中島久枝のレビュー一覧
-
もへじが成功していくなかで、作太郎は…。お高は作太郎のために行動するけど、弱気。なんかイライラする。女性が男性を引っ張っていく関係になってる。
七夕、そうめん、枝豆とか季節が今の時期だから、清涼感があった。
料理上手は武器だわって思う。
美味しそうな料理に魅了される。Posted by ブクログ -
「瓜に爪あり」がおもしろかった。
お近ちゃんの「おかみさんになりたい」っていうプロポーズが衝撃的で夢を見てしまった。某俳優と腕を組んで歩いてて、私が結婚してって告白する夢。お近ちゃんの真っ直ぐさに影響された!
「わさびの憂鬱」はわさびの大食いなんて、この時代にあったのかな?でも面白かった。お高さん...続きを読むPosted by ブクログ -
Audibleで。最後伊佐のお母さんいい人になりすぎでは。。小萩を蹴り上げて石まで投げつけるような人ではなかったか。とは思いつつ涙目で聞き終わった。次巻の配信が23/6/9なので、その前に電子書籍で読むかも。Posted by ブクログ
-
時は明治2年。老舗和菓子屋の娘・日乃出は、父の遺した掛け軸を取り戻すため、百両を貯めることに。菓子作りの腕はからっきしの勝次と純也が働く、客が誰も来ない寂れた菓子屋・浜風屋Posted by ブクログ
-
文太郎を諭すお蔦さんが気風が良くて、スカっとする。浜木綿子さんのイメージで読んだ。
お栄の友人おりきの恋愛話も面白かった。「あんたの幸せは、そこにはないんだよ。それぐらい、わかるだろ」って、クールに言うお栄さんが好き。
お煮〆消失事件は作太郎とおりょう関係で、お高につながる事件でもある。草介も魅...続きを読むPosted by ブクログ -
時代物ってあまり読まないけど、この著者の作品は読みやすくて好き。
読み始めたきっかけは和菓子が好きだったから。
他の作品も読んでるし、この牡丹堂ももう10冊目。
さらっと読めるけど、なにか心に刺さるときがあって。
今回タイトルにもなっている菊花ひらくの話の最後、
真面目に努力した人間が報われて、嘘...続きを読むPosted by ブクログ -
安定的な面白さ。お高さん、お栄さん、お近ちゃんの三人の距離感がちょうど良くて、三人のお出掛けは楽しそう。静かにハマっている時代小説。
夜中や明け方目覚めた時に少し読んで江戸時代へ旅して、また寝る。
温かい人情話だから癒される。Posted by ブクログ -
初めて読んだ時代小説だが、堅苦しくなくて気軽にスラスラと読めて良かった。
宿泊客の事情に梅乃が首を突っ込んでしまう気持ちも分かるし、応援したくなってしまう。
出てくるお料理も美味しそうで良いお宿。
今後の梅乃の成長や、秘密を隠し持った宿が気になる。続編も読んでみたい。Posted by ブクログ -
秋さばと鯖とら/むかごとため息/
あさり飯と涅槃図/匂い松茸、味しめじ
それぞれの気持ちが絡み合ったり解けたり。人の気持ちは難しい。すこしずつ変わる毎日を穏やかに過ごしていけるといいのだけれど。Posted by ブクログ -
プロローグ/源太郎、母に会う/朝顔の種とねずみ講/
豪傑現る/お殿様のかすていら/えぴろーぐ
梅乃の母の亡くなったわけが……
源太郎の母の思いは……
過去を知りつつ明日を想えるのがいいですねPosted by ブクログ -
異国の風にときめく甘さ/帰らぬ人と月見菓子/
重陽の節句に菊の香を/火の用心と亥の子餅
おいしいお菓子をごちそうさまでした
人と人のつながりを暖かく思える牡丹堂界隈が大好きですPosted by ブクログ -
ほのぼの、のんびりした話。
過去に読んだようだが、まったく気付かずに最後まで読んでいた。読んだことが記憶になかった。
登場するお菓子の描写が良くて、読みながら甘いあんこを味わいたくなる。
続きも見かけたら読もうと思う。Posted by ブクログ -
日本橋牡丹堂シリーズ第九弾。
伊佐との祝言を経て、小萩は新しい生活へ。菓子への想いもまた。
牡丹か萩か、祝い菓子・・・祝言と新居の準備に力を尽くす。
そんな皆の気持ちを大事にしたい。菓子は二人を繋ぐ縁。
忘れがたみの大工道具・・・初めての長屋生活に慣れてきた頃、
伊佐が貰った亡き大工の形...続きを読むPosted by ブクログ -
p.27 七歳の六歳の息子
p.101 お稲さんと二人で→お定さんの間違い
お蕗の秘密にまつわる巻。
時々胸の痛いところをつかれる良い人情物。Posted by ブクログ -
男と女の考え方の違い、つれあいを突然に亡くす寂しさ、もへじのもう一つの顔、食べ物で遊ぶことに対する憤り悲しみ。
草介には飾らない自分を見せられる。作太郎には良いところを見てほしいと無理をする。お高さんはどっちと添うのが良いのか。
Posted by ブクログ -
登場する皆の過去が色々と明らかになり、恋模様とともに人となりが深く掘り下げられた巻だった。
「らっきょうの皮をむく猿」の気持ち、という表現が面白かった。Posted by ブクログ -
腹の立つような話が沢山で、スッキリしたくてどんどん読んでしまった。読んでいてイライラすることもあるけれど、うまく出来すぎた人情話より現実に近いのかも。Posted by ブクログ
-
プロローグ 第一夜 姑の残した玉手箱
第二夜 酢いかの災い 第三夜 鴻鵠の志
第四夜 富士を仰ぐ村 エピローグ
いろいろある江戸のお宿です。ちょっと怖いようなこともありますが一度お世話になってみたいものですねPosted by ブクログ -
フードライター、特に甘味には滅法強い中島久枝さんの好調シリーズ、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ№8、「あしたの星」、2021.8発行。鎌倉からお菓子作りを学びたくて日本橋牡丹堂にやってきた小萩、間もなく19歳に。牡丹堂で修業して3年、小萩庵の看板をいただくまでに。そして今回は、同じ菓子職人の伊佐2...続きを読むPosted by ブクログ