客さんが来るし、色んな物語がある。仲居さんになった梅乃や他働いているメンバーにも色んな過去があってこの後の展開がとても楽しみです! 衣更着(2月は1年の中でいちばん寒くて、衣を重ねて着ること きさらぎ それが如月と漢字があてがわれて変化していった)お松さんの如月庵の由来を聞いて勉強になりました(*^^*)

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    2026年02月03日
  • おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語

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    内容(ブックデータベースより)

    主人公・佐菜(16歳)は日本橋の老舗の帯屋、三益屋の娘。
    だが小さい頃に母を亡くし、教養高く美しい祖母(66歳)と二人で、
    室町の隠居所で暮らしていた。
    ところがある日突然、この箱入りコンビは世間の荒波に放り出され――

    借家に移り、おばあさまは手習いの塾を開いてみるも、お品のいい塾に
    子供は集まらない。次第にお金が無くなり、辛そうになる祖母を見て、
    これまでのんびり内気なまま生きてきた佐菜は、自分を奮い立たせる。

    女中から教わっていた京料理の腕前を武器に、「出張料理人」を始めることに
    なったがーー庶民の事情に疎いが豊かな知識で佐菜を助けてくれるおばあさまの

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    2026年01月06日
  • おでかけ料理人 ふるさとの味で元気になる

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    佐菜さんのおでかけ料理人日記。

    第1話 米沢からきた染物屋の一家、夫婦と4人の子供の一家から出張仕出しを頼まれる。米沢の鯉のうま煮やだしを作って喜ばれる。

    第2話 甚五郎が天ぷらにする魚を釣ってきた。穴子が取れたので、穴子寿司を作ることにする。

    第3話 近くに棲む質屋の隠居、邦子ばあちゃんはみんなの嫌われ者。実は佐菜の祖母の幼馴染だった。佐菜は邦子のもとに行って、桜エビと葱のかき揚げの作り方を学ぶ。

    第4話 囃子方の宗家、石山家の専太郎はへなちょこだったが、武家の仲間たちとともに大人になるための準備をしている。

    第5話 石山家で謡の発表会が重陽の節句の日にあるという。佐菜は菊づくしの

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    2025年12月15日
  • 名残の柿 新・一膳めし屋丸九

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    育ってきた環境が人をつくる。だから人が何を基準に何を選ぶかは人それぞれだ。違っていてあたりまえ。

    お高と作太郎もそうだ。

    そして伍一と初花。

    越後の片田舎の貧しい農家の出の伍一。 父親に 母親や弟とともに暴力をふるわれ終いには十歳で花街に売られた初花。
    伍一と初花は何をどう選ぶのか…。

    伍一と母親の話は少し辛かった。作太郎のいうことはもっともだ。 でも伍一の選択も解る。可愛い伍一ちゃんが忍びない…。


    頂き物の柿がたくさんだ。私も“柿なます”を作ってみよう。


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    2025年11月30日
  • しあわせガレット

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    ガレットとゴーギャンの導き。
    美味しそうなガレットと、時にクレープとそれを食す人々。人間模様は色々あるし、悩みはその人のものだけど、背中を押してくれる人や言葉があるだけで変われるものがある。
    派手さはないが、じんわりやさしくなれる本。

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    2025年10月07日
  • おでかけ料理人 小豆の甘酒は魔法のひとさじ

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    揚げ出し卵 割れて黄身が流れ出す
    辛い大根も べったら漬け で甘くなる
    華やかな九十九里の 祭りずし
    父の思い出 あさりの 深川鍋
    心を強くする 小豆の甘酒

    佐菜の優しさというか弱さみたいなものが
    共感を呼んだり助けてくれたりするきっかけになってるのかなと感じる
    いろんな事があって、少しは強さが生まれたかな……

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    2025年09月24日
  • しあわせガレット

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    自分に自信を持つことが苦手な?詩葉(ことは)さん
    新しい事に一歩を踏み出すのを躊躇しまくる感じの彼女がなぜか粘って雇ってもらったのは……

    心から望めば道は開けるの見本のような展開に、久しぶりにこの先を読みたくなった♡

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    2025年07月27日
  • しあわせガレット

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    ガレットと白ワインを今すぐに頂きたい。

    より良くなるように、より良くするように努力して少しずつ前に進む登場人物達が良い。
    居心地が悪い時があっても少しずつ折り合いをつけながら、自分の機嫌は自分でとるしかない。

    人を押し退けて自分の居場所を確保するのではなく、周りにも迷惑にならない配慮もしつつゆるく長くやっていく というような優しいスタイルが好きだ。

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    2025年07月23日
  • しあわせガレット

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    軽く読めそうに思えたけど、思ったよりパワフルなメッセージが込められているようで清々しく読み終えた。
    自信たっぷりに生きているように見える人でも、誰もが皆、どこかで居心地の悪さを感じているものなのかもしれない。「無神経な人になるよりいいじゃないの」「少しぐらい損をしても今のあたしでいたい」と話す多鶴さんと白井さんがかっこいい。

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    2025年07月13日
  • しあわせガレット

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    ガレットが美味しそうで、お店で食べたいなぁって思う小説だった。
    ほっとできる居場所が、誰にでもあるといい。自分で立ってる人も、みんな悲しい思い出があったりして、だけど一生懸命頑張ったら、後で笑って話せるって今日言われて、何となくそういうことをしみじみ思った。

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    2025年07月08日
  • おでかけ料理人 おいしいもので心をひらく

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    誰もが一つや二つは苦労があり、欲しいものがなんでも揃ってたり、平凡な暮らしが送れるわけではないけれど、仕事を好きになり楽しむくらいになると毎日が充実してきます。喜んでもらえる食事を料理する事に真摯に取り組む主人公の姿と取り巻く人たちの前向きで優しさに癒されました。所々に行き方のヒントになる事が書かれていてこれは頂いて参考にします。
     特に料理が素朴な手料理ばかりで参考になりました。

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    2025年06月23日