中島久枝のレビュー一覧

  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    黒船来航間もない時代を舞台にしたお江戸人情譚は他人に優しい市井の人々の息づかいが聞こえてくるようで、日々の人間関係に疲れてやさぐれた気分をじんわりとほぐしてくれました。お宿の奉公人たちの連携の鮮やかさも胸のすく思いでした。

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    2020年04月05日
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~

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    フードライターの中島久枝さん、そのお菓子に対する造詣の深さは、読売夕刊連載コラム「甘味主義」でもお馴染みですw。お菓子作りを縦糸に、江戸の人情を横糸に絡めた「それぞれの陽だまり」(2019.12)、日本橋牡丹堂菓子ばなしシリーズ第5弾、いよいよ佳境に入っています(^-^)

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    2019年12月29日
  • 浮世の豆腐 一膳めし屋丸九(二)

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    フードライター、読売新聞夕刊に「甘味主義」というコラムを連載、中島久枝さんの「浮世の豆腐」、一膳めし屋丸九シリーズ№2、2019.10発行、面白くないわけがありませんね(^-^) 今回も快調です。丸九おかみのお高29歳、両脇をベテランのお栄48歳と元気なお手伝いお近16歳が固めます。昨夜のかつお、さやと豆の間柄、浮世の豆腐、梅はその日の難のがれ の4話です。

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    2019年10月30日
  • 一膳めし屋丸九

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    中島久枝さん、フードライターとしての識見に、小説家としての切れ味が相まって、読み応え抜群の作品を次々と輩出されています。「一膳めし屋丸九」、2019.4発行、一所懸命の千住ねぎ、心惑わすふきのとう、浮かれたけのこ、意地っ張りの若鮎の4話。一膳めし屋「丸九」のおかみ、29歳のお高が切り盛りする人情時代小説、シリーズ化と思います。期待しています!

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    2019年08月12日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    大火事で唯一の肉親である姉が行方不明になってしまった梅乃。
    15歳だけど、江戸時代の15歳ってもう立派な大人なんだなぁ、と感心しきり。でも親が亡くなって、15歳で、いくら姉がしっかりものとはいえ、自分が奉公に出ていなかったのはなぜかな、とか無粋なことを考えてはいけません。
    なにしろポプラピュアフル文庫なのですから。
    多少の甘さは見ないふりをいたしましょう。

    そこを差し引いても、なかなか面白かったです。
    だからこそ、といえなくもないのですが、ひとまずめでたしのエンディング。

    そも如月庵とはなんぞや、隠された秘密はまったくもって解明されていません。続刊のつもり満々ですね。

    でもいいのです。

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    2019年07月06日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻

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    中島久枝 著「湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻」、2018.12発行、新米部屋係、梅乃16歳の眼を通したお客の物語、いい話4編です。読後感がとてもいいです。おからはきらずというけれど、母の味は小茄子の漬物、犬好きに悪人はいない、女の幸せは男次第?の4話。4番目の話は、藩内のゴタゴタの話とお銀、お浜の友情の話が別々に進行しやや複雑、藩内の話(切ないだけ)はないほうがいいと、私は思いました。

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    2019年05月12日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話

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    スピーディーに話が進んで行って、面白かったです。
    今ではすっかり定番のお菓子たちの黎明期に工夫しながら一生懸命作る職人たちの姿。
    まだ、冷蔵庫もなく氷も簡単には手に入らない時代に天候や時刻と闘いながら作るアイスクリン、腕がいたくなるほど混ぜ続けるメレンゲ、器具も満足に揃わず、あずきも高くてなかなか手に入らない状況の明治維新直後に作るお菓子たち。
    普段何気なく食べているお菓子たちも見直しました。
    登場人物たちの一生懸命さが楽しい一冊でした。

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    2015年10月19日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話<二>

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    一気読み!!
    日の出が西洋菓子に引かれるけど踏み出せずにいるところが、わかるけどイライラヤキモキした。
    そりゃあケーキやシュークリーム等バターや卵のたっぷり入った甘い香りに引かれ無い人はいないよね♪
    でもあくまでお飾りで 西洋菓子屋に居るより、自分の手で考え作って「美味しい!!」の声聞きたいよね!!
    そしてやっぱり日本人には米や醤油、豆がが無くちゃあねo(^o^)o
    登場人物のこれからが気になります♪
    続きが早く読みたい!!!!

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    2014年12月21日
  • おでかけ料理人 涙のあとには甘いものを

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    味噌汁は昔も今も日本食として変わらずおいしい汁物、おかねさんの「煮物屋」を手伝いながら「お出かけ料理人」と2つの仕事で頑張っている。料理の持つ力は人の心を動かす。幼なじみの拓馬と出会い昔を思い出す。誰もそれぞれ事情があるその中で幸せを見つけるしかない、おばあちゃま.それに周りの人たちの関わり、楽しみの1冊である。

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    2026年05月17日
  • ひかる風~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)~

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    ネタバレ

    今回も面白かった。勝代という、吉原遊廓の大店の主人が人が嫌がることをする。自分が不幸せだと周りに対しても、自分のように不幸せになってほしいと望むんだなあって。吉原遊廓に売られて来た子ども時代。可哀想は可哀想。今の時代は奴隷制度や奴婢もないから良いけど、だけどそれでも酷い親も居るし、殺人も何でも起きてる。自分が周りにどんなに恵まれてるか考えさせられるなあ。親を選べるわけでも育つ環境も選べるわけじゃない。そんな中でどう幸せを見つけて行くのか…十二国記で幸せか不幸せかは自分の心のあり方ってあったけど、どんな環境下でも幸せの気持ちを持ち続けるのは普通の人が出来ることじゃないんじゃないかなあって。いろん

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    2026年05月16日
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~

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    なかなかに面白かった。何か大きな出来事が起こるわけじゃない日常ものだけど、いろんな登場人物が居て、それぞれに出来事があるから飽きない。小萩が堂成長するのか、職人になるのか楽しみ。

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    2026年05月11日
  • ふたたびの虹~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(三)~

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    連作短編集。どの話も良かったです。

    初秋 うさぎが跳ねるか、月見菓子
    老夫婦の愛の話。妻が亡くなり夫が1人になり、ふさぎ込んでしまう。周りが心配するほどに。夫の心を開かせるようにと小萩が遣わされたけど…。
    私、この話を読んで泣いてしまいました。

    晩秋 留助の恋と栗蒸し羊羹
    留助の恋の話。「なんだ、留助そういう相手いたんだ⁈」とびっくりしました。と同時に私は応援。
    小萩、幹太、そして伊佐も2人に巻き込まれた感じで留助の恋が叶うようにおせっかいをしようとするけど…。
    とにかく留助に幸せになってほしい‼︎その一心で読んでました。

    初冬 若妻が夢見る五色生菓子
    大おかみ、おかみ、若おかみのいざこ

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    2026年05月06日
  • おでかけ料理人 涙のあとには甘いものを

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    味噌汁 は平凡だけどそれがいい/姑との約束 ほろ苦い ふき味噌/地獄めぐりの 怖い飯/絵師と猫さまと 握り飯/六条御息所と えび天

    おでかけ料理 五種 と
    いろいろ絡む佐菜の周りの人たち等々

    日々の料理は少しずつ
    手を抜いている気がしてきた
    面倒くさいことは苦手な自分が 
    ごめんなさい という気になる
    佐菜さんはそんな事ないんだろうな

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    2026年04月26日
  • おでかけ料理人 小豆の甘酒は魔法のひとさじ

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    内容(ブックデータベースより)

    教養高く美しい、が世間知らずのおばあさまと、
    料理のセンスは抜群だが内気な16歳の孫娘・佐菜。
    実家の老舗帯屋「三益屋」の倒産と共に世の荒波に放り出されたコンビが、
    「出張料理」を仕事に奮闘する大好評シリーズの4冊目。

    佐菜がはじめた出張料理も回数を重ねるごとにうまくいくようになり、
    居酒屋店主から「売れる料理」レシピの提案まで頼まれることになった。
    佐菜が考えた、多めの油で卵を揚げ焼きし、だしに浮かべた
    「とろとろ揚げだし玉子」はおいしいと評判になり、ひとに
    感謝される成功体験を経て自信をつける佐菜。ところが、
    じつは陰で悪い噂を流され、それが広まっている

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    2026年04月23日
  • おでかけ料理人 涙のあとには甘いものを

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    ネタバレ

    面白かった。佐菜の過去の幼なじみ、嫌がらせ…。佐菜の料理の腕前が上がってるのも素晴らしい。読んでいてほっこりする。お嫁の話もあったけど、次巻以降に佐菜の恋愛が始まるのかな…?

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    2026年04月07日
  • おでかけ料理人 小豆の甘酒は魔法のひとさじ

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    やっぱり面白い。主人公が世間で学んでること、おでかけ料理人として学んでいる、成長していることが自分も一緒に学ばせてもらっている。一話一話も読みやすい長さで、あたたかくなごやか。

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    2026年04月02日
  • おでかけ料理人 ふるさとの味で元気になる

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    あたたかいお話。佐菜がこんなに自己主張をして、おばあさんに意見が言える、周りに言えるとは。誰かに引っかかるようなことを言われても、自分でポジティブ変換して前を向いて今できることをするのがすごいと思う。人の言葉がずっと頭に残ったり、何であんなこと言われないといけないんだろうとか考えてしまうのに、佐菜は前を向いてスッキリしてる。確かに、人に嫌なこと言う人自身はきっと、笑顔だし、自分の生きたいようにしてるし、深く眠ってるかもしれない。そんな感じの人に自分の時間を使うのはもったいない。他のもっと大切なことに時間を使った方が断然良い。そんなことに気づかせてくれる佐菜だなあって思った。これからの成長も楽し

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    2026年03月19日
  • おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語

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    面白かった。お嬢様だったおっとりとしてる佐菜が少しずつ自分の自我を出していき、世間も学び。おでかけ料理人がこれからどんな成長を遂げるのか楽しみ。少しおばあさんが心配だけど。

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    2026年03月17日
  • おでかけ料理人 涙のあとには甘いものを

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    人には迷惑をかけない。
    それが出来るときは、そうする。出来なくなったら、だれかに頼む。
    お互い様だよ。
    助け合わないとやってられないんだよ。

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    2026年02月14日
  • おでかけ料理人 おいしいもので心をひらく

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    内容(ブックデータベースより)

    教養高いが世間知らずのおばあさまと、
    料理のセンス抜群だが内気な16歳の孫娘。
    実家の老舗帯屋「三益屋」の倒産と共に世の荒波に放り出されたコンビが、
    「出張料理」に奮闘する!
    ほっこり美味しい書下ろしシリーズ第三弾!

    「れんこんの料理をお願いします」三人の若者からの真剣な頼みを
    引き受けた佐菜。ところがそれは、郷里から訪ねてくる父親を騙す
    ためと知ったおばあさまに大反対される。
    酢ばす、芝えびの蓮根はさみ揚げ、そして…
    心をこめた料理が人を繋ぎ、出張料理を通して
    佐菜も大きく成長する――

    令和8年2月11日~12日

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    2026年02月12日